TCC・竹島クラフトセンター TAKE-LOG 竹ログ

愛知県の観光名所[竹島]の俊成苑に構える手織り工房
[竹島クラフトセンター]の主人が送る大きなひとりごと。

TCC・竹島クラフトセンター、みかん草木染めの筬通し

2006年12月27日 | 三河木綿の手織り体験
今日の竹島遊園は、昨夜の嵐の余韻を残し
強風が吹いています。

やっと例年の師走の竹島が戻って来た感じです。

薄日がさしたり、翳ったりで寒さが戻って
暖かさになれた体には、強風の橋の上を歩くのは、
かなりの覚悟がいりますよ。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

竹島クラフトセンターは今日から年末年始の
休みに入ります。

店の中では、みかん草木染めの手織の準備中でした。

前のブログでは整経の作業の写真を載せましたが、
今日は筬通しの作業中でした。

整経で準備された1000本の経糸を筬に通しています。

整経では必要な長さの経糸を一本づつ奇数偶数に
分けて区別できるようにします。

筬はその経糸を織物に必要な幅に均等に並べて、
横に通った緯糸を手前に引き寄せる働きをします。

筬は織機の幅の、織物に必要な密度で櫛状に羽で仕切られて
います。

そこへ織物に必要な幅だけ経糸を通して行きますが
今回は均等に並べた綺麗な平織り組織を織りますから
筬の羽の間に均等に糸を通しています。

通し間違えると織物の縦方向にスジが出てしまうので
慎重な作業を要求されます。

一枚の布が完成するには、煩雑な作業をクリアーしないと
出来ません。

現在の社会では、大量生産と大量消費の狭間でこの様な
技術も人の目に触れないまま、量販店に並べられ消費
されています。

製品がどのように製造されているかも知らない消費者が、
価値ある物の判断も出来ずに、ただブランド商品にぶら下
って消費を喜ぶ日本人の姿を見るにつけ、物を作ることに
対する知識の低下が、欧米人と比べて違う消費行動になって
いるのではないかと感じながら、

織機に向かうTCCの主人でした。

ブランドを好むのは中国人も日本人もアジアは同じ感覚を
持っているのかな・・・。

今年の年末のブログはぼやきが多いね~、


TCC・竹■ブログでは始めての年末です。
明日は本年最後のブログになります。

行く年来る年、一年の思いを書きたいです。





コメント
この記事をはてなブックマークに追加

TCC・竹島クラフトセンター、みかん草木染めネクタイ

2006年12月25日 | 三河木綿の手織り体験
今日の竹島遊園は暖かすぎた。

橋で友人と出会った、友人はダウンジャケットを着ていて

「海へ来るから寒いだろうとこれを着てきたが
 暑くてたまらんよ!」

と言いながらジャケットを脱いだ。

「この陽気は春の3月だね、大地震でもこなきゃいいが・・・。」

と友人も言いながら、

暖かい日差しを浴びながら談笑は続いた。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

TCC・竹島クラフトセンターに戻ると
新しい作品が掛けられていた。

「このネクタイは何で出来ていますか?」

と尋ねると、

「これは、みかん草木染めの糸で織った
 三河木綿のネクタイですよ!」

とTCCの主人が答えてくれました。

先日のこのブログで載せた、蒲郡市農協の柑橘組合
青年同志会のイベント用の、みかん草木染めネクタイだ。

蒲郡の村越試織の、機械織機で織った布をTCCの
スタッフの長谷川多恵子さんがネクタイに仕上げて
来てくれました。

まだこれから、20本を作ります。

綿の60/2の糸を晒してから染めたので色は薄く
染まっているが、男性の使うネクタイでは黄味も
控えめで丁度良い感じの色に仕上がっています。

やはり、カセの手染めなので微かな染めムラが
出ましたが、これが良い感じに布の表情を
作っています。

「色は薄めですが、やはり自然の色は目に優しく
心を癒す働きを感じるネクタイになりました。」

とご満悦なTCCの主人でした。
コメント (2)
この記事をはてなブックマークに追加

TCC・竹島クラフトセンター、マフラーが織れました。

2006年12月22日 | 三河木綿の手織り体験
昨日と違って、今日の竹島には寒さが戻って来た。
カモメも今日は表情が厳しかった?(ウソ言うな)

本当に今年は、季節風の吹く日が少ないのです。

このところ東海地方には、毎日地震が来ました。
異常気象に地震?、あんまり考えたくないね・・・。
ニュースで言うほど好景気?の実感どころか
かけらも感じないしねェ~。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
帰りにTCC・竹島クラフトセンターに行くと
店を閉める準備中でした。

中でなにやら、手織で織り上がった作品を前に
話し合っていました。

「織り上がったので見てもらいたくて」

「おー良いねェ~」

「娘が気に入ってもう一枚織って欲しいって言われて・・・、」

「これはスキップ織りだね」

「織ってる最中は、こんなに良くなるとは思わなかったわ!」

「機上では糸が張った状態だが、織機から降ろすと糸が弛み
 織物も縮むが、ボリュームがついて意外な表情が出るもんだねェ」

「緯糸に入れたモヘヤが良い感じでスキップして、ベーキング
 パウダーを入れたパンのようにふっくら盛りあがってるね」

この作品は、TCCのスタッフの一年生、栗田さんの織ったものです。

経糸は市販の並毛糸の濃赤とクリームの縞整経に、緯糸はブラウンの
モヘヤを入れています。

織り降ろしてみたら、見事な変身にご機嫌な栗田さんでした。
コメント
この記事をはてなブックマークに追加

TCC・竹島クラフトセンター竹島で思う温暖化

2006年12月21日 | 三河木綿の手織り体験
今はもう秋~
誰も居ない海~♪

(この歌を口ずさむと歳が分かってしまう)

もう秋ではなく、もう冬なのだが・・・。
師走というのにこの暖かさは何だ!

今日の竹島は風もなく、まったく静かで
いつもの初冬の竹島とはちがう、

カモメ達も、風のない橋でのんびり休んでいる。

学者はテレビで”地球温暖化”と叫ぶ!
今日の竹島を歩くとなんとなくそんな雰囲気に
なってくる。

でも私も朝から車で出勤する。
街ではジングルベルでクリスマス商戦の真っ只中だ。
大量生産と大量消費の渦の中で私も生きている。

自動車会社もまだ量産を増すと言っている。

だけど、地球温暖化は進む、目の前の海の水位が上がる
今も上がり続けている。

加速度的に上がる海面は50年後には今私の立っている
高さまで来るそうだ。

ほんとうに?

信じられん・・・。

もしかしたら?

でも真実だって、

北極は氷が消えて白熊が危ない!

ヒマラヤでは氷河が消えた。

赤道近くの島国は、家が波で洗われていた・・・。

止まらんでしょうな・・・。

人間という懲りない面々の集まりだから・・・、

そんな事には関係のないカモメ達は、パンくずを
くれる小父さんに群がっている。
それを横目で見ながら私は車を発進させた。

やっぱり私も懲りない面々だ。

可愛い孫の時代にはどうなることやら・・・。

















コメント
この記事をはてなブックマークに追加

TCC・竹島クラフトセンター、みかん草木染めの機械織り

2006年12月16日 | 三河木綿の手織り体験
TCC・竹島クラフトセンターでは

この度、[みかん草木染め]の手織作品のバッグに引き続き、

[みかん草木染め]の綿糸を使用して、生産型機械織機で
製織に成功しました。

蒲郡市農協の協力と愛知県三河繊維技術センターの
協力を得て試験の染め織りを続けて来ました。

三河繊維技術センターの協力でTCCの60/2の綿糸を
藤浜染工㈱で精練と漂白を施しました。漂白済みは草木染では
染まりが悪いが,仕方なく染めむらを防ぐため使用しました。

チーズ巻きからカセ上げを90カセ(1カセ95g)作りました。
TCC竹島クラフトセンターでは、[みかん草木染め]のアルミ
媒染で染め上げました。

一度に30カセを染めたが、みかんの木のチップの状態と
染めの作業の状態により微妙に色の変化が見られた。

製織は、幅1メートルで経糸は綿60/2で経密度は70本/in×緯糸は
綿60/2で70本/inの打ち込みで、70メートルを織り上げました。

製品は、蒲郡市農協の柑橘組合、青年同志会の50周年記念用

ネクタイとハンカチ400枚を作ります。

現在蒲郡市内で縫製作業に入っています。



TCC・竹島クラフトセンターでは、本来手織をしていますが
TCCの主人がジャガード織り意匠家でもあることから、
工業用量産織機で織る事に踏み切りました。

しかし[みかん草木染め]を研究してきたTCCの草木染め
グループは、工業化には、当初反対意見が多かったが、

繊維不況の続く蒲郡繊維業界の為に、機械織りに
協力をお願いして成功にいたった次第です。

蒲郡市の特産物であるみかんと、三河木綿の
コラボレーションで蒲郡特産の[みかん草木染め]の
機械織が出来上がりました。

TCC・竹島クラフトセンターでは、蒲郡市農協の
みかんチップ提供の協力を得ながら、
三河木綿の[みかん草木染め]の製品開発をしていきます。

蒲郡にお出での時は、[みかん草木染め]の三河織物を
楽しんで、お土産に、手芸に、皆様の暮らしの潤いに
ご活用できるように頑張ります。

現在TCCの[みかん草木染め]のデータを基に
癒しとアンチエイジングの郷推進協議会でも
天然染色開発委員会を立ち上げて、みかん染めの
研究に入っています。

完成される日が楽しみにしています。

コメント (2)
この記事をはてなブックマークに追加