東野としひろ活動NEWS

東野としひろの活動報告やメッセージをお届けします。

小籔実英先生講演会

2012-10-13 05:49:10 | 教育・子育て
 10月12日の夜、西脇南中学校PTA人権講演会が中学校の体育館で開かれました。西脇南中学校校舎の建て替え工事の真っ最中であり、体育館までの道が、少し迷路のように感じました。



 丹波あじさい寺の小籔実英先生と言えば、「心の教育」でとても有名な方で、私もこれまでに2度ほどお話を聞かせていただいたことがあります。また、先生の書かれた「明日を生きる為の日めくり」は、私の事務所にもかけられています。
 小籔先生の話を聞きたいと、西脇南中学校関係者以外の方もしないから多数来られていました。私も、小籔先生の教え子になられる柳川瀬先生から誘っていただき、参加しました。
 『前向きな心』と題された小籔先生のお話は、とても聞きごたえがありました。
 私が特に心に残ったことを列挙すると、
 ○人生の様々な失敗や試練、苦悩や悲しみを経験することが、人を成長させ ていくということ。
 ○熱中してやること、探究心を持ってやることが、人を育て大物の人間をつくるということ。
 ○人間も生き物の一つであり、人間に与えられた摂理を大事にすること。人から学ぶことも大切だが、自然から他の生き物から学ぶことも大  切だということ。
 ○子育てを命がけで行うことが大切だということ。
 また、小籔先生は、尖閣列島問題や竹島問題で、反日デモが行われているが、冷静に対応することが大切だと話されました。『自利利他』(自分を利し、他人を利する)の考えで、対応することだと言われ、なるほどと考えさせられました。



 講演終了後、小籔先生から新しくなる西脇南中学校に、自筆で書かれた『自覚』という詩の大きな額が贈呈されました。
 「自分一人ぐらいと思って
  ゴミを捨てる
  地上に一億あまりの
  ゴミが落ちる
  自分だけでもと思って
  ゴミを拾う
  地上から一億あまりの
  ゴミが消えている」



 教育の真髄を教えてくれる詩だと感じました。
コメント (2)
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