前節東京V相手に初黒星を喫したヴァンフォーレ。3引き分けの次に白星を記録し上昇ムードに傾くかと思われた矢先での敗戦に、チーム状態が振り出しに戻った印象にあります。今回上位にいる大宮を叩けば再び上昇ムードに乗っていくと思うので、ホームゲームのサポーターの力を借りて勝利を得られるように頑張ってほしいですね。
【大宮アルディージャ】
☆今シーズン:4勝1敗(勝ち点12) 2位
☆ここ最近5試合のリーグ戦成績:→◯◯◯◯×
☆注目選手:河本選手、黒川選手、ハスキッチ選手
☆予想布陣:3-4-2-1
☆前節の試合ハイライト動画
【公式】ハイライト:栃木SCvs大宮アルディージャ 明治安田生命J2リーグ 第5節 2020/7/15
昨シーズン3位に入ったもののプレーオフで山形に敗れて昇格の夢が叶わなかった大宮。就任2年目を迎える高木監督のもと、大宮は守備面で隙を作らせない組織的なサッカーを構築。今シーズンは開幕白星を飾り、長い中断期間が明けてもチームの好調ぶりをみせています。前節は栃木に敗れて初黒星&連勝ストップとなりましたが、それでもまだ2位にいるなど上位をキープし、強い大宮の姿を披露しています。
大宮は開幕から2失点しかしておらず、再開後は前節の1失点のみと守備の安定感が目立ちます。その強固なディフェンスを形成している中心的な存在が河本選手。3バックの中央のポジションを務める34歳の河本選手は、神戸や大宮で培ってきた豊富な経験を活かして守備統率に長けており、相手が攻めてくるエリアを試合中に察知して瞬時に適応し修正できるディフェンスリーダー。自身も184cmの長身を駆使したハイボールの強さと的確なポジショニングで1対1にも強い守備をみせます。大宮の失点が少ないのは紛れもない彼のディフェンス力のおかげと言っても過言ではなく、ヴァンフォーレは彼が敷く守備網を突破しないと得点は難しいと思います。2人目は黒川選手。昨シーズン期限付き移籍先の水戸で大活躍し帰ってきた黒川選手は、今年は背番号10を与えられるなどクラブの期待が大きいユース出身の秘蔵っ子。再開後の4試合に出場しており、第3節の群馬戦ではクロスボールに飛び込み先制点となるゴールを決めています。彼はドリブルテクニックに優れていて、高速で移動できるドリブルや密集地帯をスルスル抜け出す術に秀でています。間違いなく彼が大宮の攻撃の中心となるので、ヴァンフォーレの守備陣は黒川選手に伸び伸びとドリブルさせないように常にマークにつくなどの工夫が必要だと思います。3人目はネルミン・ハスキッチ選手。ハスキッチ選手は185cmと長身ですが、どちらかと言えば最前線で体を張ってポジショニングをとるゴリゴリのポストプレーヤータイプではなく、相手DFの裏にタイミング良く抜け出すことがうまい選手。今シーズンはなかなかコンディションが合わずに苦しんでいましたが、前節の栃木戦で再開後初のベンチ入りを果たし後半3分から途中出場。ゴールこそ決められませんでしたが、前線で大柄な身体を駆使したダイナミックな動きを随所に発揮し存在感を示しました。セルビアリーグで得点王に輝いた実績を持つ選手だけに1点2点決めたら波に乗りそうなので、彼が登場したらゴール前で仕事をさせないように警戒したいですね。
【ヴァンフォーレ甲府】
☆今シーズン:1勝3分け1敗(勝ち点6) 15位
☆ここ最近5試合のリーグ戦成績→△△△◯×
☆注目選手:ジュニオール・バホス選手、武田選手、ハーフナー・マイク選手
☆予想布陣:4-2-3-1
☆前節の試合ハイライト動画
【公式】ハイライト:東京ヴェルディvsヴァンフォーレ甲府 明治安田生命J2リーグ 第5節 2020/7/15
前節はミッドウィーク開催ということで選手を8人入れ替えて臨んだヴァンフォーレでしたが、布陣もフォーメーションも変えて慣れていないチームに対して東京Vが牙を向き、2対4と敗れ初黒星を喫しました。過度に過密日程を意識した弊害がこの試合で強く出た結果となりましたが、今回は今までこなしてきたメンバーとフォーメーションが復帰濃厚。この選手たちが一度傾いた流れを再び安定感のある流れに引き戻すことができるか注目されます。
この試合で最も注目される存在がジュニオール・バホス選手。第3節&4節で連続ゴールを決めていたバホス選手ですが、前節は疲労を考慮されて欠場。今回はリフレッシュしたコンディションで試合に臨むことができます。今シーズンのバホス選手は安定したコンディションと精神力を維持することができており、細身ながらも倒れない体幹の強さとスピードある突破がピッチ上でうまく表現されています。金沢戦のゴールは課題とされていたオフザボールの動きが秀逸で、周りの味方の連携にスムーズに溶け込むことができていました。精神的に落ち着いた今の状態がキープできれば、今回の試合でもそのスピードを活かしたゴールが期待できると個人的には思います。注目選手2人目は武田選手。武田選手は端正な顔立ちと素晴らしい左足のプレーばかりが目に行きがちなのですが、黒子のように中盤の幅広いエリアを動き回り相手にプレッシャーをかけている精力的なプレーをしていることも忘れてはいけません。そんな守備意識が実は高い武田選手が今回対峙しそうなのが黒川選手。突破力に優れた彼をボランチの位置で封じることが大宮の攻撃を半減させるポイントとなるので、攻撃面の他にも守備面で武田選手が粘り強い姿勢がみせられるか見どころだと思いますね。そしてラストはハーフナー・マイク選手。今シーズンのヴァンフォーレの得点シーンの多くに彼が絡んでいるのは事実で、彼のポストプレーがチームに良い影響を与えているのは間違いないと思います。194cmの長身は相手にとって脅威となる存在で、1トップのマイク選手と大宮の3バックの中央の河本選手では身長差10cmの高さのアドバンテージがあります。ゴール前にハイボールを供給できれば競り勝つ可能性が高いので、ヴァンフォーレは躊躇なく積極的にマイク選手にロングフィードを送るべきですね。そうすればマイク選手の初ゴールも近いと思います。
相手の大宮は相当強いことは覚悟しなければいけません。守備が固くどんな状況でも粘り強く戦ってくるため、ヴァンフォーレは勝利を収めるために90分間集中力を切らさない精神力が必要だと思います。今シーズンの試合の流れを見ると5人の交代枠の積極使用で急激な展開の変化が起こるので、勝負に行きたい時間帯にたたみかけるようにフレッシュな選手を連続投入し、相手の守備対応の混乱を生んでほしいですね。そのためには伊藤監督の試合の流れを読み取る判断力が必要で、指揮官の手腕も問われると思います。この試合は今までやってきたことを全部出し切らないと勝てないと思うので、今のヴァンフォーレの力量がJ1昇格に必要なレベルに達しているのかを測れる絶好の機会。ぜひ今回大宮を倒してそれがあることを証明しましょう!
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【大宮アルディージャ】
☆今シーズン:4勝1敗(勝ち点12) 2位
☆ここ最近5試合のリーグ戦成績:→◯◯◯◯×
☆注目選手:河本選手、黒川選手、ハスキッチ選手
☆予想布陣:3-4-2-1
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【公式】ハイライト:栃木SCvs大宮アルディージャ 明治安田生命J2リーグ 第5節 2020/7/15
昨シーズン3位に入ったもののプレーオフで山形に敗れて昇格の夢が叶わなかった大宮。就任2年目を迎える高木監督のもと、大宮は守備面で隙を作らせない組織的なサッカーを構築。今シーズンは開幕白星を飾り、長い中断期間が明けてもチームの好調ぶりをみせています。前節は栃木に敗れて初黒星&連勝ストップとなりましたが、それでもまだ2位にいるなど上位をキープし、強い大宮の姿を披露しています。
大宮は開幕から2失点しかしておらず、再開後は前節の1失点のみと守備の安定感が目立ちます。その強固なディフェンスを形成している中心的な存在が河本選手。3バックの中央のポジションを務める34歳の河本選手は、神戸や大宮で培ってきた豊富な経験を活かして守備統率に長けており、相手が攻めてくるエリアを試合中に察知して瞬時に適応し修正できるディフェンスリーダー。自身も184cmの長身を駆使したハイボールの強さと的確なポジショニングで1対1にも強い守備をみせます。大宮の失点が少ないのは紛れもない彼のディフェンス力のおかげと言っても過言ではなく、ヴァンフォーレは彼が敷く守備網を突破しないと得点は難しいと思います。2人目は黒川選手。昨シーズン期限付き移籍先の水戸で大活躍し帰ってきた黒川選手は、今年は背番号10を与えられるなどクラブの期待が大きいユース出身の秘蔵っ子。再開後の4試合に出場しており、第3節の群馬戦ではクロスボールに飛び込み先制点となるゴールを決めています。彼はドリブルテクニックに優れていて、高速で移動できるドリブルや密集地帯をスルスル抜け出す術に秀でています。間違いなく彼が大宮の攻撃の中心となるので、ヴァンフォーレの守備陣は黒川選手に伸び伸びとドリブルさせないように常にマークにつくなどの工夫が必要だと思います。3人目はネルミン・ハスキッチ選手。ハスキッチ選手は185cmと長身ですが、どちらかと言えば最前線で体を張ってポジショニングをとるゴリゴリのポストプレーヤータイプではなく、相手DFの裏にタイミング良く抜け出すことがうまい選手。今シーズンはなかなかコンディションが合わずに苦しんでいましたが、前節の栃木戦で再開後初のベンチ入りを果たし後半3分から途中出場。ゴールこそ決められませんでしたが、前線で大柄な身体を駆使したダイナミックな動きを随所に発揮し存在感を示しました。セルビアリーグで得点王に輝いた実績を持つ選手だけに1点2点決めたら波に乗りそうなので、彼が登場したらゴール前で仕事をさせないように警戒したいですね。
【ヴァンフォーレ甲府】
☆今シーズン:1勝3分け1敗(勝ち点6) 15位
☆ここ最近5試合のリーグ戦成績→△△△◯×
☆注目選手:ジュニオール・バホス選手、武田選手、ハーフナー・マイク選手
☆予想布陣:4-2-3-1
☆前節の試合ハイライト動画
【公式】ハイライト:東京ヴェルディvsヴァンフォーレ甲府 明治安田生命J2リーグ 第5節 2020/7/15
前節はミッドウィーク開催ということで選手を8人入れ替えて臨んだヴァンフォーレでしたが、布陣もフォーメーションも変えて慣れていないチームに対して東京Vが牙を向き、2対4と敗れ初黒星を喫しました。過度に過密日程を意識した弊害がこの試合で強く出た結果となりましたが、今回は今までこなしてきたメンバーとフォーメーションが復帰濃厚。この選手たちが一度傾いた流れを再び安定感のある流れに引き戻すことができるか注目されます。
この試合で最も注目される存在がジュニオール・バホス選手。第3節&4節で連続ゴールを決めていたバホス選手ですが、前節は疲労を考慮されて欠場。今回はリフレッシュしたコンディションで試合に臨むことができます。今シーズンのバホス選手は安定したコンディションと精神力を維持することができており、細身ながらも倒れない体幹の強さとスピードある突破がピッチ上でうまく表現されています。金沢戦のゴールは課題とされていたオフザボールの動きが秀逸で、周りの味方の連携にスムーズに溶け込むことができていました。精神的に落ち着いた今の状態がキープできれば、今回の試合でもそのスピードを活かしたゴールが期待できると個人的には思います。注目選手2人目は武田選手。武田選手は端正な顔立ちと素晴らしい左足のプレーばかりが目に行きがちなのですが、黒子のように中盤の幅広いエリアを動き回り相手にプレッシャーをかけている精力的なプレーをしていることも忘れてはいけません。そんな守備意識が実は高い武田選手が今回対峙しそうなのが黒川選手。突破力に優れた彼をボランチの位置で封じることが大宮の攻撃を半減させるポイントとなるので、攻撃面の他にも守備面で武田選手が粘り強い姿勢がみせられるか見どころだと思いますね。そしてラストはハーフナー・マイク選手。今シーズンのヴァンフォーレの得点シーンの多くに彼が絡んでいるのは事実で、彼のポストプレーがチームに良い影響を与えているのは間違いないと思います。194cmの長身は相手にとって脅威となる存在で、1トップのマイク選手と大宮の3バックの中央の河本選手では身長差10cmの高さのアドバンテージがあります。ゴール前にハイボールを供給できれば競り勝つ可能性が高いので、ヴァンフォーレは躊躇なく積極的にマイク選手にロングフィードを送るべきですね。そうすればマイク選手の初ゴールも近いと思います。
相手の大宮は相当強いことは覚悟しなければいけません。守備が固くどんな状況でも粘り強く戦ってくるため、ヴァンフォーレは勝利を収めるために90分間集中力を切らさない精神力が必要だと思います。今シーズンの試合の流れを見ると5人の交代枠の積極使用で急激な展開の変化が起こるので、勝負に行きたい時間帯にたたみかけるようにフレッシュな選手を連続投入し、相手の守備対応の混乱を生んでほしいですね。そのためには伊藤監督の試合の流れを読み取る判断力が必要で、指揮官の手腕も問われると思います。この試合は今までやってきたことを全部出し切らないと勝てないと思うので、今のヴァンフォーレの力量がJ1昇格に必要なレベルに達しているのかを測れる絶好の機会。ぜひ今回大宮を倒してそれがあることを証明しましょう!
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