東野としひろ活動NEWS

東野としひろの活動報告やメッセージをお届けします。

西脇市上水道施設の現場視察

2014-03-04 05:52:47 | 市議会活動
 3月3日、私も所属する西脇市議会民生産業常任委員会が、西脇市上水道施設の現場視察を行いました。
 今後の西脇市の上水道の施設整備のあり方や水道料金の設定の仕方を議論する上で、現状をしっかりと把握する必要があるとの考えで、現場視察を計画しました。せっかくの現場視察ですから、総務文教常任委員会の議員にも呼びかけ、11名の議員で行いました。



 マイクロバスを使い、市役所⇒第3水源地⇒県水受水池⇒芳田第3・第4水源地・芳田浄水場⇒第4水源地・春日浄水場⇒第5・第7水源地⇒大伏水源地・浄水場⇒田高水源地・浄水場⇒黒田水源地・浄水場⇒第2水源地・上戸田浄水場⇒第1・第6水源地⇒市役所というコースを回りました。西脇市内をほぼ全域回ったことになります。



 春日浄水場、黒田浄水場、建設中の上戸田浄水場では、現地で職員から説明を聞きました。
 春日浄水場は、旧西脇市の中心的な水源地、浄水場です。沈殿池で休息緩速攪拌機でゴミ等を沈殿させ、その後急速濾過器(三段階の砂ろ過)で浄水した水道水を春日配水池や童子山配水池にポンプアップされます。また、平野町にある県水受水地から県水が350ミリ管で圧送されてきています。また、西脇市の浄水の状況を集中監視する装置が設置されています。春日浄水場は民間に委託管理されています。今後、上戸田浄水場の建設が完了し、大木町にある浄水場が高度処理ができるようになる平成28年ごろには、春日浄水場は廃止される予定です。



 旧黒田庄地区は、大伏・田高・黒田の3水源があり、3浄水場とも膜ろ過処理されています。黒田浄水場で、実際使われている膜や施設を見学しました。私が、町長時代に整備した施設ですから、懐かしい思いで見学しました。



 上戸田浄水場は、旧西脇給食センター跡地に建設中です。来年3月22日に完成予定です。安全な水を提供できるように、現在の最先端技術と言われる紫外線処理を行う施設です。
 現地の水道施設を実際に見る中で、西脇市の上水道の課題や問題点を感じることができたように思います。4月以降、民生産業常任委員会で特定所管事務調査として、しっかり研究したいと考えています。
コメント (2)
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