ここ10年ほど、大晦日は落合にある蕎麦屋「山商」で年越し蕎麦を肴に一杯やるのが恒例の行事になっています。
昼どきを外して行っても毎回行列。寒い中並んでいると八海山の生酒が振る舞われます。それも楽しみだったのですが、コロナ禍のせいで去年から廃止。それに今日はいつもよりも遅めに行ったせいか、タイミングが良かったようで並ばずにすんなり入店。お気に入りの二階席に案内されて嬉しかった。大晦日は何故かビールや焼酎ではなく日本酒。今日は久保田の千寿を冷で1合。
メニューを見たらお気に入りだった鳥わさが無くなっていた。ただでさえ大晦日仕様で品数が少なめなのに残念!仕方なく、にしんのうま煮ともつ煮込みを注文。
蕎麦屋さんだけあってにしんの仕上げは絶品。これを蕎麦に乗せればしにんそばになるね。普段煮魚はあまり口にしないのですが、コレは日本酒に合うので大晦日のお楽しみの逸品。
もつ煮込みの味も絶妙で、敢えてもつの癖や臭みを残しつつ上品な味に仕上げているのが酒に合う!やはり、温かいアテはホッとします。
蕎麦は毎年同じでせいろの二枚重ね。冬でも蕎麦は冷たい方が好き。どうも汁に浸った蕎麦ってのは風情が感じられず、さらに伸びるので敬遠してしまいます。
妻は車海老天そばを頼んだのに、来たのは普通の天ぷらそばだった…作り直して貰って良かったのだが、それも申し訳ないのでコレを頂きました。明らかに海老の迫力が違います。
そして、山商の向かいにある銭湯「松本湯」に寄って帰宅。松本湯は今年の8月にリニューアルされ外観も中も刷新されました。同じく地元の銭湯「健康浴泉」も昨年末にリニューアルしましたが、昨今古い銭湯って閉鎖か改装で存続するかの二択な時期なんですかね。現に松本湯からほど近い「梅の湯」が閉店したばかりです。
大晦日だからか銭湯は超満員で、サウナを使いたい人は番号札を受け取り、順番待ちで風呂にも入れずに呼ばれるまで待合室で待機でした。驚いた。