フェンネル氏の奇妙な生活

気付いた世界の中の小さな出来事と水彩画と時たま油絵と思いついたことを爺さんが一人語りいたします。

you'd be so nice to come home to

2008-05-16 10:17:15 | Weblog
1943年に大ヒットしたジャズの名曲。今でも大好きな曲。ヘレン メリルが熱唱し、阿川泰子が歌い続けるものだからメロディは何となく口ずさんでいた。はっきりと詞は知らなかったけど。それが、バジルがネットで詞を調べてくれたおかげで全部わかった。じぶんでは、あなたが、帰って来てくれたらうれいわ。と思っていたけど、その訳では、帰ったときキミがいてくれたら素敵だと訳していた。戦時中だったからかな。そういう背景で考えれば男の側から訳すのもいいかな。
(僕の拙い訳では)
あなたが、帰って来てくれたらうれしいわ
暖炉の傍にいつもいてくれたらうれしいわ
柔らかな風が高らかに子守唄を歌っているように
・・・私の思いは、あなたがすべて・・・・
冬には、星を散りばめた空をふたりで見上げ
秋には、燃えるような月を一緒に見るわ。
それだけで、そこは、もうパラダイス。
あなたが寛げるわが家に帰って来てくれたら
うれしいわ そして愛し合う日が始まるとしたら
you'd be so nice to come home to・・・。

この訳も戦争を考えたらそうかなと思う。come home to は、温かい家庭に帰るという意味だから。この頃の、アメリカって力があったよね。歌が余裕だもの。そのころの日本て「負けられません勝つまでは」とか「玉砕」とか、全く余裕のない状態だったのでしょう。これじゃ、戦争に負けるの今考えたら、当たり前だね。
コメント
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