フェンネル氏の奇妙な生活

気付いた世界の中の小さな出来事と水彩画と時たま油絵と思いついたことを爺さんが一人語りいたします。

voracious

2016-03-29 08:44:15 | Weblog
voracious lifeのJIM Harrisonが土曜日にアリゾナの自宅で亡くなったって。78歳だった。「死ぬにはもってこいの日」とブラッドピットが主演した「レジェンドオブフォール」しか知らないんだけど食いしん坊だったってね。詩人で小説家でエッセイストなんだけどね。「人生はよく食うこと食っていれば死なない。食えなくなったら死ぬ時だ」とシンプルな思想の持主ヘミングウエイを彷彿させるようなワイルドライフ。たしかパタゴニアにも家があったんじゃないかな。野性的な生き方って憧れがあります。やはりシンプルに人は生きなくてはいけないんですよね。
Dead man's floatというハリソンの詩
My work piles up
I falter with disease
Time rushed toward me
it has no brakes.Still,
the radishes are good this year
Run them through butter
and a little salt

何がいいたいんでしょうね。dead man's floatというタイトルから意味不明。「うつぶせに浮いた死体」と言うのでしょうか。そう言えば、子供の頃プールでこんな真似しました。なんだか息を止めている間だけ自由になった気がした記憶があります。意味深だねこのタイトル。

仕事は山積みだが
具合がわるかったからちょっとしんどい
でも時間に追われて
休むことすらできない
今年はラディッシュがよく取れたから
少しの塩とバターに
それらを漬け込まなくては。

何気ない暮らしに潜む自由への憧れと営みを書いているのかな。それならそれで分かるようなきもするけど。マッチョの中の繊細さを書く作家だったからこんなことが隠されているのかも知れない。こんど「WOLF」を読んでみようかな。


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