東野としひろ活動NEWS

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鍛冶屋線市原駅記念館

2013-08-22 05:20:46 | 地域行事
 西脇市市原町にある西脇市立鍛冶屋線市原駅記念館に行ってきました。



 国鉄鍛冶屋線や国鉄加古川線は、もともと播州鉄道と呼ばれ、明治43年11月1日に加古川流域の運輸のため発足しました。播州鉄道の開通に伴い、加古川舟運の高瀬舟は300有余年の歴史を閉じました。



 そして、国鉄が民営化されJRとなり、赤字路線の解消のため、平成2年3月31日をもって、鍛冶屋線(野村~鍛冶屋間13.2キロメートル)が60有余年の歴史を閉じました。



 市原駅記念館は、大正10年5月9日に建築されたモダンな洋館風駅舎であった当時の市原駅を復元し、貴重な資料や記録を展示しています。旧駅舎は老朽が激しく移築はできませんでしたが、切符売り場だけは当時のまま保存されています。駅員室と券売所が展示コーナーで、鍛冶屋線の歴史をたどる写真や駅員の制服、行き先明示板などが常設展示されています。外にはプラットホームとともに客車が置かれており、当時の雰囲気がたっぷり楽しめます。



 客車の外装は、絵心のある市民の皆さんや子ども達が描いてくれた楽しい模様が施されています。
 お忙しい中、西脇市立鍛冶屋線市原駅記念館の村井館長が資料館を案内してくれました。市原原人と呼ばれる化石が、市原町から発見されています。西脇市の中で、もっとも古くから人々が定住した地域が市原町だそうです。昔の賑わいが戻ってくれればなと村井館長が話されたことが、印象に残っています。
コメント (3)
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