フェンネル氏の奇妙な生活

気付いた世界の中の小さな出来事と水彩画と時たま油絵と思いついたことを爺さんが一人語りいたします。

天郷

2017-07-29 07:53:14 | Weblog

四国には「空」という地区があってまさにアンデスに暮らす人々と同じく天辺人が住んでいるという「そら」とそのものずばり言うらしい。山の急斜面でジャガイモとか陸稲とか蕎麦とかを作っているとのことだがほぼ自給自足なのかなと思いきや車でコンビニにも行くしとかでそれなりに快適ライフだとか。一番いいのは縁側に座って空を眺めることだとか。何時間見ても飽きないだろうなと想像はつく。祖谷渓の奥か剣山の麓か峻険な山際にひっそりとあるんでしょうね。朝、そら見て、昼、空見て、夕べ、また大空を見る。「明日のことは明日にならなきゃわからない」こんな生活が昨今僕には豊かに映るのです。なんなのでしょうね、昔、アンだけ見てたアクション映画や任侠映画を今は全く見たくありません。チャンバラは別として。それよりはカルテットとかのヒューマンな映画をこのところ多く見ています。この変わりようは一体なんなのでしょう。もうこれでもかこれでもかというテンコ盛りのアクションに嫌気がさしてるのかもしれませんし人を傷つけるというシーンが我慢ならないのかもしれません。まぁ、そういうお年頃になったのかなと思うことにしています。僕も遠くの空を眺めたくなったのかもしれません。

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