フェンネル氏の奇妙な生活

気付いた世界の中の小さな出来事と水彩画と時たま油絵と思いついたことを爺さんが一人語りいたします。

六条八幡に行って来た

2011-06-15 07:48:42 | Weblog
あじさい神社として知られる六条八幡に行って来た。僕は、存在すら知らなかったんだけどなんでもあじさいでかなり有名な神社らしい。「そんな観光名所みたいなところだったら人が大勢いてたこやきなんか売ってる店もあるんじゃないか?そんなとこでスケッチなんかできないよ」と半信半疑で出かけてみた。案の定、デイサービスのバスは何台も来てるわ車も道路っぷちにまでとめていたりあじさいを観るというより年寄りの声がやかましい。小学生も年寄りもはしゃぐのは変わらない。ただ年寄りが面白いところは必ず一人は不機嫌な奴がいてヘルパーさんを手こずらせるんだ。「○○さん怒らんと見ましょう」なんていう声が聞こえるのも面白い。そして笑ってしまうことに「たこやき」売ってた。でもあじさいを維持するためには必要なことだと納得。ここは、あじさいの数も多いが品種も多彩でカシワバあじさいなんかその際たるものだろう。神社はこじんまりとして祭神が雄略天皇ということだ。僕は、いつのまにかスケッチに慣れてきたんだろうか大勢の人も気にせず人のじゃまにならないところでペンをとった。かいていると、一人や二人の老人は見に来るけど邪魔はしない。ここが小学生とちがうところ。社に坐って彩色し句をひねって帰ってきた。


「踏みしめて、あじさい連れの やしろかな」

あじさいに囲まれた小さな神社だけど、あじさいが主人ではなく神の住まいなんだから自分は意を正して行く・・・という意味です。途中この町の図書館によって本が借りられたのもよかった。
コメント
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