TCC・竹島クラフトセンター TAKE-LOG 竹ログ

愛知県の観光名所[竹島]の俊成苑に構える手織り工房
[竹島クラフトセンター]の主人が送る大きなひとりごと。

2020 10月10日は 御座の市

2020年09月27日 | 竹島てづくりプロジェクト実行委員会
10月10日に竹島御座の市が開催されます


竹島クラフトセンターでは開業以来、織物機材や綿糸や織物を
外の芝生で乾燥を兼ねて展示販売をして来ました。

その後音楽好き仲間が集まりコンサートも開催

今年春から新型コロナ感染防止対策として
三河木綿の手織体験は野外タープドームでの開催となっています

その他、参加テントも設置、
地元繊維産品と手作り作品展示販売と
軽食とコンサートを楽しんでいただけます。

御座の市は昼ごろから始まります!
皆さんのご来店をお待ちしています。

新型コロナ禍の中での開催ですから
絶対に3密が無いようにご協力をお願いします
(ステージ前には観賞位置を50席指定)

(会場内に捨て猫救済の募金箱を設置してあります)









京都から造形女子が三河木綿の手織体験

2020年09月22日 | 竹島観光と手織り体験 手織り教室

今日は4連休の3日目で天気も良く観光客の人出も多く

最盛期を思わす竹島海岸となった。

 

しかし、このまま浮かれていられない

最悪の事態到来の不安も頭をよぎるのだが

私も朝から開店準備だ。

 

朝一番に予約の申し込みがあり、

手織体験のテントの準備に入る

駐車場も満杯で道路も渋滞しているニュースが入るが

予約は午後3時からの予定、だが変更もありかもと予想したが

他の行楽地への移動は無理と決めて竹島へ直行して来たのです。

手織体験場も織機が空いていたので早速体験開始となった。

準備が出来ている織機から体験を始めた。

数年前に織物を勉強したことのある人もいたので

訊いてみると造形の学校の関係者だと分かったが

ほとんど手織りは初めての方であった

スタッフから織物の原理と織機の操作方法を学びながら

手織りが開始されました。

仲良しグループで楽しい会話が飛び交う手織りとなったが

織り進むほどに会話も無くなり織りに夢中となった

会話内容から造形関係の学生さんらしいが、ここではプライバシーは

関係ないところである

「ここはどうすれば良いのですか」

と質問が飛ぶ

新しい技法の部分では方法の原理を交えながらの授業だ

トラブルあっての教室である

 

「綺麗に織れてるじゃない」

「凄く楽しいよ」

「夢中になってしまう」

たかがコースターされどコースター

小さな織物の中に沢山の技法が詰まっているのだ

 

このグループで織物経験者の彼女は流石に綺麗な織り方で

耳の並びも綺麗な直線を見せていた。

「どうしたらこんなに綺麗に織れるのかしら」

仲間が見学に来て会話も弾みます

 

観光客の子供達も集まって織物の質問に答えているメンバー、

子供達が物を作ることに興味があることは嬉しい限りである

 

年齢差があっても物を作り上げる気持ちは

皆同じなのは嬉しいことである

 

そんなもの作りの気持ちが籠ったコースターが出来上がりました

おめでとうございます!

全員揃って記念撮影です

 

これからの世の中、どんなにI変化しようとも物作り精神は変わらない、

コンピュータは一時代の道具に過ぎない。

AI化時代の到来でAIに使われる人間か AIを使う側の人間か、

それが問題の時代となった、AIで新しいウイルスに勝つことはできない、

自然に打ち勝つのではなく、自然と共生していく知恵を生かす
ことができるのだろうか、

人類1万年の歴史の中で物作りは続き、自然と共生して来たのだ。

 

 

 

 

 


少年は竹島を眺め一人機を織る

2020年09月22日 | 三河木綿の手織り体験

4連休の3日目は朝から天気も上々で朝から人でも多く

竹島クラフトセンターも朝から体験の申し込みが殺到したが

3密を避けるために換気も安全な屋外タープドーム内での

開催で織機台数も減らして一度に4台を使用するので、

多くの体験はお断りの状態である。

 

そんな中、一人の少年が手織体験の申し込みです

 

丁度織機も空いていてすぐに体験開始となった

早速色糸を選んで手織りが始まった

スタッフから織物の原理と織機の扱いを学びながら進んで行きます。

目の前に竹島を眺めながら手織りだが少年には関係ないらしい

ただ、ひたすらに織りの作業に集中している

 

カメラ撮影の為に話しかけるとニッコリ笑顔が溢れました

一本の糸を織り込む毎に糸の動きに集中する

微妙な変化にも気を配りながら作業が続く

それを気配りというが

疲れも知らず織り続けている少年は流石である

 

お父さんも少年の織物の出来栄えに感心している

”流石に我が息子だ”

ブルーの配色の作品が出来上がりつつあるが

見事に美しい織り上がりを見せていた。

 

「出来たー!」

「おー凄く綺麗だ」

竹島をバックに完成祝いの記念撮影です

おめでとう御座います

ブルーのコースターが青い海と空にも負けずに

映えて美しいコースターが完成しました。


私は一人で手織りをしました

2020年09月22日 | 三河木綿の手織り体験

今日は蒲郡の竹島で三河木綿の手織体験にきた女の子です

今日は予約客もあり、朝から体験の申し込みが多くて

人数制限でお断りの人も出て申し訳ない気持ちでスタートです。

 

「手織体験は出来ますか」

女の子が一人で体験の申し込みです

早速色糸を選んでいただき織機に座りスタッフから

織物の原理と織機の操作法を学びながら手織体験が始まりました。

お母さんが見守る中で作業が進みます

「楽しいですか」

と聞くと

「楽しいです」

と答えてくれました

一本一本、丁寧に織り込んでいます

楽しさよりも集中力で織り進めているので

楽しさを通り越した世界かも知れません

一心に織り進めて

お母様が見守る中でコースターが完成しました

おめでとう御座います

機械で織った布とは違って自分の手で織った布ですから

大切に使っていただけたら嬉しいです。

 

 

 


仲良しグループが手織り体験にやって来た

2020年09月22日 | 三河木綿の手織り体験

今日は4連級の3日目で朝から観光客が押し寄せて

竹島海岸は大賑わいで駐車場も満杯となっています。

”これで大丈夫か?”

コロナ感染の不安がよぎる

手織体験は屋外なので危険は無いが

機材は接触するので織機の清掃は徹底する。

 

4人グループ様がご旅行の途中で手織体験にご来店下さいました

「私初めてですが出来ますか?」

不安げな人も始まれば

「これは楽しいわ」

スタッフの指示に従って織り始める

 

「ここがうまく出来ないです」

「大丈夫です、少し織り直しましょう」

織り進めるほどに無口になって集中しています

 

「あら、ここに楽器がありますが、弾いてみて下さい」

という事で、下手な曲を披露することになってしまった。

「綺麗な景色の中で井上陽水を聞きながら手織りが出来るなんて最高でした」

などなど、会話を交わしながら手織体験が進みます

 

それぞれの人が思いを込めた作品が出来上がりました。

おめでとう御座います

作ったコースーを生活で使うたびに竹島を思い出して

いただけたら嬉しいです。

 

 

 


お母さんと一緒に手織り体験に来ました

2020年09月22日 | 三河木綿の手織り体験

連休の一日を竹島でご当地三河木綿の手織体験にやって来た

お母さんとお嬢様の体験の様子です。

「手織りは初めてですが出来ますか?」

「専門家のスタッフが付きますから大丈夫ですよ」

早速手織体験が始まりました。

 

好きな色糸を選んでから織機に座って機織りが始まりました

初めてで少し不安げな様子でしたが

スタッフから織物が出来る原理と、織機の操作法を教わりながら

織り進めていきます

「同じ繰り返しで糸が終わるまで織ってください」

操作法が解れば後は簡単

作るとなれば綺麗に織りたいのが人情で

「あー、ここが変になちゃった」

「人生のやり直しは出来ませんが手織りは下に戻せますから大丈夫です」

 

などなど、やり取りしながら手織りは進みます

お嬢さんは早くも房作りの作業に入っています

「綺麗に織れてます」

と、スタッフからお褒めの言葉で嬉しそう

 

潮風と潮騒を聞きながら竹島海岸を眺め

心を癒すには最高な手織体験です

お母様ものんびりと手織りを楽しんでいます

「気持ちがゆったりします」

 

家族で手織りですが、作業は個々の作品を織っています

孤独な作業?

と思われますが、お互いの様子を見ながら体験を楽しんでいました。

親子で作品の出来栄えを競って楽しんでいます

「あら、あなたのすごく綺麗よ」

 

「やったー!出来たー」

テント内に歓声が上がります

お母さんとお嬢さんのコースターが完成しました

おめでとう御座います

 


僕も三河木綿の手織体験をしました

2020年09月21日 | 三河木綿の手織り体験
連休に入り竹島海岸にも多くの人が来ています
コロナ禍から解き放たれた様に多くの人々が竹島海岸を訪れています

そんな竹島クラフトセンターへ1組の家族の皆さんが
手織体験にやって来ました。


坊やの織る織機から母親も同じ景色を楽しみながら機を織る
一生懸命に織る子供の姿を逞しく思えたりする時です

「すごい、綺麗に織れてるわ」
「おー、良く織れてる」
お父さんも参加して作品評価です
勿論最高の感想をいただきました

お父さんは弟さんと藤棚の下でお兄さんとお母さんは手織りです
静かな竹島海岸の竣成苑の中でご一家で過ごし三河木綿の手織体験を
楽しむ、最高のシチュエーションです

「あと少しで出来上がります」
1時間に及ぶ手織体験です
手織りと言っても一本一本神経を集中して織り続けています
さぞかし疲れていると思われますが、苦言は一言もなく
織り上げました。



ついに自分で織った素晴らしいコースターが完成しました

おめでとうございます

最後に竹島の絶景をバックに記念撮影です


手織りは楽しいよ

2020年09月21日 | 天竜散歩物語

一人の少年がお母様と一緒に手織体験の申し込みです
「織物を織ってみたいです」
少年の場合は織機というメカニズムや
織物が織れる糸の組み合わせなどに興味を持つことが多いです。

子供達がこうした機会に織物に興味を持つことは当事者として
嬉しい限りである


スタッフとお母さんが織物の話をしています
織物を織る事で母との共通の話題が出来て
家庭内で会話が弾む機会になれば、とも思う

少年の織るコースターが姿を現して来ました
「おー、綺麗に織れてるね」
の声が周りからかかり緊張の中で楽しい気分です

一人黙々と織る
周りの事も気にならない程集中しているのでしょう
一本一本に気持ちを込めて長を打ち込む


「糸が終わりました」
の声に離れて待機しているスタッフが駆け寄ります

お母さんの見守る中を少年のコースターの完成が近づく


完成が近づくと笑顔でピースサインを送ってくれました
コースターが出来て来ると自信と安堵の気持ちが現れて
喜びを表現してくれたのです

そして、織り上げた2枚のコースターを掲げて記念撮影です
おめでとうございます

2枚織り上げたと言うことは、誰かにプレゼント?
頂いた人も大喜びでしょうね





姉弟が竹島へ手織体験にやって来た

2020年09月21日 | 三河木綿の手織り体験
三河木綿の手織体験を予約したお客様のご来店です
赤いカープの帽子をかぶった少年だ

元気いっぱい、エネルギー満杯で
年寄りの私には強敵が出現と思ったら
いやいや、しっかり私の指示に従って織り進めていく


もう一人、お姉さんは物静かで落ち着いた感じ
スタッフから織物が出来る原理と織機の操作法を学びながら
体験が進んでいく

目の前に竹島に続く芝生の竣成苑を眺めながらの手織体験
織り始めると竹島の絶景も忘れて手織りに没頭してしまう

お母様に見守られて手織りが進んでいます
「今度はレバーを動かしてトン トン と」
少年は的確な操作を続けて見事なコースターが出来ています

「織物は楽しいよ」
「僕でも織れるよ」

お姉さんはマイペースで素晴らしい織り方を見せています
「すごく 楽しいです」
「止められないです」
と、嬉しいコメントをいただきました

大丈夫かなと思っていた空も青く
秋を思わす天候となっています

「時には竹島も見てやってください」
と、言うほど織物に夢中です
「わー、いい景色」
お姉さんの織っているコースターも景色に負けずに
素晴らしい出来栄えです

夕焼けの海を見るようなコースターが現れて来ました
すでに、上下の枠の紺色が入っています

少年は、何でも興味があるのです
今日は初めて織機という機械を扱いメカニズムに興味深々です
簡単な機械ですが、原始の時代から人間が考え続けて
現代の手織り織機になったのです。

お姉さんは2枚目のコースターを織っています
同じ織物でも横糸が変わると織上がるデザインも変わって
違う世界が現れて来ました。

「出来たー!」
「やったー!、私は2枚織りました」
「楽しかったです」
お姉さんはじっくり丁寧に素晴らしい作品が出来て
弟さんは、いろいろ実験したり工夫しながら織りました
竹島の大自然で3枚のコースターがこの世に姿を現しました。

世界で一つの作品を作ったのはあなたです
長く大切に使ってくださると嬉しいです




整経、綜絖通し、織機にセットの練習

2020年09月15日 | TCC手織り教室・作品
竹島クラフトセンターに入塾して新人さんだったOguraさんだが
最早、新人さんでは無いと、

今日は糸の選択と織物の密度、それに合わせた筬の選択、
そして綜絖通しの後機のセットと一巡の作業と手順は
正確に行われていました。


「ダイヤ柄を織り込んだコースターでしたが、平地と綾織の違いと
 ダイヤ柄部分の打ち込み間隔の調節で苦しみました」
と、Oguraさん
課題は見事にクリアーしていました。




今年の夏の日の写真

2020年09月14日 | 私の独り言
今年の夏を思わす象徴的写真があった


気温は朝から34度
「暑いね」
朝の挨拶もこんな言葉が出る
朝から元気が出ない 私

ふと 足下を見れば
なんと!ワラジではないか
それも艶やかな草鞋

思わず 写真撮らせて!


この人
に愛犬の毛を紡いでいるのです

愛犬の為なら 暑さなんて と
涼しげにカーダー掛けをしていました

涼しげは草鞋が原因か 
それとも 若さか




今年も夏が終われば冬の到来なんて事がありそう

2020年09月14日 | 世の中いろいろ人生いろいろ

竹島を眺めながら機を織る

秋だというのにまだ夏が終わらない温暖化と一言で片付けけてしまうのだが曖昧な落とし所で納得してしまう自分がそこにいるオゾン層の破壊問題は静まり複合汚染の問題も言われな......



今年も、強烈な暑さの夏だったが
もうすぐ彼岸が来るのにまだまだ夏が続く、
あと15日も過ぎれば日本アルプスに雪が来る

昨年同様Tシャツを着ていた次の日に
セーターが欲しいなんて
そんな地球になって来た

おまけに今年は新型コロナも加わり
老人には命がけの冬になるのか








9月12日 竹島御座の市開催されました 

2020年09月14日 | 竹島てづくりプロジェクト実行委員会
春から新型コロナウイルス感染で開催不可能になっていた
御座の市が9月12日に開催されました。



新型コロナ感染も緩やかになり、3密を防ぐなど予防方も
大分解って来て徹底的に対処すれば可能かと思ったが、
県境を跨いだ移動自粛と長雨が続き予報不可能の日が続くと
今度は異常高温警報で連日テント内でも40度を超す日が続く

そして今日は予報も上々でバンドリーダーの許可も出て
御座の市、軽音楽ライブ開催決行となった。


御座の市のメンバーが機材のチエックや音の調整が行われている

三密も守られて散歩の人やホテルの宿泊者が集まりました。

夕日が沈み竹島橋に灯が入り
幻想的ともいえる雰囲気の中で地元蒲郡のジャズシンガー
ミッチ武井さんの演奏は最高でした。







御座の市にご夫婦で三河木綿の手織体験

2020年09月13日 | 天竜散歩物語
竹島クラフトセンターの虫除けと日干し乾燥が目的で始まった御座の市だが
繊維製品と手作り作品と不用品の販売なども開催している。

竹島竣成苑の観光客向けに軽音楽の演奏も提供している。

早速、竹島クラフトセンターの屋外タープドームで開かれる
三河木綿の手織体験にお客様がご来店です。


旦那様と奥様のカップルの手織り体験が始まった
なんか、難しそう
そんな雰囲気で始まったが



スタッフから織物の原理と織機の操作法を学びながら
手織りが進んで行きました。



「すごく、綺麗に織れてる」
「織れてくると楽しいですね」


「竹島を眺めながら手織りが出来るなんて最高です」
「自分のものが出来て楽しかったです」
最後の房作りも難なくクリアーして
myコースターの完成です

竹島をバックに記念撮影です
おめでとう御座います。

追伸
今日の手織体験のお客様をご夫婦と書いてしまいましたが
この度、ご結婚式を挙げるというお二人でした。

そして、このブログの写真を結婚式で使って下さるとのことで
早速、写真を送らせていただきました。

ご結婚おめでとうございます

結婚2年の記念日は[綿婚式]だそうです。
”綿から糸を紡ぎ愛を誓う”
そんな記念日を竹島でいかがでしょう











なぜ山に登るのか、それは 私の血がそれを求めるからだ

2020年09月08日 | 裏山アルプスよりみちトレッキング
貴方は何故織物を織るのですか、
それは織る行為が気持ち良いからです
 
竹島クラフトセンターの開設当時こんなことを言われたことがある。
「織物(機)は金を貰って織るもんだ、手織り体験で金を取るなんて・・・とんでもない」
と言われてみればその通りでそんな時代もあったし、
蒲郡は織物の街でもあった。
織物の町は織る事は働く意味をしていた。
 
青い空と青い海 緑の島に白い橋、
すぐそこに海のある町、それが蒲郡でもあった
 
海あれば山もある、
蒲郡の背景に美しい山がある
 
私達夫婦の故郷は山の中である
歩けば山へ続く坂道、それを歩くことが生きること
坂が無ければ、もっと楽なのに
 
だが、私は山へ登ることの快楽を知ってしまった。
 
アルバムを開くと登山の記録写真があった。
なぜ?山を登るのか
歩くことが快楽だから
山を眺めると血が騒ぐ
 
こんなカードが出て来た
 
新型コロナの時代
いろいろ考えれば自粛の春夏であった
アナログ写真をデジタルで振り返ってみることにした。
 
上高地バスターミナルから梓川へ
清流が心地よい
 
そして河童橋
これで何回目か分からないが
穂高が見える日も見えなかった日も
記念写真から登山が始まる
 
河童橋、ここへ来る度に感動
竹島へ来る観光客も同じ気持ちだと思う
 
上高地へ来るといつもここでダウンの昭子さん
なぜ?、高山病?
寝不足だろうか
 
嘉門次のレリーフの前
嘉門次小屋の岩魚を食す
元気を取り戻した昭子さん
 
梓川の清流で汗がひく
今や水は買わなければ飲めない時代だ
こんな清流は大切にしないと
 
嘉門次小屋と明神池で一休みだがいつも人が多くて休んだ気がしない
上高地散策のツアー旅行の団体さんが多い
 
テント泊で荷物が多くて大変だろう
私、シュラフだけだから楽よ
それから雨具とダウンジャケットと食糧
やっぱ重たいわ
 
今日は横尾でテント泊だから時間の余裕はあるが
なぜか先を急ぐのは日本人だから?
 
ゆっくりの工程は久しぶりで
ゆったりと
穂高神社と明神池を楽しんだ
 
徳沢園を過ぎると
横尾までの楽々で楽しむ
 
今夜はここでテントでお泊まりです
小さいテントでしょう
狭いながらも楽しい我が家
食事の支度も楽しい

何を食べたのか、記憶がない
 
テントから眺めれば明神岳の屏風岩が目の上に
クライマーが身をよじりながら岩に取り付いていた
 
2日目、朝4時起床 朝食を取るとテントはそのままにして登山が始まった
 
槍ヶ岳への道と分かれて涸沢橋を渡り涸沢に向かう
本谷橋からの急登が苦しいがゆっくりとやる
 
登り続けて4時間、カールが開けて来ると
道も石畳を敷いた道に変わると涸沢ヒュッテである
 
北穂高岳をバックにご機嫌の昭子さん
穂高の岩峰に囲まれた氷河カールの底から眺める気分は最高だ
 
涸沢テント場を通り涸沢小屋へ向かう、
涸沢ヒュッテの天気図では今日は天気も晴れの予報、
今回はここでテントは張らないで穂高岳山荘まで登る
 
色とりどりのテントを眺めながら涸沢を通過する
上空には荷物運搬のヘリが降りて来た
 

ガレ場の上部からの落石に注意しながらトラバースして
ザイテイングラードに向かうが、いつもながら緊張する
 

昨夜はよく眠れたのか元気の良い昭子さん
指定席の大岩の上でお昼寝タイムだ
 

背中から太陽の直射、下からは岩の熱射を受けて
鉄板焼き状態で苦しい登りが続く
一歩一歩ゆっくりとザイテイングラードを登る
 

幾つかの鎖場を越して、梯子を登り、緊張の登りが続くザイテイングラード
「両手で掴んでそこは右足」
と、指示が飛ぶ

 

明神岳の1峰、2峰、が下に見えて自分の居る高さがわかる、
標高が上って来た証拠で
この気分を味わうためにここまで来たのである

 
岩にしがみつくように咲く高山植物
ここは厳しい自然の中に自分もいることを知る
 
登山者が真下に見える
落石に注意!
石を落とせば人が死ぬ、
緊張が走る
 
 
涸沢の向こうに霞んだ常念岳が大きい
涸沢もはるか下に望みもうすぐで飛騨乗越に着く
 
よく、ここまでがんばりました。
明日は頂上アタックです
 
 
 
穂高山荘に着く標高3000mで気温も低く
寒そうな昭子さん
山小屋で宿泊手続きをする
 
ゆっくり休息する予定だったが
昭子さんが高山病の症状が現れて
これは大変だ!救急車も無いアルプスのテッペンだア
 
急遽、岐阜大医学部奥穂診療所で診察を受ける
点滴注射で元気を取り戻し元気百倍
 
穂高岳山荘のご主人の岩田英雄さんと登頂記念写真


 登頂証明書

宿泊記念
おはようございます
私は良く眠れませんでしたが
昭子さんは点滴が効いて元気満々です

常念岳から太陽は登って来ました
松本盆地は雲海の下で朝日と雲海で1日が明けた
 
朝焼けで赤くモーゲンロートに染まる奥穂高岳
稜線には登る人影が見える

 
飛騨側は垂直に落ちる通称飛騨泣きの岩壁、
本峰の向こうにロバの耳と憧れのジャンダルム
わたし 怖い物見たさなんです!


 
朝、岩陵を登る昭子さん
万歳!、
登頂の記念撮影です。
右下は岐阜県飛騨泣き(クライマーでも泣き出す程険しい)
と言われるほど険しい崖です
落ちると死ぬよ!
 
 アルプスの少女ハイジ
憧れの景色の中にいる昭子さん
やったね!

笠ヶ岳も見えた
西穂高岳独標登山以来の笠ヶ岳の姿が大きい、
いつか登りたい山々だ
 
西穂高岳の向こうに焼岳が見える


槍ヶ岳を下に見る
この景色を見たくてここまで来た
黒部源流の山々も憧れの山々

奥穂高登山の写真を元にブログを書いてみました。
過去の山旅を再現しながらもうブログでもう一度歩くのも
楽しかったです。
今度は何処の山にしようかな

追伸、
私達が下山の準備をしていると突然小屋の人達が騒がしくなり
小屋の山岳救助隊が出動、
方角は私達が登っていた涸沢槍付近のキレットで
岩場から滑落した。
ヘリコプターでの山岳救助の様子と、
同じパーテーの仲間の悲痛な様子を見て心が痛む
改めて山の恐ろしさを知った。

飛び去るヘリコプターを追って泣きながら登山道を走り下りる
同行パーテーの姿を今でも想いだすのです。