TCC・竹島クラフトセンター TAKE-LOG 竹ログ

愛知県の観光名所[竹島]の俊成苑に構える手織り工房
[竹島クラフトセンター]の主人が送る大きなひとりごと。

TCC・蒲郡竹島クラフトセンター、作品1

2006年02月14日 | 三河木綿の手織り体験
今日の竹島は昨日の風も収まり静かで穏やかな
海でした。昨夜の寒気のおかげか渥美半島を
はっきり望む事ができました。

空には一筋の線が緩やかに動きながら移動する、
それがまるで一つの生き物の様で、
近ずくと渡り鳥の集団でありました。

自然はもう春ですね。
宇宙から衛星写真は送ってきても、春の風もぬくもりも
送られては来ない。
もう春が来ていることを人間は自然に教えられるのです。

TCC・竹島クラフトセンターに入ると草木染めの一枚の
タペストリーが展示してあります、竹島クラフトセンターの
メンバー小澤さんの作品であります。

綿の30番手/双糸を、濃淡の柿渋で染め分け、風通織りで
市松紋様に織り上げてあります。
柿渋染めのムラもナチュラルな変化をもたらし、見ていても
落ち着いた、自然な優しさを感じます。

中心の大きな市松4ヶには風通織りの中に友禅染めの布が
見事に封じ込められている。
自然を感じさせる柿渋市松紋様に透けて見える友禅紋様が
アクセントを付けています。(写真)

竹島にドライブでお立ち寄りの時にはぜひ竹島クラフトセンター
に立ちよって、小澤さんの柿渋染を見ると良いよ。







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