TCC・竹島クラフトセンター TAKE-LOG 竹ログ

愛知県の観光名所[竹島]の俊成苑に構える手織り工房
[竹島クラフトセンター]の主人が送る大きなひとりごと。

今日の竹島は雲の中だった

2024年03月26日 | 蒲郡 竹島観光 

あれ!、竹島が無い!

竹島が霞の彼方だ

 

20年以上竹島に住んでいるがこんな風景は数回である

夜になったらこんな風景が現れ

幻想の俊成苑となった

藤原俊成の像から降臨のように

おー!なんと言うお姿が

 

こんな風景が現れる蒲郡

あなたも来てみませんか

 

 


台湾から手織体験にやって来ました

2024年03月26日 | 蒲郡 竹島観光 

竹島クラフトセンターの手織体験教室へ一人の女性がやって来た

「私は台湾から来ました」

と、上手な日本語で自己紹介をしていただきました。

 

早速竹島の見える窓際で機織り織機を設置して

今日は三河木綿のコースターを織っていただきます

 

スタッフから織機の構造と織物のが出来る原理を学びながら

手織体験が始まりました。

「経糸の奇数と偶数の糸を綜絖装置を使って上げ下げする中を

緯糸が通過して筬をトントンと打ちます」

正確な織機の操作で見事に織れたコースターが出来上がりました。

 

「私は蒲郡で働きながら織物の技術を学びたい」

と言う事で基本の技術から学ぶことになりました。

 

出来上がったコースターを掲げて喜びの記念撮影です

おめでとう御座います!

 


私たちは香港から来ました

2024年03月18日 | 蒲郡 竹島観光 

昨日は雨が降り始めた竹島海岸は人影も少なくなり

閉店しようかなと思っていると2人の女性がご来店です。

英語で何やら話していますが言葉が通じません

身振り手振りの話で

「手織でコースターを織りたいが可能か?」

中国語だと聞いていたが英語で通じる事がわかって

「yes、OK!」

手織体験をしたい気持ちを身振り手振りを交えて訴えて来る

2人の気持ちを受けて織機の準備をしました。

準備が整った織機を見て

It is amazing!

これから、身振り手振りの手織教室が始まりました。

「好きな色糸を選んでいただきます」

「???」

「What color do you like?」

好きな色糸を選んで手織体験が始まりました

「シャトルを通してトントン」

「Tonn tonn?]

[そう、トントン」

「Wakatta ws tonntonn ne」

珍道中ならぬ珍織物体験が進んで行く

彼女たちのお国は香港で今日は名古屋から

蒲郡へ来て竹島に手織体験をする計画だと言う

「レバー1を上げて2を下げてトントン」

「Igot it」

「シャトルを通してトントン!」

これが世界共通語になるかも?

そして、出来上がったコースターがこれだ!

「It was really fun」

素敵なコースターが織れました!出来て良かったね、

日本へ旅行に来て竹島で手織体験をしてコースターを織り上げました。

今日から自分の作ったコースターを使うのが楽しみだと

雨の中を竹島に向かって歩いて行きました。

 

 


竹島で三河木綿の手織体験をしました

2024年03月17日 | 蒲郡 竹島観光 

「手織体験をしたいんですが」

二人の女の子が手織体験の申し込みです

教室内は生徒が製織中なので今日は店のスペースに織機を配置して

手織体験をしていただきました。

外は春とは言ってもまだ風が冷たく外のタープ使用はまだ早い

店先で体験を楽しめたか心配だったが

夢中で織っている姿をみて一安心しました。

手織体験の様子を見に行くとすでに房作りも終わっていて

仕上げの様子を見てびっくりでした

最初から同じ感覚を保って見事な織りを見せていただきました。

 

「すごく綺麗に織れていますよ」

と言うが、何事もなく織り上げている表情を見て

特別な事もなく当たり前に淡々と集中できる人を

羨ましく思ってしまう私でした。

 

「出来ました!」

と作品を見せていただきましたが

これを何事もなく当たり前に出来てしまうなんて!

今日もまた天才が現れた!と思った手織体験でした。

 

 

 

 


ご一家4人様の手織体験です

2024年02月29日 | 蒲郡 竹島観光 

先日に予約をいただいていたお客様が手織体験でご来店です。

ご一家4名様でお子様は小中学生なので綿から糸を紡ぐ作業を

楽しんでもらうために綿繰り機の登場から始まりました。

「あら、この機械はなんでしょう」

この綿は植物ですから種があります

種を取り除かないと綿に使えないのでこの道具が登場したのです。

綿が出来たら糸を紡ぎます次の紡ぎ車の登場でまたビックリ、

綿から糸になるのです。

一万年以上の昔に人間が考え出した世界共通の作業それが糸紡ぎである

その出来た糸を、織機という人類最初の機械を使って機織りが始まった。

スタッフから織物の原理を教わりながら機織りが始まった

緯糸を一本通して筬を動かすたびに物が生まれてくる

これが楽しいのだ、これが嬉しいのだ

やめろと言われてもやめられない、

これが機を織る人の真理である

どうして?

何故だろう

 

そして自分で紡いだ糸を織り込む

堪らない感覚の作業だ

お客様とこの楽しい感覚を共有できることに私も幸せを感じてしまう

”良い仕事していますね”

と、私は常々思うことである

出来たー!

これ見て、私が織ったのよ

”おめでとうございます”

ご一家で糸から楽しんだ手織体験です。

古代から続く糸と機織りの作業の中から

自然と人間が関わって生き続けてゆくヒントになれば嬉しいです。


花咲く頃に竹島で手織体験

2024年02月26日 | 蒲郡 竹島観光 

春が来た♪ 春が来た♪

梅は咲いたか 桜はまだかいな

 

唄いたくなるような日もあれば

寒波に震えるような日もあって

外出には着る物に困る日もある

今日の天気は晴れ!

予約のお客様のご来店なので今日は芝生に織機を並べた

「手織体験を予約をした者ですが」

いらっしぃませ!お待ちしておりました

「今日は天気上々なので芝生に織機を並べました」

 

広い芝生の向こうに青い海と緑の竹島を望む絶景を眺めながら

三河木綿の手織体験を楽しんでいただきます。

スタッフの指導を受けながら手織が進んで行きます

一通りのレクチャーが過ぎた頃には体験者は一人で織り進めています。

 

選んだ色はブルー、

目の前に広い海が展開して

三河湾ブルーがコースターに織り込まれていた。

 

 

 

 


4人の織姫様の手織体験フルコース

2024年02月16日 | 蒲郡 竹島観光 

4人の織姫様が竹島で手織体験に来ました

前に予約があったので今日を楽しみに待っていたのです。

全員手織は初めてとの事でスタッフも丁寧に体験をスタートしました。

綿の種取りから始めました。

「室町時代には存在していたこの道具を綿繰り器と言います」

ハンドルを回すとキーキーと音を立てて種が手前に綿が前にと別れます

「あらー!不思議だわ」

こんなに簡単な道具だが見事の働きをしています。

 

「なんで!なんで綿と種が分かれるのかしら」

古い時代に誰かが発見してから改良に改良を重ねて

今日の道具になったのであろう

そして、弓を使ってワタの繊維を解す綿打ち作業になると

「あら!、不思議だわ どうしてフアフアになるのかしら」

弓の弦が振動すると綿の繊維と繊維が解き放されて均一の綿に変化する

様を見てまたまた不思議の世界へと引き込まれていく

 

そして出来た綿を紡ぐ作業となると、不思議の世界へと入っていく

「私の手の中の綿から糸が・・・」

宇宙がブラックホールへと引き込まれるように綿が糸に代わっていくのだ

私の綿が 私の手から生まれている

原始の時代の人たちはもっと驚きの現実を目にしたに違いない

自分が紡いだ糸を持って織機に座ると機織りが始まった。

「私、初めてだけど出来るかしら」

「大丈夫です、昔は世界中で行っていた作業なのですから」

「織ればあなたは幸せになります」

教室から竹島の絶景を見ながら三河木綿を織る

これ以上の贅沢な時間は他に無いでしょう

織るという作業は無心を誘う

原始の時代からこの作業は幸せを作るという事だ

労働は苦痛なことが多いが機織りは心がほぐれる

笑顔になるか無心になって織る

何故?

それは織れば豊かになり、暖かくなる、

農業漁業の収穫の時

獲れば笑顔になり、獲れば幸せがくる

それが人類に組み込まれた欲望と繋がるのだろうか

1万年も前から織物はあった。

大自然の中の機織り姫の彼女はその時代のエースだったに違いない

その時代彼女はデザイナーであり、製造者であったのだ。

 

卑弥呼の衣装も織った人がいた

いや、卑弥呼自身が織り姫だったかも知れない

となると、 ”私今、卑弥呼と同じ事をしているのだわ”

と、なるかも知れないのだ。

 

それぞれが、自分のカラーをその場で選択して織機で織り始めたが、

今日は突然に瞬間に選んだ自分の色糸だ

「私、こんな感じの色が好きだから」

と、答えてくれる人が多い

 

選んだ時と織物になった時とはイメージが違うが、

「織れてくるとその違いが楽しいですね」

と、いう人が多い

 

”理想と現実”が徐々に織れて現れて来るが現実の映像を見るみたいで楽しいですよ、

と、言った人もいる

 

”想像と創造”の偉大な作業を終えて

最後の難関の房作りを終えるとコースターの完成である

おめでとうございます

4人の美女軍団の機織り体験でしたが、私の雑念が多くなってしまったな〜🙇

 

 

 

 

 

 

 


旅の途中で三河木綿を知りました

2024年01月18日 | 蒲郡 竹島観光 
「手織体験をしたいんですが出来ますか」
手織体験の申し込みがありました。
今日は冬の日とは思えない程の暖かさなので
「芝生に出て屋外でやりましょう」
と言うことで織機を芝生上に運び出して手織体験が始まりました。


「わー!、気持ちいですね」
竹島を目の前にして、春の太陽を浴びながらの手織が始まりました。

スタッフから織物の原理と織機の操作を学びながら
手織体験が進んでいきます。



「何方からお出で下さいましたか」
と、尋ねると
「台湾から来ました」
と答えて下さいました。
台湾からだと日本の冬は寒くないかと心配になるが
「こんな素敵なところで織物が出来て嬉しい」


暖かい陽を受ける中で順調に手織が進んですてきなコースターが織れて来ました。
観光客も手織の様子を眺めながら竹島へ向かって行きます。

「出来ました!」
最後の房作りも終えてコースターが完成しました。



”おめでとうございます”
台湾の皆さん、彼女は元気にやっていますよ!

「三河木綿の手織体験は楽しかったですか?」
と、尋ねると
「楽しかったです」
と笑顔で答えて下さいました。
晴れた空と海の色のコースターを見せながら記念撮影です。


初めて蒲郡へ来た時も竹島は夕日だった

2023年12月23日 | 蒲郡 竹島観光 

昭和36年秋に蒲郡へ来た時も竹島は夕日の夕暮れだった

高校生の時に友と見た夕日を現在は妻と見ている

橋が赤く照り出される時

太陽は西浦半島に沈む

振り返れば数十億年繰り返した夕日が

今日も沈んでいく

夕日で長く伸びた私の影は

地球に生きた一瞬の影を映し出している

 

 


お友達と三河木綿のフルコース体験に来ました

2023年12月12日 | 蒲郡 竹島観光 
初冬の三河湾の陽を受けて光る海が美しい竹島海岸です
”良いね蒲郡”と誰もが言うこの風景だ。

こんな竹島に二人の女性がやって来た。
三河木綿の手織体験フルコースを体験したくてやって来たのです。



早速綿の種取りをする綿繰り作業をして、
弓を使った綿打ち作業を終えると綿が出来ます
「わー!ふあふあだー」
「本当、綿になった」



出来たてのふあふあ綿を糸車を使って糸を紡ぎます
「あれ!、なぜなぜ?、どうして糸になるの?」
自分の手に持った綿から糸が紡がれています
「これ!夢中になる」
人類の大発見、綿をよじれば糸になるのだ。


「今日は良い天気、太陽を浴びながら機織りをしましょう」
と、言う事で芝生広場で手織体験となりました。


少し暑いくらいの陽光を浴びながら機織りが始まりました。
「すご〜い気分の良い機織りです」
「広々した草原の向こうに竹島です」
日本一の機織り体験場ですね」


スタッフから織物が出来る原理と織機の操作法を学びながら手織体験が進みます。
「もう大丈夫です、織れますから」
経験を積むほど自信が出来て、無口の時間が過ぎる



黙々と織るお二人の作業が続くと


自分で紡いだ糸も入ってワクワクの頂点です
「うれしい!、私の宝物だわ」


「嬉しい、私の糸も入ったわ」
「なぜ?私の綿の糸は細く織れてるのですか?」
「貴女のは上手に紡げたので糸が細いので織れる面積も少ないのです」
「私のは上手だっていう証明ですか」
「そうです」


最後の房作りも無事に終えて
お二人のコースターが完成しました。
おめでとうございます。


秋の夕べの竹島が好き

2023年11月27日 | 蒲郡 竹島観光 
今からの季節の竹島海岸の夕べは一見の価値ありなのだ


夕日に黒く浮き出たシルエット
こんな風景を眺め語り合い
誓い合う


紅い光に包まれて
あおげば空に白い月

こんな夕べは幸せ満ち
家路への帰路も嬉しい


同じ職場だった仲間と体験旅行に来ました

2023年11月27日 | 蒲郡 竹島観光 
竹島クラフトセンターから賑やかな声が聞こえ
男女8名の方が手織体験の最中でした。


元々同じ職場の皆さんが竹島へ旅行に来てくださったのです
「コロナ禍でしばらく止めていましたが、やっと旅行に来ることが出来ました」
と、旅行が再開できた喜びに溢れる賑やかな体験になりました。


「私たちは旅行をすると必ず手作り体験をします」
と言うだけあって器用な手つきで織機を操っています。

前半は3人の女性の方々が体験して後半は男性4人様が手織体験です。
最後の房作りも男性は苦手な人が多いからと心配だったが
それどころか立派にクリアー出来て助かりました。

8人全員が織り上げたコースターを仲間同士で見せ合って
賑やかな品評会が開かれていました。





小学生の姉妹が手織体験にやってきた

2023年11月21日 | 蒲郡 竹島観光 
手織体験の予約が入りました。
今日は月曜日で観光客も少ないが風が強い1日となった。

体験者は小学生の姉妹です
あまりに強い風なので糸が飛ぶ可能性もあるので教室内に織機をセットした。


お姉さんは高学年なので織機の扱い方を教え終わった頃にはコースターを
織り上げていました。
「お!綺麗に織れてるね」
と、声を掛けると恥ずかしそうに作品を見せてくれました。


間もなく妹さんも織り終わった様子で房作りの作業をしています。
「妹さんも綺麗に織れてますよ」
なかなか織れるところも無いので今日は織れてよかったです
窓から入る陽もやさしく外の竹島海岸も綺麗に見えています。


「出来たー」
「あら、素敵じゃない、良かったね」
コースターが出来上がって来ました。
努力の跡が作品になっています


「お母さん出来たよ」
「楽しかったです」
それぞれ、自慢の作品が出来ました。
手織体験をして房を作ってお持ち帰りができるのは竹島クラフトセンターのじまんです



「やったー!」
「出来たー!」
姉妹で自慢のコースターが出来上がりました。

おめでとうございます😀 



今日のクラフトセンターは見事な動態保存博物館のようでした

2023年11月13日 | 蒲郡 竹島観光 
今日の竹島クラフトセンターではこんな光景が見られた。
意図せず、全くの偶然だが見事な作業の工程を見せていた。


手前から生徒の宮瀬さんがは畑で採れた緑綿の種取り作業で、

その向こうに柘植さんがハンドカーダーで綿打作業をしていて、

一番奥には伊東さんが意図車で手紡ぎをして、講師の昭子さんは枷取り作業

右側の織機では、三敬(株)の石田社長が織機に経糸をセットしているのだ

「これだけ順序よく並んで作業をしている様子が観れるのはここだけだね」



観光地によくある民芸資料館の人形ではなく、人間が繊維の作業の様子を見せていた。

完全に動態保存された繊維の博物館が観れるのは、今日のクラフトセンターだけだね、

全くの偶然だが、作業の様子を窓の外から見学者が絶えないのであった。


竹島を眺めながら、蒲郡テックスビジョンの準備に余念のない石田さん


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