「次はからみ(もじり)織りで暖簾を作りたいです」
新城市から通うShiozakiさん次の企画を発表しました。
早速、使用する糸を探します。
麻の太番手の糸を探し出してくると OK!と言うことで
整経も慣れて早い作業で終えてしまいました。
「作業が早くなったね」
「いえ、本数が少ないから」
と言いながらすでに綜絖通しの準備をしています。
平織地にからみ(もじり)織を入れるタイプの暖簾を織る計画で
1時間ほどで綜絖通しも終えていました
太番手の麻の織物だからかなりのボリュームの暖簾になりそうです
来週には麻の暖簾のからみ織が見える事でしょう
乞うご期待です!
アルパカの糸を使ったストールを織っていた新城市のSiozaki さん
今日は縮絨仕上げも終りめでたく披露されました。
柔らかさと滑る様な手触り感がたまらない作品が仕上がりました
織り組織は平織で落ち着いた色合いのストールとなりました。
サイズは大きく織ってあるので
「服地にしても良いわね」
の意見に
「ストールにします」
と譲らないSiozaki さんでした。
竹島クラフトセンターの手織教室では新城市から通うShiozakiさんが
アルパカの糸を使った織物を織る準備に取り掛かって,
今日は筬通しの作業だ。
この織機での作業は既に何作も手掛けているので慣れたもので
目飛ばしも無く順調な作業は慣れと余裕を感じる、
最初は面倒な作業と思われるが、今では当たり前の通過点の作業となっている
「慣れたもんだね」
「いえいえ、まだまだです」
始まった
2本単位に組まれた組織で格子柄が織り出される企画である
「一生物を織りましょう」
「そんな、まだまだですよ」
と謙遜するが、一作一作は通過点ではあるが、今現在の一生物を作っているのである、
その時その時の条件の中で最高に良い物に挑む心が嬉しいのだ。
一通りの平織組織と綾織り組織を織って来たSiozakiさんが
今度はアルパカ糸を織りたいと言う、
困難な条件をクリアーして来たのでそろそろ記念に残る物を
と、思っていただけに即座にOKが出た。
先週には整経と筬通しを終えているので今日は綜絖通しで、
一本一本の糸を綜絖と言う装置に規則正しく通す作業である
この装置と筬があるお陰で人類は沢山の織物を作り多くの命を守って来た。
一瞬にして組織に合わせて糸を上下に動かす事が出来るのである
「一本の狂いも許されないので、確認しながら通してください」
激励の声で緊張が高まります。
実家が大手織物業だっただけに織物に対する知識と意味を理解しているので
早くも経糸を織機のビームに巻き取る作業となった。
濃淡2色の糸が2本づつ整然と並んだ糸が巻き取られている
多色に染め分けられた毛をミックス紡績された超高級アルパカ糸である
アルパカ100%の艶と滑るような手触りを友達の作品で知ったのです。
毛足を痛める事が無いように慎重に巻き取られていきます
ゆっくりと大切に扱われて今織機にセットされました。
「サアー織り始めるわよ」
緯糸も経糸と同じ糸を使用して2/2で通して織ります
糸の手触りから知る作品への夢が今現実になって。
”ドキドキ” ”わくわく” した作者の想いがシャトルに巻き取られて、
さあー!来週から始まるメインイベントの幕が上がるのです。
「今度はアルパカ糸を織りたいです」
今回の企画はこの一言から始まった。
実は嘗て竹島クラフトセンターの生徒さんだった友人の作品を見て
触って惚れ込んでしまったのです。
”これを織ってみたい”
この想いが竹島クラフトセンターに通うきっかけになったそうです。
糸棚からアルパカ100%の2色を選んだSiozakiさん
経て糸の整経順と緯糸の通し方をシミュレートして整経の準備が整った。
アルパカ100%のミックス糸を2/2の整経である
「糸で見ると見分けがつけにくいわ」
と言いながら整経が続く
作品の出来上がりを想像しながら
創る喜びを味わいながら一本の糸に夢を託すのだ
一本として間違いは許されないのです
「あれ、糸順を間違えてしまったわ」
「早く気がついて良かった、そこまでやり直しましょう」
整経台に一本づつ巻き取られてゆく糸は綾を取ることで順序正しく整えられて
次の工程である筬通しに移ります。
1時間ほどで整経を終えると次の筬通しの作業が始まる
240本の糸を整経順に綾から抜き取り筬へ通してゆく、
「あら、筬に糸が通っていない所が・・・」
「早く見つけて良かったです、そこまでやり直しましょう」
早期発見早期治療なのである。
筬通しの作業も1時間ほどで出来ました。
次はまた来週である。
初級者には馴れない作業の連続で本当にお疲れ様でした。
竹島クラフトセンターでは、初級10回コースの授業を終えて
作品の仕上げ作業をしていた。
初めての授業で初めて織った作品である
実家は大手の繊維会社だったので織物の概念はわかっていたが
織物を織る事は初めての体験で実体験で初めて知った事も多く
織物を自らの手で作り出す醍醐味も味わった。
明るいカラーを選んで初めての手織りとは思えない細かい心使いが
作品に行き届いていて美しい織り上がりを見せていた。
この後、房作りを終えて作品の完成である。
次の作品を決める授業が始まり
「次はアルパカの糸を使ったマフラーを織りたい」
と言う事で次の作品の企画で糸番手とカラーと織物密度と
筬密度が決まり、織機の準備がはじまった。
前に織っていた糸の埃などを掃除して次の織物に備えます。
今までの織物とは規格も違って筬も綜絖も準備、
綜絖のタイアップも点検、綜絖本数も足りるか点検、
全ての点検が終った。
来週から憧れのアルパカの糸を使った自分を飾るマフラーの製作に入り、
その模様をつづいて投稿したいと思っている
土曜日は新城市から通うSiozakiさんの教室、
新型コロナ、オミクロン蔓延を警戒して受け入れ生徒数を減らし、
観光客の手織体験も中止して来たので今日も一人の教室だ。
ワンツーマンだから授業内容も濃い、
だが今日の私は手持無ささ、綿マフラーもそろそろ織り終わりで
次の作品の構想が必要となった。
平織を終わり、綾織の組織も慣れて織り面の綾も綺麗に揃って、
両縁の耳も綺麗に織れている
「次は何を作りたいですか?」
「次はアルパカのショールを織りたいです」
ものつくり大好きな彼女は自分の作品を身につけている、
今日も私は見つけて写真に撮らせてもらった。
作るのが大好きな人だから自分の布が手に入れば
もっともっとオリジナル性が上がり世界で一つのオンリーワンになる
帯地を使って作ったバッグだ
西陣織の帯生地で綺麗に出来ています。
バッグを見ながら私の修業時代の西陣を思い
もうすでにお亡くなりになった先輩達を思い出していた。
竹島クラフトセンターの手織教室の初級コースへ入会したSiozakiさん
今日から課題の三河木綿のマフラーを織り始めました。
デザイン企画をもとに整経作業から勉強して今日は織り始めます。
機織りと言えば糸をセットされた織機に緯糸を通して筬を打つ トントン
”織物を織りました”
しかしその前に、沢山の工程を整えて初めて緯糸を入れることが出来るのです
平織は織ったから今度は綾織を織ってみて組織を学んでみよう、
実家が市内の大手織物会社であったことから織物が何であるかを知っている
私の組んだジャガード織紋紙のクライアントでもあった。
「半分ホワイトで半分イエローのマフラーを織りたい」
と始まった企画が今現実に織り始めたのである
今後もこの企画を投稿していきたいと思っています。
手織りを習い始めた生徒さんです
今日は整経作業が終わり、経糸を織機に掛ける作業が始めていました。
今は潮干狩りの季節です
沢山の人達がアサリ採りを楽しいで居ますが
教室内ではマンツーマンで織物授業です。
毎週 竹島まで通い竹島海岸を眺めながら手織を学ぶという
心が洗われる絶景に包まれて機を織るという
最高の贅沢を味わっています。
「手織を勉強したいんです」
の一言から始まった手織の勉強
一週間に1回、3時間の授業です。
すでにランチョンマット2枚とテーブルセンター1枚を織り上げて
先週から綿マフラーを織る準備に入って整経作業を終えて居ます。
彼女が描いたデザイン画をもとに色が選んだ糸で
経糸密度を決めて筬通しも無事クリアーして、
今日は綜絖通しを終えました。
手織をすればする程織りたいものが現れて
これが終わったら あれを織りたい
無言の作業の中で夢が広がっていきます
この経糸にどんな緯糸を通し
どんな表現を加えるのか
心に秘めたデザインは彼女の中で無限に広がっていきます。
今日は土曜日で人出が多いかなと思いきや
なんと人出は少なくおまけに花冷えの言葉通り風は冷たい一日となり、
午前中の教室では初級10回コースの授業となりました。
初級10コースの授業は基本の基本を学ぶ授業です。
緯糸を通し、筬を打つ、
緯糸のカラーを切り替える、
という作業を通じて基本動作と織り方を学んでいます
織物が出来上がる仕組みを自ら体験してもらいます。
常に行っている観光客用の手織体験とは質量ともに違い
基本を身につける授業です。色を選び配色を変える時は、
「楽しいですよ」
と、言って頂きました。
課題のランチョンマット2枚とテーブルセンターを織り上げたので、
来週からはコットンの細番手でサマーマフラーを織る予定です。
「半分イエローで半分がホワイトのサマーマフラーが良いわ」
と。言うことで来週は整経作業から始まります。