ウ～ン脱帽

昨日、女友達っていっても若い女の子なんだけど久しぶりに電話があって近況の報告
をしてくれた。声に張りがあってキラキラしている。「楽しそうだね」と思わず言ってしまったけど普段おばちゃんばかりと話しているからそう思ったのかもしれない。その楽しそうな声で結構悲惨な内容を話してくれた。会社が潰れそうでボーナスもでない。一人二人と周りが辞めていく。「私もね、ハローワークに求人を見に行ってる」と言う。「大変だね」とこっちは言う以外ないのだけど本人はあんまり気にしていないふう。まじめで人一倍仕事が出来て一生懸命会社に尽くしていたのに世界経済の揺さぶりと円高、経営陣の見通しの甘さなどで彼女と関係のないところで彼女の仕事場がなくなるかもしれない状況に追い込まれたのに文句も言わず「次の仕事さがさないと」と前向き。「永久就職もあるじゃないか」というと「結婚はしたいけど結婚したとしても働く。じっとしてるの嫌いだから」と逞しい。彼女のファイトにウ～ン脱帽。どこかの潰れているのに守られている会社とか何でも電気代に上乗せして実質経営してない会社の人に言いたいな。こんだけ頑張らなきゃならない現実が自分達の前にはあるんだぞって。お前達は、文句言ったら罰が当たるぞ！彼女の爪の垢でも煎じて飲め！