TCC・竹島クラフトセンター TAKE-LOG 竹ログ

愛知県の観光名所[竹島]の俊成苑に構える手織り工房
[竹島クラフトセンター]の主人が送る大きなひとりごと。

TCC・竹島クラフトセンター、岩から木が生えた!パワースポット竹島。

2010年12月22日 | 三河木綿の手織り体験
「鈴木さん竹島に岩から木が生えてるところがあるよ」
と東愛知新聞の記者さんから教えてもらった。

”冗談だろ?”

と思っていたが、昨日竹島の岩から生えた木を見つけに行った。

竹島の海岸線の岩場を歩いて行く。

海岸をアルプスの岩場に見立てて歩くのが好きだ、
足にグリップする足裏感覚が山を思い出す。

竹島は、ほんの数百メートル離れただけなのに、
本土とは違う亜熱帯植物が茂る天然記念物なのだ。

島には川も無く水も無いのに鬱蒼たる植物が生い茂っている。
沖合いにある大島とはまるで違う植生である。

なぜこの島だけ違っているのだろう?、






ふと足元の岩を見ると

「なんだこりゃ!」

なんと!岩から木が生えているではないか。
水も土もない、おまけにすぐ側の波打ち際は海水の海だ。

こんな悪条件の海岸の岩場で懸命に生きようとする
自然の姿を見た。





植物の生命の逞しさを見て、わが身を振り返ってみれば
何と弱々しい生き方をしているものだと感じてしまう。

甘い世の中に生きて‥、なお不足を感じて‥、
世の中の閉塞感だの、未来が見えないだの、と
言っている私も、自分の力で岩をも割って生きる
生命力を身に付けて生きてみろと、竹島の岩に生える木を見上げた。




竹島は[パワースポット]なのだ!




TCC・竹島クラフトセンター、大阪から親子三代の手織体験!

2010年12月15日 | 三河木綿の手織り体験
もはや初冬というのに暖かい日が続く竹島海岸です。

寒さが来ないとユリカモメの空中ダンスも今ひとつと
言う感じです。

そんな竹島海岸俊成苑にある竹島クラフトセンターに行くと
3人の親子さんが手織体験の最中でした。

「うーん、ここが上手く出来なかったわ」

自分で選んだ色糸を一本一本織り込んでいきます。



「どちらからのご旅行ですか」
「大阪からです」
と若い娘さんが教えてくれました。



ここ竹島海岸を眺めながらの手織体験です。
「少しは景色も眺めながら織ってくださいね」
などと話すうちにコースターの織り上がりでした。



「やったー!綺麗だわ」
と喜びの声が上がっていた竹島クラフトセンターでした。


TCC・竹島クラフトセンター、沖縄の青年の三河木綿手織体験だ!

2010年12月11日 | 三河木綿の手織り体験
竹島の紅葉も今真っ盛りです。
亜熱帯植物の茂る竹島が紅葉?なんて信じられな~い。
と思う人は行ってご覧なさい。
それは見事な景色だよ。

だって水辺の紅葉の写真って十和田湖とか北海道の湖でしょう?
ここ竹島は海の三河湾だから。

そんなことを思いながら竹島クラフトセンターへ
行ってみたら、一人の青年が手織体験の最中でした。



「どちらからですか?」
とTCCの主人が聞くと青年は はにかむ様に
「沖縄からです」
「おーっ、沖縄からですか」
と声を上げてしまったが、ここ蒲郡市と沖縄浦添市は
姉妹都市の提携をしているのだから不思議はないと思った。

「沖縄から幸田町へ来て4ヶ月なんです」
と言った。



青年の織っているコースターの色がピンクなので

「このコースタは彼女にあげるのですか?」
と聞いたところ彼は笑って答えなかったが
沖縄のお母さんかも知れないと思った。



私も若い頃少し離れた浜松から来ただけでも
とてもたまらぬ郷里への想いがあったことを思えば
沖縄からの彼の気持ちは計り知れないと思った。

そこでTCCの主人はデジカメを取り出して沖縄の
みんなが元気な彼を見てもらえるようにブログへ載せる
事を約束をしたのです。

沖縄の青年よ、投稿が遅くなってごめんな
暇があったらまた竹島へおいでよ。





TCC・竹島クラフトセンター、大垣からネイルアートのお嬢さんの手織体験!

2010年12月03日 | 三河木綿の手織り体験
竹島海岸もユリカモメの数も増えてきてました。
暖かい陽だまりで三々五々時を過ごしています。

[ごめんください手織体験を予約した者ですが」

と四人のお嬢さんのご来店です。



さっそく手織体験が始まりました。

「どちらからですか」

[大垣市からです。同じ職場の仲間で蒲郡へ来たんです」

[それはありがとうございます」

などと会話が進むうちにコースターも織り進みます。



「オレンジパークでみかん狩りをしてから竹島へ来たの、
 みかんが美味しかったわ」

「それは良かったです、まだ早いから蒲郡の観光地でも
蒲郡みかんは買えないんですよ」



と話してるうちにデザイナーのTCCの主人がお嬢さんの
ネイルアートでデザインされた手を見て声を上げた。

「おっ!凄い綺麗だ!、これ自分でやったの?」

「そうよ、これが職業だもの」

「えっ!ネイルアートのプロなんだ!」





「ちょっと良く見せて」

と手織はそっちのけでネイルアートの談義となりました。

大垣市でネイルアートのお店の美女4人の手織体験も終わり
みんなで作品を掲げて記念撮影です。



(大垣市のネイルアートのお店の美女の皆さん、
 TCCの主人はあなた達のお店の名前を忘れてしまったそうです。
 名刺のアドレスに店名を書いて送ってください、お願いします)






TCC・竹島クラフトセンター、オーストラリアからの高校生の手織体験!

2010年12月01日 | 三河木綿の手織り体験

TCC・竹島クラフトセンターに、オーストラリアからの高校生が
蒲郡市西浦町へホームステイにやって来ました。

日本の思い出とお土産にと、蒲郡名物の三河木綿の手織体験を
しようとTCCへやって来ていただきました。

ホームステイ先のご一家の中学生の少年と、オーストラリアからの
高校生の二人の手織体験です。
同行したお父様とお母様は通訳をしながらのスタートでした。



初めての手織体験で、少し戸惑っていましたが
TCCの主人の案内で色糸を決めて手織が始まりました。

「手織は始めてですか?」
と聞いたところ
「いいえ昨年母がここで手織体験をしました」
とのお話でした。
そういえば昨年にもオーストラリアからの中学生と
父兄の方の手織体験があったことを思い出しました。



ホームステイした家の中学生との手織体験は
お国へ帰ってからも、お母様と同じ体験をしたことが、
日本の蒲郡の美しい竹島海岸の思い出としていつまでも
残ることでしょう。



東洋的な竹島海岸の風景の中で三河木綿の手織体験を通じての
おもてなしの30分でした。