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TAKE-LOG 竹ログ

今年も登った鳳来寺山

「今日は歩こう」

「いいね、何処へ行く?」

さっそく水と軽い食料、シューズとストック、ライトと雨具を用意して出発、

「何処へ行くの?」

肝心な行先は決まらないまま車は発進した。
車は本宮山を眺めながら北上した。

「何処へ行く?」

着いたところは鳳来寺山の門前だ

空も晴れて桜も満開


門前のラウンドマークの灯籠を眺めながら歩く
ゆるゆると歩を進める


早め早めの水分補給の用意を忘れず
ゆるゆると行こう


足元のすみれが今年も迎えてくれた
自然の色は優しいな


昔の門前の建物が私たちを迎えてくれた
石でも無い木でも無いツルツルの味気ない建物より
白壁と木目が優しい建物が好きだ。
自然と共に私たちを迎えてくれるこの通りは心和むところだ。


鳳来寺山の岩峰がマグマの突き出た姿を見せてくれた。
この鳳来寺火山の隆起で天竜川は流れを変えたのだ。


竜宮を祀った池を眺めながら
ゆるゆると歩く



鳳来寺山東照宮を建造した浜松城主太田備中守の墓に手を合わせる


石造と言っても芸術作品が並んでいるので
速度が落ちるが毎年ゆるゆると眺めてゆく



北原白秋の像もユニークな姿を見せている


石造の芸術の横には自然の花が添えられ互いに競いでいる


「いいね〜、ここは桃源郷



さー今から石段が始まる、その前に3度目の昼飯?を食べる


石段を登る、一段 一段 ゆるゆると歩を進める



巨大な傘杉を過ぎる頃になると石段も急になる


一服を繰り返しながら休むのである、
休んでばっかりだね。



いよいよ石段が急になってきた。

ここで、私の歩き方法を紹介しよう

歩き初めは、一歩登っては両足を揃えて一呼吸、
これを繰り返す。
これに慣れて呼吸も気にならないようになったら

一歩、二歩と登り、三歩目は両足を揃えて一呼吸
これに慣れて呼吸も乱れないようになったら

一歩、二歩、三歩、四歩に両足を揃えて深呼吸で
呼吸を整える、


鳳来寺山は火山である、足元にはいろいろな模様の火山岩が見えて
楽しい限りである。
「赤いところは赤石山脈と同じ赤い岩石だ、海の底の生物の死骸が酸化して赤く、
白いところは石灰石なのだろうか?」

嘘か本当かわからない俄か学者の話で盛り上がる。


仁王門が赤く聳え立っている、
荘厳な想いを感じながら門をくぐると


今年も会えて幸せです仁王様、
今の時世をなんと見るのであろうか


想い上がるな!、嘘をつくでない!
現世に向かって怒り戒めるこの姿を私は怯えながら見上げた。


杉の大木を見上げながら、数百年の時代と自然のありのままを
天変地異の中で生き抜いた大杉の生命力をいただく想いで手を添えた。


石段は角度を増して足を置く面積も狭くなり危険が増す
一歩一歩慎重に足を置き体重移動を繰り返し登る


ピースサインも慣れてなくて・・・
恥ずかしいな


やっと登り着いたぞ1316段で本堂に着きましたよ!


私もやってみたけど、お腹の膨らみが・・・


本堂でお参りをして、少しの休憩だ


本堂前のお休み所からの展望は
奥三河の山並みから三河湾を望む

さて、下りの石段は怖いのだ。
ストックだけでなく安全な岩や木の根も頼っても安全に、
転べば怪我は必至なので慎重の上にも慎重に降ろう

登山中の事故のほとんどは下りにあるのです。

ここでも、一気に下らずに一歩二歩で三歩目には両足を揃えて
バランスを取り、身体を半身に構えて足を横に置く、
真っ直ぐに落ちる事を防ぐと同時に膝への負担が減って良い


ずーっと続く石段の下りは嫌になるが、慎重に足を運ぼう
一歩下に足を置き、安全を確かめたら片方の足を置く


滝を眺めながら足と心を休ませるひととき、滝のせせらぎが心地よい
2倍の時間をかけて休むと良い



やっと石段が終わるとホッと一安心で明るい景色が展開する



夕闇が迫る頃鳳来寺山登山が終わった。
(明るいライトの用意を忘れずに!)

(私流の登山法のコースタイムは登山地図案内の2倍以上かかるが、
安全に鳳来寺山を登る事が出来ました)




蒲郡市の観光の中心地竹島海岸竣成苑内にある竹島クラフトセンターの主人が投稿するブログです。

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