TCC・竹島クラフトセンター TAKE-LOG 竹ログ

愛知県の観光名所[竹島]の俊成苑に構える手織り工房
[竹島クラフトセンター]の主人が送る大きなひとりごと。

今年初めての三河木綿手織体験教室でした

2021年02月27日 | 蒲郡 竹島観光 
今年になって初めての三河木綿手織体験教室でした。
昨年11月10日以来閉鎖中の竹島クラフトセンターの手織体験でしたが
1月に蒲郡荘から予約を受けていた手織体験の企画を開きました。

手織体験者は女性の3人様
初めての体験で少し緊張気味に始まった体験ですが

スタッフから織物の原理と織機の操作法を学びながら
体験が進むうちに緊張もほぐれてご自分で織り進めています。


蒲郡市内の小学校の三河木綿手織教室も毎年開催されてきましたが
本年度は残念ながら中止になってしまったことなど
コロナ禍の中でこの体験教室も閉鎖中だったが今日は
本年で初の教室開催となったことなど話すうちに


コースターが完成しました
おめでとうございます

このあと、今年初の教室を祝って
三河木綿の綿栽培から織物になるまでの
工程を体験していただきました。


綿繰り作業では実際に種取りを体験
綿打ちでは弓を使った作業と
手紡ぎ作業は手紡ぎ車を使って
実際に糸を紡いでいただきました。

3月から緊急事態宣言も解除になる様です
屋外のドームタープでの手織体験場の開設をしようかと思案中ですが
まだまだコロナは燻っているので慎重になっています。

最近になってPCR検査をするなど話が出てきました。
徹底的に絶滅をしてから緊急事態解除にしないと
燻り続けてこの夏にもコロナ第4波がきてしまうことの方が
恐怖を感じるのです。










綿作り 糸作り 古代のままに私は生きる

2021年02月24日 | 竹島観光と手織り体験 手織り教室
岡崎市から教室に通うToshieさんの今日の課題は
綿作りから糸作りです。



綿打ち作業の原理を教わり道具の役目を知る
現代の機械から工程の常識を知った



より子を作ります
作業には一つ一つ意味があるのです
昔からの作業は無駄のない様に成り立っているのです
なるほどね




そして、紡ぎます
一つ一つの作業に意味があるって言ったでしょう
長年の経験から生み出した祖先からの技術だ
手の位置、動きの法則、無駄と無理のない
作業を要求します
だけど、立って作業はしないでしょう



腰が痛い、足が痛い、現代人は座れない
無理しなくても良いんだよ
自分流でいこう、



糸車の回転する音が静かな教室に響く
昔の音がするのです




千鳥格子が完成!

2021年02月22日 | Oguraさんの作品
 
 
 
 
今日はOguraさんの機が上がりそうだ
週に一回を基本に織り続けて来た
白黒の千鳥格子がもうすぐ織り終わりを迎える
 
 
「もうすぐ終わりです」
まるで出産を迎えるような気分で織機をみる
 
 
そして最後の緯糸を通して織機の経糸が切られる
遂に完成よ!
震えるような思いで織機から織物が抜き取られる
「おめでとうございます」
教室内で拍手が起こる
 
 
「ドキドキするわ」
「出来栄えはどうですか?」
「満足です」
最高級のメリノウール100%で織っただけに
柔らかさと光沢と滑らかな布は例えようもない
 
 
「すごーい」
と声が上がる
「次もこの糸で織るから確保してください」
次の作品もメリノ100%で織ると宣言して
作業の房作りの計画に余念のないOguraさんでした。
 
 
 
 

冬から夏を思わす1日が始まった

2021年02月22日 | 蒲郡 竹島観光 




朝から気温が上がり
春霞の海に寝ぼけ頭を奮い立たせて海岸へ出る
「あっ、お弁当が盗られた!」
叫び声の方を見るとトンビが散らばった食べ物に群がって襲いかかる
「きゃー!怖い!」
いつもの竣成苑の光景だが皆さんお気をつけて
トンビに餌を与えないのが竹島の合言葉だが、
最近トンビの数が増えている
”野鳥のウイルスにも注意”と警告をする学者もいるので
頭の片隅に置いた方が良いと思う


わーい海だ!
思わず叫んでしまう光景が広がる
いつ見てもやさしい海だ


海の底が見える
透明感と光る海
橋の向こうに三河大島だ
良いな〜 竹島、


のんびり日向ぼっこ
赤ちゃんからお年寄りまで誰でも自然に触れることが出来て
安心に遊べるところなのだ


まー!綺麗な砂浜だわ
貝殻を拾う観光客も
竹島橋を渡る観光客も沢山だ


暖かい春到来で気持ちが緩んでコロナ感染拡大が恐ろしい、
竹島に来てもらえるのは嬉しいが
オリンピックも開催するには相当な覚悟をしなければ
と、思うのだ。



駐車場も朝10時で8割ほどの台数であった
名古屋ナンバーが目立っていた。


夕方には沈む夕日が空も海も赤く染めながら沈んでいった


みんな夕日を眺めている
それぞれが想いを込めて夕日を眺めている
そんな竹島が私は好きだ




春の到来と冬の名残りの一日

2021年02月20日 | Osukaさんの作品
春だと言うのに朝は寒さに震えた
それでも日光に恵まれた教室内は温室気分で
機織り作業が進んでいた
 
 
ゴブラン織組織を勉強中のAoyamaさんは
今日も新しい組織作りに挑んでいた。
経て3色と緯糸3色の糸で20色以上の表現を作り出している。
 
その傍らではOsukaさんは羊毛の手紡ぎが進んでいる
羊のナチョラル原毛を一房を大切に整理して毛を整えて
いたが、
 
先週から手紡ぎ作業に入って緊張の連続の中にいる
足踏みのミシンの様に踏み込みながら車輪を回転させながら
手は綿を糸に紡ぐという技を要求される
 
1日一枷ずつが1日の課題で今日は真ん中の枷が出来た
あら、均等に紡げて上手になったわ
と先輩から褒められるまでになった
糸から紡いでホームスパンを織る
女性なら憧れる技をこれからも磨き続けるのです。
 
何が楽しいて、
講義の終わった音の雑談が楽しい教室ですよ、
 
コロナ禍の中で、楽しみのコーヒータイムも
今は危険だからと自粛中が続いている教室です。
 

三河木綿の製作がつづく

2021年02月19日 | 竹島観光と手織り体験 手織り教室
金曜日の竹島は強風が吹き時折雪が舞う1日となった
雪の降る光景は珍しい竹島を眺めながらひとり
三河木綿の手紡ぎ作業をしていた。
 
ドラムカーダーで茶綿をほぐし、その後綿打ち作業に入ります
本物の茶綿で三河木綿を織ります、
わー!可愛い、トイプードルみたい
と、言いながら綿ほぐしを続けていた。
 
 
 
糸紡ぎは難しいと言いながら作業が始まった
”始まったら後には引けない”
この綿から私の手で糸を作り出すなんて
”大変な事を始めてしまったわ”
 
ブーンブーンと音を立てて糸車が回る
綿から糸に紡ぎ込まれる音が手から響く
なんのエネルギーを使う事なく綿から糸にかわる
昔からの文化のそこに未来の姿が見えてくる
 
今問題のマイクロプラスチックは地球を滅ぼすと言われている
私たちは石油由来の恩恵に縋って生きてこられたが
現代はその存在を許さななくなり、
その代替えを模索し始めている
 
木綿は自然繊維だから自然に戻り次の世代の肥やしに変わる
全ての木綿糸を輸入している日本だが
私は、土から糸を作りたいと手紡ぎを始めた
 
 
春の日差しの中で糸紡ぎに身を委ねる時間の中で
細い綿毛が糸に変わる様を見つめていた。
 
 
 
 

今日の竹島海岸は家族連れの姿が

2021年02月15日 | 蒲郡 竹島観光 

今日は暖かかった一日、

「暑いね」の挨拶の竹島でした

この暖かさは続くことなく来週にはまた前線通過で荒れ模様だという

そこでカメラを持って海岸へ出る

いつもと同じアングルで写真を撮るのはプレッシャーたが

今日も表現を変えてみた。

家族連れが三々午後竹島を楽しむ光景が見られ

波も静かに光る水面も美しい

 

芝生は今が冬枯れ色で美しい

理想的な間隔で遊ぶ姿は安心安全で”竹島って良いね!”

 

 


今日は手紡ぎ機材のメンテナンス

2021年02月13日 | 私の棉と織物

今日の竹島クラフトセンターはコロナ緊急事態宣言中と言うことで

店売りは自粛休業中で観光客は入店出来ないので、

私は手紡ぎ機材のメンテナンスをしました。

今日は手紡ぎさのToshieさんがコットンの綿打ちの作業を進めました。

Toshieさんは自分の畑で採れたコットンの種取りの作業を終えて、

今日は綿打ち作業でドラムカーダーの操作を教わっています。

”手紡ぎの糸の出来は綿打ちで決まる”

と、師匠の指導が続いていました。

 

 

 

 

 


今日は土曜日風もなく静か

2021年02月13日 | 竹島観光と写真散歩

今日は土曜日で竹島の人出が気になるが静かな1日となった

人出が少なく一安心と寂しさと同居した心地だ

ここは観光地、毎日の人出が気になるが今は我慢の時と

心を引き締める。

 

やっぱり竹島には太陽がないと似合わない、

そんな感じで海を眺めた

鴨も静かな波に身を委ねてのんびりと

世相の騒ぎもここでは聞こえない

しかし、今日はいい感じだな

こんな竹島を1日眺めている私

 

ところで今日から新しいシューズに変えたんだ

これからイメチェンに心掛けようと思って、

「イメージだけじゃダメよ!」

そうなんですね

表無しゼニトルマン老害国と言われないように

私もオリンピックに頑張らないと

 

ただ今、福島県で震度6強の地震がありました

何卒被害がありませんよう祈っています。

 

 


わたしホームスパンを織ります

2021年02月12日 | TCC手織り教室・作品

「私、羊毛を紡ぎ織りたいです」

と市内から通うOsukaさんが宣言

「よし!、ホームスパンだな」

と言うことで羊毛の手紡ぎの特訓が始まった。

三週間スライバーを紡いで今日はナチョラル原毛だ

まだ滑り感の残った原毛を一房一房整えながら

ドラムカーダーに掛けた綿を紡ぎ始めた。

 

紡いだ綿を枷にして撚り止の処理をします

「上手に紡げましたね」

と、師匠から合格の声がしました

「とても難しいです」

 

西尾市から通う太田さんは今週も浴巾を織っています

「私も紡ぎをやりたくなったわ」

とホームスパンに挑戦宣言である。

 

西尾市から通うAoyamaさんは今日もゴブラン織りの基本組織を織っています。

「難しいですが色々な表現が出来て作るのが楽しいです」

と、色々な織り方を自分で考案しながら織り込んでいました。

この教室では

”自ら考え自らで作る”

”手織は楽しく織りましょう、約束事は基本だけ”

をモットーに竹島で開かれています。

 

 

 

 

 


休日一万歩目指して光明山へゆく

2021年02月11日 | 天竜散歩物語

今日は午後から散歩に家を出る

天気は上々ルンルン気分で歩き始めた

ところで、どこへ行こうか

当てもなく北方に向かう

途中の本田宗一郎記念資料館で案内地図を見て行先を探し

”光明山へ行ってみよう”

山道を歩くと大きな古墳が現れた

光明山古墳である、

長さ80mの前方後円墳でこの地方では最大の古墳である

案内板には地方の豪族の墓ではないかと記されている。

(中学生の頃、ここで土器の破片を拾って叱られた記憶がある)

 

この古墳の北に階段を登ると光明寺があり

大黒様が祀られていて

金色に光った大黒像に驚く

本堂で拝んだ後、奥の院の展望台までの急坂を登る

猫や犬などのペットのお墓があり

手厚く葬られている

我が家の愛猫のスズカは蒲郡に納められているが

ここでも両手を合わせて拝んだ山を登る

急坂の登山道を登り本道を見下ろすとかなりの急斜面だ

喘ぎながら登り着くと奥の院である

天竜山東と二俣の街並みを眺めながら一息つく

右上に浜松のアクトタワーが霞んで見えた

四方を山に囲まれた盆地に家が詰め込まれたように並んでいる、

浜松市街地で暖まれた空気が山を越えてこの盆地に流れ込み

またここで熱せられて日本一の酷暑を生み出す

それは岐阜県の多治見と条件が似ている

奥の院は摩利支天が祀られていて登山大好きの私には

ありがたくお参りした。

摩利支天を守る狛犬は猪であった

猪と里の人々との関わり合いが偲ばれて微笑ましい

下山して境内にこんな石碑があった

種田山頭火の文章が彫り込まれていた

 

帰りには買い物をして、歩いたご褒美にあん餅を食べながら帰路についた。

今日の歩数は10177歩で目標をクリアーしていた。

 

 


今日は人影も少ない竹島でした

2021年02月09日 | 蒲郡 竹島観光 

運動不足解消に静かな竣成苑を歩く、

静かだと思って波打ち際に出ると

写真を撮るのにも困難なほどだった

空は晴れて太陽も出て綺麗な風景だが

平日だけに人影も少なく

野鳥達もどこへ行ったやら

静かだ

 

 


今日の竹島クラフトセンター

2021年02月08日 | 蒲郡 竹島観光 
 
矢作南小学校の手織教室で織りました

今日は土曜日で朝から久しぶりの冬らしい日差しの中を竣成苑の芝生を楽しむ家族連れで賑わった。そんな中に家族連れの姉妹が手織体験の申し込み、早速お好きな色糸を選んでいただき......
 

今日も暖かく穏やかな日となった

昨日の賑わいはどこへやら今日は人影もチラホラと

竹島クラフトセンターの手織工房では手織教室が開かれ

生徒さんが作品の制作に勤しんでいた。

市内から通うMrikoさんは今日も三河木綿それも

ご自分の畑で採れた三河綿の綿繰りを終え

(沢山の綿も種を取り除けば1/3になってしまう)

今日は綿打ち作業だ

綺麗に綿の繊維が整えられていく

「綿の繊維を引きちぎってはいけない」

「やりすぎは毛玉を作るぞ」

師匠の注意が指示される中で作業は進む

「わー、ふあふあよ」

「クリスマスにも使えそう」

まだこれからが勝負の作業が続くが

教室内では暖かい日差しの中で繊維の基本作業が続いていた。

 

marikoさんの傍では市内から通うoguraさんが

千鳥格子柄を追っている

「そこ、幅が広いぞ」

「そうですか?」

立ち上がって見ると

「あら、ここが・・・」

軍隊の隊列と同じで一つ乱れるとそこが目立ってしまう、

その原理だが製作中の芸術の作品

逆に乱れ乱れた構図や表現を望むところだが

今は、整然と織り表す修行中なのである。

(これをクリアーしたら好き勝手に乱れさせてあげる日も来るから今は頑張って!)

 

 

 

 

 

 

 


まだ、ゴールデンウイークじゃないよ

2021年02月07日 | 蒲郡 竹島観光 

うあー、竹島橋上は人の群れが続く

あれを密というのだろうか、

いや、外気の風でウイルスも飛ぶから…、

でも お店では一人2mは空けて並ぶのだ

「そんなこと言ってるとみんなに嫌われるよ」

と妻が言う、

嫌われついでだから ね、いつもいつも 私

 

コロナ気分を変換して写真の編集

あー、何となく いいか

少し明るい方が いいか?

ブルーが強いな

まー、いいか、

俺の心もブルーブルーだから

うねうねと悩める私の気分でこんな表現に編集したが

やっぱしブルーだよ

うねる海に浮かぶが綱に縛られた浮き球が

 私に見えた

 

今日は一日良い天気で暖かく穏やかで

紫外線をいっぱい浴びて気持ちいい日でした

コロナと戦うには紫外線も必要なので

日向ぼっこで緑茶を飲むのが私の日常です

(緑茶のタンニンがコロナの突起に被さって感染を防ぐという学説もある、

 私は上等の緑茶を粉に擦り下ろして毎日粉ごと飲んでいる)

 

いつもの素直な心の写真も載せます

愛知県は緊急事態宣言の延長が続くが

明日も頑張るよ!

 


今朝は竹島の心もよう

2021年02月07日 | 蒲郡 竹島観光 

今朝、と言っても私の朝は遅い

10時には有料駐車場はいっぱいの様子に驚いた。

あまりの人出に私の気分も削がれた。

自分のコロナに関わる心配も自粛も何だったんだ、

今の世相は上から下まで今これで大丈夫かいな、

 

先日にも増して橋の上は人の群れが続く

ここは入場制限は無いし、観光地だから

コロナと戦うには心の栄養も大事だし

自殺者も多いと聞くから

竹島眺めて心の栄養になるなら と

我が心に納得を与えた

ツーリングの人達もオートバイ並べて一休み

(ここは乗り入れ禁止だよ)

しかしここから見る海も島も綺麗だな〜、

コロナ禍が収まったらまた沢山の人に来て欲しいのが

観光地の実情だから皆さん感染しないでお元気で!

また来てください。