東野としひろ活動NEWS

東野としひろの活動報告やメッセージをお届けします。

学校給食の試食会

2018-05-31 05:30:13 | 市議会活動
 5月28日(月)、私の所属する文教民生常任委員会で、西脇市立学校給食センターの視察を兼ね、学校給食の試食会が行われました。



 献立は、パン、牛乳、鶏肉のレモンあえ、ベーコンとポテトのスープ、野菜と海藻のゴマサラダでした。中学生が食べる量でいただき、1食262円を支払いました。
 本当に久しぶりの学校給食でしたが、食べ応えがあり美味しかったです。パンも少し大きめでモチモチ感のあるパンでした。黒田庄中学校教師時代に中学生と一緒に食べていた頃を懐かしく思い出しました。



 山下学校給食センター所長が、西脇市立学校給食センターの概要を説明してくれました。現在の学校給食センターは、平成25年9月に旧西脇市・旧黒田庄町の学校給食センターを統合して、新センターとして稼働しました。処理能力は、1日4500食ですが、29年度実績で1日平均3175食でした。米飯が週3回、パンが週2回です。給食費は、幼稚園1食207円、月3000円、小学低学年1食216円、月3700円、小学高学年1食231円、月3900円、中学生1食262円、月4100円です。地元産の食材を活用する取り組みを進めていますが、野菜を提供してくれる農家が少ないようです。25名の農家が登録していますが、定期的に納入してくれるのは5~6農家だそうです。



 木原栄養教諭が、食育について詳しく説明してくれました。バランスの取れた献立を立て、子ども達にも説明しているそうです。年間約90回、学校へ出向き食育について話に行っているそうです。また、毎月各家庭に配布する献立表の裏面に『にしわきっ子』とだいして、食について気を付けてほしいことを掲載しています。卵アレルギーのある子どもに対応した献立も、考えてくれていました。
 子どもの貧困問題が取り上げられるとき、家庭で食事が与えてもらえない子どもが、学校給食を楽しみにしているとの話が出ます。都市部ほどではないにしても、西脇市でも家庭の貧困で学校給食を楽しみに来ている子どももいるとの報告がありました。
 今年度、学校給食センターの今後の運営について検討する委員会が、立ち上げられます。民営化を含め、ゼロベースで議論をすると答弁されていました。子どもたちの食育を守るために学校給食がどうあるべきかを基本に、しっかりと議論していただきたいと願っています。
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