竹島クラフトセンターのプランターに植えてある綿の木から
今年も芽が出た。
小さな小さな葉の形をした小さなな芽
今年も生まれて来たね緑の芽
三代目の芽だから 孫の芽なのか
誕生してくる動物も植物も
幼く可愛いのは何故だろう
竹島クラフトセンターのプランターに植えてある綿の木から
今年も芽が出た。
小さな小さな葉の形をした小さなな芽
今年も生まれて来たね緑の芽
三代目の芽だから 孫の芽なのか
誕生してくる動物も植物も
幼く可愛いのは何故だろう
今日は在所の街?歩き
「どこか行きたいね」
「何処へいくの?」
と云うわけで家を出た
「どこへ行くの?」
わからんまま歩く
30分ほど歩くと
山王神社と言うお宮について一休み
村の鎮守の神様の日陰に入って一休み
さて、ここから何処へゆくの?
わからん
たんぽぽと野苺の花がかわいい
スマホ片手に散歩みちだが行き先不明は苦しいぞ
「右へゆく?」
「それとも左?」
春なのに夏のような暑さの中で ふるさとの散歩ブログ
「もう帰ろうよ」
「帰りは味噌を買って帰ろう」
アイスクリームも食べたいね
彼岸だから ぼたもち も
”キコロ”の肉うどんを食べたい
あの凍ったやつ?
それがいいね
早くかえろう
「織れました!」
先週に整経作業をして
「私に組織を作ってほしい」
と頼まれて組織の組み合わせと意味を伝えながら
綜絖通しと縞と柄の成り立ちを理解する授業となった。
縞の濃色の方を濃度差をつけた結果
鋭く感じる千鳥紋様が優しく馴染んだ表現が出来た
「柔らかく良い感じ」
「でも、淡い方の縞のカラーがこれ以上薄いと千鳥が崩れるが
微妙なバランスで出来ていますね」
「この写真を見れば組織がそのまま出来ていて組織図が組めるよ」
「そうですね、よくわかります」
縞と格子と組織の組み立てが理解できて来たのだ。
「残り糸の毛糸を使ったが番手も丁度良かったわ」
「今度は4枚綜絖で織れる千鳥格子柄も織って見たいです」
今教室では、縞整経と組織の関係の授業が多い、
これが出来たら組織作りが楽しくなる
織物はそんなに難しいことでは無い、
整然と並んだ経糸と緯糸しか無いのだから
今日は大将の手紡ぎを紹介しよう
竹島クラフトセンターで手紡ぎの修行中のIwakooさん
ものつくり大好き人間であるIwakooさん
皮、繊維、木工、何でも物つくりが大好きなのである
そんな大将が挑んだのは糸紡ぎである
日本の和綿を収穫して種を取り、弓の綿打ち、
その後、竹島クラフトセンターのカーダー掛け方法を終えると
綺麗に整綿された綿を使って手紡ぎをしている
”綺麗な整綿は綺麗な糸を産む”
Iwakooさんが準備を進めていた刺子織りの織機にいよいよ緯糸を通します
私共の教室では試験織りと言います
「先生、ここがおかしいです」
その結果一本の糸に異常が見つかりすぐに修正に入ります。
一本の狂いも許されない
それが織物です
整然と整った織りと柄では組織の一本の狂いが全体をダメにするのです。
組織図とレバー操作を検証しながら原因を探し修正する
忍耐と根気のいる作業です
『わかった!此処ですよ」
原因追求はまるで推理の時間です
「この修正作業をする事が一番織物を覚えるんです」
”経糸と緯糸の時間と空間の中で織り出される事件のもつれ”
なんてね、冗談はさておき真剣勝負の時が過ぎれば
あとは忍耐の時間も忘れて作業は続く
先週に整経を終わり、今日は刺子織りの第二弾は[紋織刺子]である
紋織り刺子とは、刺し子織りに柄を織り込むことである。
プロでも困難を極める作業の始まりだ。
先に作った企画書に従って作業は続く、
組織図とレバー操作は工業用ドビー織機の構造操作と同じことを確認した上で、
糸の選択、整経、筬の選択とその作業が始まった。
整経の順番も全て企画と組織意匠図に従い
一本の狂いも許されない神経を使う作業の始まりだ
刺し子織りの特徴の細い番手と太い番手が入り混じった整経で
糸のテンションに非常に気を使う織物を織るのである
男織りの紋織刺子に挑戦するのは生徒のIwakooさん、
まだ手織経験は少ないが男性の繊維業の方に残しておきたい技術である。
竹島クラフトセンターの手織教室でただ一人の男子のIwakooさん
先週は刺し子織りの基本組織を織って刺し子織りの基本を学んでいただきました。
今回は難易度を数段上げて柄を織り出す勉強です。
アシュフォードの整経台を使って経糸の整経が始まりました。
基本中の基本の作業で これが無ければ織物は出来ません、
業整経を業者に依頼出來る教室もありますが、
竹島クラフトセンターでは初級者でも整経から始めていただきます。
この整経の技術も古代から改良に改良を重ねて
合理的な技術の改良の末に 今に至っています。
和式整形台も整経技法もありますが
今回はアシュフォードの整経台を使っています。
写真のピントが合っている所の交差している部分で綾(アヤ)をとっています。
綾は経糸の整経では一番重要な部分です。
沢山の糸の一本一本を識別する唯一の装置で
”死んでも綾を離すな!”
(私も何度か綾を崩して死ぬ思いを味わった)
数百本の太さが違う糸が整然と奇数偶数と並んで、
織物設計図通りに準備が進んでいきます。
今回は色は白一色ですが刺し子織りなので
ベースを織る細い糸と刺し子になる太い糸が
規則正しく並べられて一本の狂いもないようにセットされていきます。
デザインと設計図、組織図、が全ての作業の基本です。
織物の構成と作業が理解出来るよう説明されて進んでいます。
私で出来るかしら?と思案しながら始まりますが
知らず知らずのうちに出来てしまうのです。
一連の作業は次の作品制作の基本に繋がるように進みます。
知らず知らずのうちに会得出来た達成感は登山にも似ていて
私でもやれた!登れた!は楽しいものです。
Iwakooさんは3時間で整経作業を終えてしまいました。