フェンネル氏の奇妙な生活

気付いた世界の中の小さな出来事と水彩画と時たま油絵と思いついたことを爺さんが一人語りいたします。

プラーナ

2017-07-13 07:40:51 | Weblog

普段から何気なく着ていたアメリカンカジュアルのブランド「プラーナ」。もちろんブランドの意味も知らずただ安くて気が利いているというだけの選択だったが「プラーナ」って仏教用語で西洋人が東洋思想に憧れる時のマストワードだったんだね。「気」とか気息とかの意味なんだって。このプラーナを取り込んで栄養素となし何十年間も不食で生きてる人もいるとのこと。また、不食実践の人も増えてるとか。人間ってなんなのでしょうね。食は生の基本中の基本だと思っていたけど不食で生きられるなんて。見る世界がかわるんだろうな。僕の目の前では草原の不食のライオンが見えた。不食ゆえに草食動物はこのライオンを恐れないが尊敬をもって見ている。ハイエナもおこぼれをもらおうと近づかない。食事は太陽からのプラーナだけ。体は光り輝き気力は充実。エサを取らないといけないという呪縛から解き放され心は自由。縄張りもいらない仲間もいらない。俺は自由だと歩き回れば密猟者にズドンと一発撃たれて死んだ。やっぱり不食のライオンっていらないんだな。人と違うってこういうことか・・・・とブツブツ。

コメント
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