ヴァンフォーレ甲府熱血サポーターへの道!!

山梨に住むユタカのブログ。地元ヴァンフォーレを応援してこのブログもなんと19年目を迎えました。ACL効果でJ1昇格だ!

ジェフ千葉戦見どころ紹介

2020-07-24 | Weblog
前節苦しい展開ながら後半6分のドゥドゥ選手の先制点を最後まで守り切って大宮に1対0で勝利したヴァンフォーレ。攻撃機会やシュート数などチャンス自体は少なかったものの、2位大宮を撃破できたことは今後戦っていく上で大きな自信になると思います。次もホームゲーム。これまでホーム戦は負けなしなので、この流れを止めないようにぜひとも勝利&連勝を目指してほしいですね。


【ジェフ千葉】
☆今シーズン:3勝3敗(勝ち点9) 7位
☆ここ最近5試合のリーグ戦成績:→×◯×◯×
☆注目選手:田口選手、増嶋選手、堀米選手
☆予想布陣:3-4-2-1



☆前節の試合ハイライト動画
【公式】ハイライト:ジェフユナイテッド千葉vs東京ヴェルディ 明治安田生命J2リーグ 第6節 2020/7/18


今シーズンから指揮を執るユン・ジョンファン監督。鳥栖では2011年にJ1昇格に貢献し、C大阪でルヴァンカップや天皇杯を制した実績十分の指揮官が近年低迷する千葉でまず取り組んだのが守備の改善。失点を減らすことが安定した力を発揮する手段と捉え、守備時には4-4-2のブロックを組んで相手の侵入を防ぎ、連動したプレスでボールを奪った後は素早い攻守の切り替えで一気にカウンター攻撃を仕掛ける王道の堅守速攻スタイルを採用しています。特に攻守の切り替えの早さや運動量豊富に動いてプレスをかけ続けるディフェンスなど、ユン・ジョンファン監督のスタイルが守備面で大いに発揮されています。その分相手にボールを支配される率は高くなりますが、割り切った戦い方をすることによってどんな相手にでも接戦に持ち込めている印象があります。

前の試合から1週間間隔が空いていることと中3日で行われる次の試合が山形とのアウェー戦ということで、週末のホームゲームに主力を起用するためには今回の試合にも主力組が使われることが濃厚。予想スタメンに近いかたちになりそうで、それを踏まえた注目選手1人目は田口選手。田口選手は名古屋で経験を積み磐田では中盤の舵取り役として抜群の存在感を放っていた彼は、中盤の底の位置で攻守のバランスをとるプレーが巧みで、危険なエリアを率先してカバーしラインの上げ下げを調整する重要な役割を担っています。またチームの攻撃時には的確に相手の嫌がるポイントにパスを出せる状況判断力に優れているのも特長の一つ。近年どこかしら不安定だった千葉が最近安定感を発揮し始めたのも彼の影響によるものが強く、ヴァンフォーレは彼を自由にさせないことが相手の流れを食い止めるポイントになりそうですね。2人目はチャン・ミンギュ選手。現在21歳の彼はその若いパワーでエネルギッシュに活動できるCB。183cmと上背もあり、競り合いの強さはもちろん速さや1対1の守備にも相当自信を持っています。CBのパートナーが守備統率を担当し、チャン・ミンギュ選手がキレ良く動いてボールを跳ね返す千葉のディフェンス陣は役割分担がしっかりしていると思いますね。3人目は山下選手。184cmと長身FWでありながら機動力を備えていて、サボらず精力的に前線でチェイシングできる選手。ユン・ジョンファン監督がこのスタイルで試合を優位に進めていくためのまさしくキーパーソンになる存在で、連動した守備のプレスのファーストディフェンダーとなります。またセットプレー時にゴール前でヘディングやボレーなどで点で合わせることができる能力があります。また相手のミスを見逃さないタイプなので、ヴァンフォーレは集中力を高めてDFラインや後方でのパス回しを行った方が良さそうですね。


【ヴァンフォーレ甲府】
☆今シーズン:2勝3分け1敗(勝ち点9) 10位
☆ここ最近5試合のリーグ戦成績:→△△○×○
☆注目選手:新井選手、藤田選手、ジュニオール・バホス選手
☆予想布陣:3-4-2-1



☆前節の試合ハイライト動画
【公式】ハイライト:ヴァンフォーレ甲府vs大宮アルディージャ 明治安田生命J2リーグ 第6節 2020/7/19


前節の大宮戦は一言で言えば我慢して逃げ切った勝利。終わる時間が近づいてくるに連れて相手の猛攻の激しさが増してくる厳しい試合展開。うまく攻撃に結びつかないなかでいわば攻撃を捨てて守備を全力で取り組んだ結果、相手の反撃を凌ぎ切り1点のリードを守り抜くことができました。その守備時の集中力の高さは評価できるポイントで、今回もその点は存分に発揮できるように心がけてほしいですね。ヴァンフォーレは前節から1週間空き今回もホームゲーム&結果も残せたということで、先発メンバーの入れ替えはほぼないと予想します。それを前提として個人的に挙げたい注目選手1人目は新井選手。

新井選手は3バック時は中央のポジションにつきますが、チームのフォーメーションが可変したときには一つ上げてボランチを担当するなど、流動的にポジションをとってチームの弱みとなるポイントを消していきます。その柔軟な判断が前節の大宮戦では効いており、それが堅守に結びつきました。今回は相手がカウンタースタイルで来ることが濃厚なので、一気にFWにボールが渡らないように新井選手が主導となって組織的な守備網を構築できるかが相手の攻撃力を半減させる鍵になると思います。具体的にはロングフィードの配給者にプレッシャーに行ってそのキック精度を落とさせる役割&前線のターゲットとなる選手とロングボールを競り合う選手&競り合ってこぼれたボールを回収する役割の選手が各シーン1人以上は欲しいところ。誰がどの場面でどのようなディフェンスをするのか、統率者としてその判断と指示を新井選手にこなしてほしいです。そしてシステムを途中で変えることで状況に応じたメリットが生まれてくるので、チームがスムーズに可変できるかも新井選手のポジションチェンジにかかっていると思いますね。注目選手2人目は右のウイングバックでの出場が濃厚な藤田選手。千葉はカウンター攻撃の他にも突破力を活かしたサイドアタックが強力。特に左サイドには為田選手や船山選手&堀米選手など攻撃能力が高い選手が揃っているので、対峙する藤田選手がベテランの読みを駆使して彼らをどう封じ込めるかも見どころの一つ。あとセットプレーのキッカーとしても右足で精度の高いボールを蹴っており、ゴール前にピタリと合わせて今シーズン早くもCKで2アシストを記録しています。藤田選手の守備面での活躍の他にセットプレーでのキッカーとしても期待したいですね。ラスト3人目はジュニオール・バホス選手。多少体を当てられても怯まない体幹のしっかりしたフィジカルの強さと爆発的なスピードは彼の真骨頂。しっかり整備された組織的な守備網には特出した個の力が有効と一般的に言うように、バホス選手が切れ味鋭いドリブルで相手をきりきり舞いさせるシーンを今回見たいですね。


千葉は守備的に粘り強く戦ってくるチーム。しかも若い選手が多くアグレッシブに動くので、まずはその動きに振り回されないように冷静に落ち着いて臨みたいところ。そして両チームともに最近は守備的に戦っているので、どちらが先に得意なスタイルに試合の流れを持っていけるか注目点だと思います。今回はヴァンフォーレが引きつけて相手がボールを保持して前がかりになったところをカウンター一閃で得点を積み重ねて仕留めるのが理想的ですね。先ほども言いましたがホームゲームは今シーズン無敗中。このような情勢のなかでもスタジアムに駆けつけてヴァンフォーレを応援してくれる熱心なサポーターに勝利という最高のプレゼントをしてほしいと思います。




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新守護神!岡西選手の魅力

2020-07-24 | Weblog
今シーズンのJ2リーグは現在第6節まで消化しており、ヴァンフォーレは2勝3分け1敗の勝ち点9で10位に位置しています。開幕戦は岡西選手が務め、長い中断期間明けの第2節の先発は河田選手が務めていたGKのポジション。しかし第2節の途中で河田選手が左足を痛めて交代すると(その後全治6週間と診断)、この試合の後半35分からピッチに入ったのが岡西選手でした。




岡西選手は1990年生まれの現在30歳。大阪府出身で中学校までは大阪のクラブに所属していましたが、2006年から2008年に山梨学院大学附属高校に進学し、サッカー部で3年間山梨の地で汗を流しました。その後中央大学に進み、そこでの活躍が認められてヴァンフォーレから声がかかり2013年に入団が決まりました。加入からしばらくは出場機会に見離され第3GKという座を抜け出せずにいましたが、2016年にJ1で1試合の出場経験を積みJリーグデビューを飾ります。しかし荻選手や河田選手&岡選手などのポジション争いの壁に阻まれ、天皇杯やカップ戦での出場はあるものの肝心のリーグ戦ではベンチやスタンドから戦況を見守る日々が続きます。今年はライバルだった岡選手が富山に期限付き移籍したため、岡西選手にとってリーグ戦出場のチャンスが大いにあるシーズンになることが予想され、開幕戦では見事河田選手から守護神の座を奪って先発フル出場しました。河田選手負傷離脱後は正GKとして試合に出続けている岡西選手。岡西選手は在籍8年目となりますが、長い期間試合に出られなかったモヤモヤする気持ちと才能豊かなGKたちと長年切磋琢磨してきた経験を活かして現在光輝いています。

岡西選手の特長は、186cmの長身を活かしたハイボールの処理の安定感と利き足の左足から放たれるキック精度の高さだと個人的には思います。開幕戦の町田戦でも他のDFと連携しながら相手の186cm長身FWステファン選手にほとんど仕事をさせず、続く松本の阪野選手や金沢のルカオ選手などのポストプレーヤーも封じ込めることができていました。またセットプレーでも果敢に飛び出して空中戦を制するなど、今シーズンの岡西選手は自身の魅力を存分に出せていると思いますね。それとキック精度の高さは目立つストロングポイントではないのですが、そこがしっかりしていたら鋭い正確なロングフィードで前線の選手に一気に繋ぐことができるので、カウンター攻撃を仕掛けたいチームにとって大きな武器になります。あと岡西選手は意外にもこれまで自分が出場したリーグ戦で勝利がなかったのですが(カップ戦ではある)、第4節の金沢戦で白星を収めてその呪縛から解き放たれたのも今シーズンの飛躍に繋がっていると思います。

今年のヴァンフォーレのGKは河田&岡西&小泉選手の3人体制で回していますが、河田選手が6週間離脱することで現在一時的に2人だけに。この緊急事態を受けてクラブはアカデミーの揚妻選手を2種登録し、万が一の有事のために備えています。しかし岡西選手が健康で安定感のあるプレーを続けていたらもしものことを考える必要がなくなるので、彼には今シーズンたくさんの試合経験を積んで絶対的な存在になってほしいですね。そして高いレベルで河田選手と正GKのポジションを争ってほしいと思います。




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