快気分析

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仕組みとアプローチ -  台風14号と暴風、異常潮位による原発リスク

2022-09-17 13:38:45 | 豪雨 暴風
 台風14号ですがその進路については九州西側沖を沿うように北上し、長崎県か福岡県あたりで東北東あたりに向きを変えるような予想が多いようです。
 台風の暴風リスクについては既に多くのサイトで言われている通りなので、それらはサイトで検索、閲覧すれば時々刻々詳細が記されているので特にここでは記事の柱にはしません。
 ですが台風による豪雨や暴風や高波、高潮などの二次的災害として考えられるリスクについて、少し気になる事が有るので今回記事にします。
 それは結論から言うと、「台風による暴風や海水面の異常水位による原発の被災リスク」です。
 原発リスクについて記事にするとあたかも反原発みたいになって、政治的な記事になりかけてしまうブログリスクが発生してしまうのですが、基本的に原発に中立でも既設原発に存在するかも知れない台風リスクについては、予め提議しておかないと原発災害が大きくなると思ってます。
 では台風による暴風や高波、高潮などの二次的災害として、原発にどのよなリスクが発生するのか?ですが、それは個人的に考えた範囲で次の通りです。

 暴風により石や瓦などの飛散物が原発の排気塔に衝突して損傷させ、いざベントさせようとしても高い位置で排気できない。
 高波、高潮で数メートルの異常潮位となる事は当然想定されるが、それと偶然発生した地震による津波が合算された場合に想定された津波などの異常潮位を超える可能性がゼロではない。
 地震はいつどこで発生するかはわからないので「台風による高潮、高波と地震による津波が発生する事などない」などと言う軽薄な想定は「イチかバチか」と言うギャンブルに等しい。
 台風により高波、高潮で数メートルの異常潮位が想定されるなら、台風のコース次第ではその逆に異常低水位も想定される。
 その場合に原発の海水冷却水が果たして確保できるのか?と言う点になるのですが、例えば川内原発だと津波の引き波による異常低潮位に対しては、ある程度の貯水堰を設置しているようです。
 ただこれも「津波だけを想定している」わけで、「津波の引き波&台風などによる異常低潮位」までは想定されてない事になります。
 これもイチかバチかみたいな考え方なのですね。
 個人的には九州だけでなく四国の伊方原発、その他に近畿、中国地方の原発は危険な太平洋側には直接面しておらず東日本の原発よりは遥かに安全かもしれないとも(個人的な見方に過ぎませんが)特に否定するつもりも肯定するつもりも有りません。
 ただ大地震や津波が台風来襲とタイミングがたまたま合ってしまうリスクを想定して安全対策として原発を稼働停止すると、今度は電力不足の問題も出て来るかな、と普通に思えてしまうのです。
 つまり台風14号の接近、上陸以前に川内原発や玄海原発を停止させる予定と言うのは現在どうなっているのか、そしてその時の対応はどうなっているのでしょうか。
 今の所、ネットでは特にその点についてのサイト閲覧は出来ていません。

仕組みとアプローチ -  台風4号 今後どうなるか そして今回の対策

2022-07-03 14:50:40 | 豪雨 暴風
 台風4号ですが、現時点では日本列島を横断するかそれに近いような予報円が多いようです。
 関東地方に来るのはどうも7月7日前後の予想が多いようで、勢力がそれまでに弱くなるかどうかにかかわらず対策を一応しておこうかと思ってます。
 2019年の台風15号(令和元年房総半島台風)で自宅は停電で冷凍庫に有った冷凍食材がかなり融けて廃棄する事になった痛い経験が記憶に新しいので、今度はなるべく冷凍庫に冷凍保存してある食材はなるべく少なくなるように、逆に空いたスペースに氷とかを多く冷凍しておこうかと思ってます。
 なのでこれまで冷凍して有った食材を先日からなるべく多く食べて行くようにしてます。
 冷凍してある食材が殆ど無くても缶詰や真空パック、レトルトとかでタンパク質は摂れるし、炭水化物はお米やパスタやインスタントラーメンが有るので石油コンロで調理でき、後はビタミン剤とかペットボトルの野菜ジュースとかでしょうか。
 そして必須なのは「飲料水」。水分補給にも、そして調理にも必ず使うからです。
 それと綺麗に洗った浴槽に水を貯めておくのも必要です。仮に飲めない水でも灯油コンロとかでお湯にして体を最低限洗ったりとかができるので。
 想定しなければいけないリスクは台風だけでなく、偶然に地震や雷、太陽フレア、設備やシステムの障害などが有るのは言うまでもなく、更にこれらの条件が重なると更に通信やその他インフラなども影響を受ける可能性がゼロではないのでそのあたりも大体対策しておくつもりです。

仕組みとアプローチ -  スクリューの位置からわかる知床観光船「KAZU I」の特性

2022-05-04 18:24:13 | 豪雨 暴風
 知床観光船「KAZU I」ですが、ネットで画像検索するとスクリューの位置もほぼわかる画像も出て来ます。
 これから見ると喫水から深さ3mは無い様に見えます。
 この点からわかるのは「KAZU I」は3mの波には耐えられない。何故ならスクリューが海水面上に出て空転状態となる時間がかなり多くなる為、操船が出来なくなる、と言う事です。
 操船が出来なくなれば当然、波や風にうまく船の向きを制御する事ができなくなるのは当然です。
 舵についてもおそらく同様なのでしょう。
 元々瀬戸内海の連絡船として設計されていたらしいので、おそらくスクリューや舵もそこまで深くする必要が無かったのでしょう。

仕組みとアプローチ -  知床観光船「KAZU I」のエンジンは何故停止したのか

2022-05-04 10:26:03 | 豪雨 暴風
 知床観光船「KAZU I」が遭難する前に豊田船長から「エンジンが止まった」旨の連絡が有ったようです。
 では船のエンジンが止まった原因は一体何だったのか、となります。
 原因はいくつか考えられます。
 エンジン自体の故障。
 エンジン室やエンジン駆動の為の周辺機器に海水が入って機能が停止した。
 このあたりはおおよそ簡単に考えられるのですが、「KAZU I」の画像を見ていて個人的に原因となる可能性が少なくないと思えるのは、この船のエンジンが駆動する為の空気取り入れ口が特に吸気筒のように高くなっていない、と言う事です。
 もしかしてエンジンが駆動する為の空気取入れ口があまり高い位置には無かった為、当時3mとも言われている波によって吸気口が塞がれてしまったのかどうか?と言う点です。
 この「KAZU I」は元々、瀬戸内海で使われる連絡船だったらしいので、空気取り入れ口がかなり低かったのかどうか、です。
 実際にはどうだったのでしょう。
 そして一度エンジンが停止してしまうと、この船の構造だともう操船は困難になり、波で沈没しなくても当時の風の状況だと仮に岩礁や暗礁に衝突と言う事になります。

仕組みとアプローチ -  知床半島沖で発生した観光船の沈没事故 波浪や座礁やクジラ衝突が原因とかはあまり意味が無い論議

2022-05-03 18:19:04 | 豪雨 暴風
 知床半島沖で発生した観光船の沈没事故ですが波浪や座礁や或いはクジラ衝突とか諸説有りますが、それってあまり意味の無い原因追及かと思います。
 何故かってこれらの要因が全て無くたってたとえば漂流しているロープなどがスクリューに絡まるリスクってゼロではないわけで、そうなると単独で航行していたら操船不可能になるわけですから、まず波に対して不利な向きになってしまうのと、あの風向きと潮流なら岩礁か暗礁、浅瀬に船体がぶつかってしまうわけです。
 なので他の観光船事業者は船団を組んでお互いに助け合えるようにしていたわけだし、漁船はそもそも観光船よりも遥かに安全設計されてて、例えば15フィート程度の船外機船だって船体に空気室みたいのが有って仮に上から波を被っても船体が沈まないようにできているものが多いです。
 それと漁い船は仮に波風が高く危険になれば積んでいる漁獲物や水や漁具などを捨てたりして高速で帰港できる事も有るわけですが、観光船は乗客を捨てて港に逃げ帰るわけには行きません。
 なのでそもそも単独で、しかも少なくとも午後からは波も風も注意報が出てて危険で、更に漁船さえも早々と帰港する状況で、単独なら何で早く帰港する連絡体制が出来ていなかったのか、となるかと思います。