ヴァンフォーレ甲府本日試合があります。2024年明治安田J2リーグ第5節ホーム山梨県甲府市のJITリサイクルインクスタジアムにていわきFC戦です（14時キックオフ）。
◇中継情報◇
DAZN
YBSラジオ
◇試合会場周辺の天気情報◇
tenki.jp 3月20日 6:00発表
JITリサイクルインクスタジアム（山梨県）
晴れ☀時々雨☔
最高気温：12℃ 最低気温：1℃
降水確率
6時～12時：50％
12時～18時：50％
18時～24時：0％
↑
大気の状態が不安定な一日。冷たい北風が強く吹くようなので厚手のコートなどで体を守り、シートクッションや飲み物などの荷物が飛ばされないような対策をしてください。また雨が降る可能性もあるので、ポンチョなどの雨具を携帯しましょう。
◇ホームゲーム交通アクセス情報◇
ヴァンフォーレ甲府の試合を観に行こう〜スタジアム交通アクセス編2024年修正版〜
◇見どころ紹介◇
【いわきFC】
☆今シーズンの成績：2勝1分け1敗（勝ち点7） 5位
☆ここ最近5試合の試合結果
→✕△◯◯
☆注目選手
谷村選手∶3試合連続ゴール中と絶好調アタッカー。第3節を終えて4得点で得点ランキング1位に君臨。
西川選手∶一人で状況を打開できるパリ五輪世代の逸材。C大阪から武者修行中。
ブワニカ啓太選手∶日本人離れしたフィジカルを誇るFW。終盤の勝負どころでの起用が濃厚。
☆予想布陣：3-4-2-1
☆予想スタメン
※選手とフォーメーションは実際と異なる可能性があります。
☆前節の試合ハイライト動画
【公式】ハイライト：ロアッソ熊本vsいわきＦＣ 明治安田Ｊ２リーグ 第4節 2024/3/17
【ヴァンフォーレ甲府】
☆今シーズンの成績：3勝1敗（勝ち点9） 2位
☆ここ最近5試合の試合結果
→◯◯✕◯
☆注目選手
三平選手∶前線での守備をこなしながら今回はパスを各方面に散らすゲームメーク能力も求められる。
宮崎選手∶今シーズンすでに2得点を挙げている仕掛け人。今回のサイド攻略のキーマン。
アダイウトン選手∶J2では規格外の突破力を誇る。その秀でた能力を得点に結びつけられるか。
☆予想布陣：4-2-3-1
☆予想スタメン
※選手とフォーメーションは実際と異なる可能性があります。
☆前節の試合ハイライト動画
【公式】ハイライト：モンテディオ山形vsヴァンフォーレ甲府 明治安田Ｊ２リーグ 第4節 2024/3/16
☆中3日の戦い
前節はJ1昇格を争うであろうライバルクラブの強敵山形に対し、ウタカ選手の1点を守り抜いて勝利を収めたヴァンフォーレ。今シーズンの成績も3勝1敗の勝ち点9で2位につけており、J1昇格に向けて好スタートを切ったと言っても良いでしょう。その喜びの余韻もまだ残っているなかですぐに次の試合がやってきます。今回試合間隔が中3日での試合ということで、疲労面も考慮してメンバーを大幅に入れ替えるのか、それとも今まで通りのチーム編成で臨むのかはまだ分かりません。しかし4試合で3勝している好調なチーム状態を維持するために今までの良い流れを継続したい気持ちは確実にあると思います。メンバーをできる限り変えずに疲労による運動量の低下を交代枠の使用によってうまく補えるか、篠田監督の手腕が問われる試合になりそうですね。そしてヴァンフォーレ以上に厳しい日程となっているのが対戦相手のいわきFC。日曜日に熊本と試合を行ったので、今回の試合はなんと中2日の間隔で迎えることになります。しかもアウェー2連戦。中2日は想像以上にキツイと思うので、その条件で考えればヴァンフォーレの方が有利に働くかもしれませんね。
☆好調いわき
対戦相手のいわきFC。昨シーズンは18位でフィニッシュし、J2初年度でありながら残留を決めるなど一定の成果を挙げてきました。その自信は今シーズンに入っても活かされており、開幕戦こそ敗れるもののここ2試合は連勝を記録し2勝1分け1敗の勝ち点7で5位につけています。チームの平均年齢が23歳と非常に若く、鍛え上げられたフィジカルや豊富な運動量でピッチ内を縦横無尽に走り回る攻守にアグレッシブなサッカーは見もの。前節はヤングパワーが炸裂しアウェー戦でありながら6対0で熊本を粉砕するなど勢いに乗っており、その好調な時期のいわきとちょうど対戦しなければならないのはヴァンフォーレにとってアンラッキーと言えるでしょうね。
☆奪われない技術と幅を使ったボール回し
アスリートのように運動能力の高い選手が揃ういわきに対して、同じフィジカル勝負で立ち向かったら勝ち目がないと思います。しかしヴァンフォーレとしたらボールを扱う技術やチーム戦術の浸透度ではこちらの方に分があると思うので、頭を使ったサッカーを展開したいところ。まず中盤のセカンドボールへの反応や前線でのプレスなど、いわきはその運動能力を駆使して厳しく体をぶつけボール奪取を狙ってくることが予想されます。そこでヴァンフォーレの選手に求められるのはボールを奪われない足元のテクニック。味方のパスをきっちりと足元に収めてトラップするだけでもボールを失う確率がだいぶ低くなります。またピッチの幅を使ったパス回しがスムーズにできれば、その分相手は動いてプレスにいかなければならないので体力が消耗していきます。それを繰り返すことができればいくら基礎体力値が高いいわきの選手でもボディブローのように効いてくると思います。この時期の試合間隔の短さも重なってうまく意図的に相手を動かせたら終盤の時間帯に足が止まると思うので、焦らず冷静に受ける＆出すの基本技術をこなしたいですね。
☆3バックの両脇
いわきの基本フォーメーションは3-4-2-1。ゴール前付近の中央に3人CBとして配置することで、相手がシュートを打とうとするタイミングでディフェンスのアプローチに行くことが可能になります。しかしその分3バックの両脇にスペースが空きやすく、攻撃時にはそのスペースを使った仕掛けが効果的に。4-2-3-1を採用しているヴァンフォーレには攻撃的なサイドハーフというポジションがあるので、彼らが積極的にそのスペースに入っていきタイミング良くパスをもらえたら、たちまち決定的なチャンスとなります。今回の試合ではサイドハーフの出来が勝敗の行方を左右すると個人的には思っていて、特に縦への意識が高い宮崎選手がサイドを突破しそこからチャンスメークすることで相手の守備網を打開できると思うので、彼の活躍にも期待したいですね。
☆心を折る一撃
選手が精神的なダメージを負うのは失点したタイミングと一般的には言われています。頑張って攻守に動き回りサボらずに90分間常に動いていないといけないサッカースタイルの場合、得点によってその動きの質が変わってきます。なのでヴァンフォーレは先制点を奪う＆追加点を獲得することでいつも以上に相手に精神的なダメージを与えられると思います。ここでは心を折る一撃と言っていますが、今までの努力が一瞬にして泡になってしまうような印象的なゴールが欲しいですね。今回はアダイウトン選手がその心を折る一撃を繰り出せる可能性があると思うので、できるだけ彼がゴールに近い位置で突破の勝負ができる環境をチーム全体で作り出したいですね。
…いわきは勢いに乗ってしまったら手がつけられなくなる怖さがあります。しかしその勢いに飲み込まれることなく基本的なプレーを的確かつ継続的にできればヴァンフォーレは負けない相手ではないと思います。当日は風が強く吹く予報となっているのでまたその影響も考えつつ、冷静に自分たちのサッカーをピッチで表現しながらきっちりと白星を収めたいですね。
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