快気分析

何か快適な気分になれるような記事にしたいです。

仕組みとアプローチ -   シカゴが「北極より寒い」異常事態になった米国での大寒波襲来をどう見るか

2019-01-31 20:45:07 | 地震 津波
  米国での大寒波襲来についてのニュースです。

引用開始(一部抜粋)

https://www.msn.com/ja-jp/news/world/%e7%b1%b3%e5%9b%bd%e3%81%ab%e5%a4%a7%e5%af%92%e6%b3%a2%e8%a5%b2%e6%9d%a5%e3%80%81%e3%82%b7%e3%82%ab%e3%82%b4%e3%81%8c%e3%80%8c%e5%8c%97%e6%a5%b5%e3%82%88%e3%82%8a%e5%af%92%e3%81%84%e3%80%8d%e7%95%b0%e5%b8%b8%e4%ba%8b%e6%85%8b%e3%81%ab/ar-BBSW3lT#page=2
米国に大寒波襲来、シカゴが「北極より寒い」異常事態に
Trevor Nace
2019/01/30 16:30
(中略)
シカゴの30日の最高気温はマイナス24度になると予想されている。これはエベレスト(マイナス22度)や北極(マイナス12度)よりも低い気温ということになる。
急激な気温の低下の背景には、「極渦(きょくうず、polar vortex)」と呼ばれる北極や南極の上空にできる寒気の渦の存在があげられる。この寒気の渦が南下することが原因で、米国各地の気温は今週、例年を大きく下回ることになる。
極渦は本来、成層圏近くの高い高度で循環しており、人間の活動には影響を及ぼさない。しかし、近年はジェット気流が極渦に干渉を起こし、その渦を分裂させているのだ。
現在起こっているのは、分裂して南下した極渦がアメリカ大陸の大半をすっぽり覆う現象だ。一方で、北極圏では極渦の隙間に暖かい空気が流れ込み、通常よりも高い気温となっている。
ドナルド・トランプ大統領は1月29日、大寒波襲来のニュースを受けて「地球温暖化は一体どこへ行ったんだ? 頼むから返ってきてくれ」などとツイッターで述べたが、これはとんでもなく無知な発言だ。
今回の寒波は、地球温暖化と気候変動により極渦が米国の上空まで南下してきた結果だ。北極での温暖化は中緯度エリアよりも速く進んでいる。
極渦の長期的な変化に関してはまだ研究が進められている途中ではあるが、今回のような寒波の発生は、将来的に増えていくことも予想されている。
つまり、大寒波が襲来したからといって、温暖化の進行が止まったわけではないのだ。世界の気温マップを見てみると、ほとんどの地域で過去の平均以上の気温が観測されている。

引用終了

 こうした事が起きているのは地球が寒冷化しているからとする説と、その反対に地球が温暖化しているからとする説がまた対局的に話題になっています。
 どちらの説にしても温度が高くなっている大気の総質量と温度などから割り出される総エネルギー(実はより正確には位置エネルギーや運動エネルギーや圧力エネルギー、そしてエンタルピなども有り更に算出は難しいのですが)と、同様に計算された低くなっている大気の総エネルギーを算出したデータなどを個人的に今まで見た事は無く、従ってトランプ大統領の言っている事が間違いとも言い切れず、しかし地球温暖化を唱える多くの人達に言っている事も間違いとは言い切れない、と言った状況です。
 では筆者としてどうなのか?と言う事ですが、全容は把握できないので個人的にはと言う程度ですが、結論から書くとそれは「地球温暖化の要素とそして寒冷化の要素とが混在しそれが交錯している状況」と考えています。

 地球温暖化の要素は、
 1. 都市化によって植物が地表を覆っている面積が減った事。
 2. 温室効果ガス。
 3. 特に今世紀に入ってからの火山活動の活発化によって海底温度が上   昇したり海底から出る温水が増えたり温度が高くなっている事で海水   温度が高くなっているかも知れない事。
 4. 温室効果ガスの増加。
 5. 化石燃料などを利用する事によるエネルギーの熱への変化。

などが有ります。

 反対に地球温暖化の要素は、
 1. 噴火による火山灰やチリなどの増加で太陽光が遮蔽される割合が増   えている可能性が高い事。
 2. 太陽活動が弱くなっているかもしれない事。
 3. 排ガスの煤塵で太陽光が遮蔽される割合が増えている可能性が高い   事。
 4. 海水温度の上昇で仮に雲が増えているとしたらそれで太陽光が反射   される割合が増えている可能性が高い事。

などが挙げられます。
 海水温度は上昇、大気温度は同程度か或いはもしかして低下気味、と言う状況で、大気と海水の温度バランスが従来とは異なっている為にそのアンバランスが引用資料にある通り「極渦は本来、成層圏近くの高い高度で循環しており、人間の活動には影響を及ぼさない。しかし、近年はジェット気流が極渦に干渉を起こし、その渦を分裂させている」と言う事になって「大気温度も地球規模でのエリアでアンバランスとなっている」、と考えています。
 

仕組みとアプローチ -   徳川氏の下で土岐一族は結果として常陸等も奪回したのでした

2019-01-30 20:38:25 | 明智光秀
 徳川秀忠が土岐一族の血を引いている以上、徳川幕府の成立で国内は統一されたわけですが、徳川家以外である土岐氏の庶流である浅野家は常陸の初代藩主となりました。
 浅野長政とその長男、次男、三男については次の通りです。

引用開始 3件(一部抜粋)

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B5%85%E9%87%8E%E9%95%B7%E6%94%BF

浅野 長政(あさの ながまさ)は、戦国時代から江戸時代初期にかけての武将・大名。豊臣政権の五奉行筆頭。浅野氏14代当主。常陸国真壁藩初代藩主。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B5%85%E9%87%8E%E5%B9%B8%E9%95%B7

浅野 幸長(あさの よしなが)は、安土桃山時代から江戸時代初期にかけての武将、大名。紀伊和歌山藩初代藩主。浅野氏15代当主。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B5%85%E9%87%8E%E9%95%B7%E6%99%9F

浅野 長晟(あさの ながあきら)は、江戸時代前期の大名。備中足守藩主、紀伊和歌山藩の第2代藩主、安芸広島藩の初代藩主。浅野氏宗家2代。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B5%85%E9%87%8E%E9%95%B7%E9%87%8D

浅野長重
(中略)
慶長5年(1600年)の関ヶ原の戦いでの浅野一族の戦功は著しかったので、慶長6年(1601年)に芳賀高武の旧領である下野真岡2万石が与えられた。さらに慶長7年(1602年)には家康の養女となっていた松平家清の娘と結婚。慶長10年(1605年)、秀忠の将軍宣下のための上洛に供した。慶長16年(1611年)に父・長政の死去に伴い、隠居料として与えられていた常陸真壁5万石を相続し、真岡2万石は幕府に返上する。

引用終了

 読めばわかる通りで、かつて常陸土岐氏の所領だったエリアでほぼ同じように藩主となったわけです。
 それだけでなく紀伊和歌山藩ですが、かつての土岐氏が伊勢までが勢力範囲だったようでそれに近い紀伊和歌山でも初代藩主となりました。
 広義に解釈すれば広義には土岐一族である徳川氏の下で「土岐氏の庶流である浅野氏は常陸真壁と和歌山(伊勢と同じ紀伊半島内)で藩主となり足利幕府時代の旧所領にやや近い範囲を名実共に奪回した」と言う事になるのかも知れません。
 

仕組みとアプローチ -   地震はやや静穏気味 そして5、9、11、15と言う数字

2019-01-30 01:16:54 | 地震 津波
 この数日間は世界の地震を見るとやや静穏気味のようです。
 今月に入って発生したMw6以上の地震をEMSCで見て見ると次の通りです。

引用開始(一部抜粋)

https://www.emsc-csem.org/Earthquake/?filter=yes

2019-01-26 19:56:43.3 21.18 S 178.85 W 585 6.2 FIJI REGION
2019-01-26 03:51:38.4 7.05 S 156.27 E 368 6.2 SOLOMON ISLANDS
2019-01-22 19:01:44.4 43.09 S 42.21 E 10 6.7 PRINCE EDWARD ISLANDS REGION
2019-01-22 05:10:03.7 10.47 S 119.03 E 27 6.4 SUMBA REGION, INDONESIA
2019-01-21 23:59:22.6 10.31 S 119.15 E 17 6.0 SUMBA REGION, INDONESIA
2019-01-20 01:32:51.3 30.07 S 71.30 W 55 6.7 COQUIMBO, CHILE
2019-01-18 16:40:42.5 8.33 N 103.42 W 10 6.0 NORTHERN EAST PACIFIC RISE
2019-01-17 15:06:35.9 3.30 S 146.36 E 10 6.1 BISMARCK SEA
2019-01-15 18:06:37.0 13.28 S 166.81 E 60 6.6 VANUATU
2019-01-08 12:39:29.8 30.58 N 131.08 E 25 6.3 KYUSHU, JAPAN
2019-01-06 17:27:18.9 2.30 N 126.77 E 40 6.6 MOLUCCA SEA
2019-01-05 19:25:39.2 8.16 S 71.64 W 590 6.8 ACRE, BRAZIL
2019-01-05 18:47:11.8 51.44 N 178.26 W 30 6.0 ANDREANOF ISLANDS, ALEUTIAN IS.

引用終了

 今月1日~5日は発生が無く、6日の新月の前日である5日から発生が多くなり出し8日で一区切りとなり、9日~14日まで空白期となり、15日に1回発生、そして21日の大きな満月の4日前にあたる17日から多くなり、満月の5日後にあたる26日を最後に、27日からは現在に至るまで発生はゼロとなっています。
 15日だけ満月の6日前と言うのが有りますが、大きな満月の前ですから前後6日を考えても良く、今月は満月、新月の前後の(どちらかと言えばと言う程度ですが)要注意期間に多いと言う傾向が綺麗に出ました。
 ただ例外の地震は過去にも有るわけで、地震の発生要因は月の引力影響だけではなく多要素なので今後もこうした事は発生すると言う事になります。
 次回の新月は2月5日で年間最小かそれに準じる小さな新月。
 そして次回の満月は2月20日で以前から書いている通り年間最大満月です。
 ただこの満月の時は皆既日食や部分日食は起きません。
 前後期間を含めると満月の5日後は2月25日。
 数字占いのような非科学的なものは信じない方なのですが、それでも実はこの数字の組み合わせはあまり好きでは有りません。
 阪神淡路大震災が1月17日で数字を和すと9。
 熊本地震の14日の方の前震が4月14日で数字を和すとまた9。
 来月、2月16日と2月25日が同様に数字を和すと9となっていて、それが年間最大満月を挟んでいる点がどうもあまり良い気持ちはしません。
 他にも和して気になる数字は、5、11、15です。
 東日本大震災は3.11ですから和して5。
 熊本地震の本震は4月16日で和して11。
 北海道胆振東部地震は9月6日ですから和して15。
 ただ大地震は月日の数字を和して5や9や11や15とならない時にも発生しているので、あまり偏ったサンプリングだけで考えないようにしようとは思っています。
 


仕組みとアプローチ -   高台院と小早川秀秋 そして土岐一族になりきれなかった秀吉

2019-01-29 00:30:09 | 明智光秀
 以前の記事で書いた通り浅野長政の浅野氏が土岐氏の庶流であり、土岐一族だったわけですが、実は「広義には土岐一族」と見ても良い人物が秀吉の近くには更に2人います。
 1人は秀吉の正室である高台院、もう一人はあの関ヶ原で東軍に突然(?)与した小早川秀秋です。

引用開始(一部抜粋)

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%AB%98%E5%8F%B0%E9%99%A2

高台院(こうだいいん、生年は諸説あり[注釈 1] - 寛永元年9月6日(1624年10月17日))は、戦国時代(室町時代後期)から江戸時代初期の女性で、豊臣秀吉の正室である。杉原(木下)家定の実妹であるが浅野家に養女として入る。秀吉の養子となって後に小早川家を継いだ小早川秀秋(羽柴秀俊)は、兄・家定の子で彼女の甥にあたる。

引用終了

 浅野氏が遠くではあっても土岐一族の庶流であり、そこへ養女として入ったのが後の高台院、そして小早川秀秋はその甥にあたるわけで、関ヶ原の戦いで小早川秀秋が東軍に突然与した(寝返ったとする見方も多い)かは、この関ヶ原の戦いが「土岐一族と非土岐一族の戦い」と言う観点で見て良いのであれば当然の動きであり、何も寝返りと言う程に意外性の有るものではない事は明らかと考えています。
 秀吉と高台院(ねね、北政所)との間には嫡男が出来ませんでした。
 なので秀吉の死後、広義には土岐一族である高台院は豊臣一族や豊臣氏に与したグループとは離れて行き、浅野長政と共に土岐一族とその縁戚者達のグループ(例えば徳川秀忠の正室である西郷局が土岐一族)に組み込まれて行ったと見て良いように思えます。
 秀吉を始めとする豊臣氏は高台院(ねね、北政所)に嫡男が生まれず、土岐一族になりきれなかったのでした。

仕組みとアプローチ -   日本での破局噴火を考える 続編2 国土強靱化基本計画

2019-01-28 09:22:11 | 地震 津波
 国土強靱化基本計画(平成30年12月14日閣議決定)が去年発表されました。
 
引用開始(一部抜粋)

https://www.cas.go.jp/jp/seisaku/kokudo_kyoujinka/pdf/kk-gaiyou-h301214.pdf

 概要

https://www.cas.go.jp/jp/seisaku/kokudo_kyoujinka/pdf/kk-honbun-h301214.pdf

 本文

引用終了

 内容は直接御覧下さい。
 この中で

 ①災害から得られた知見の反映
  •被災者等の健康・避難生活環境の確保
  •気候変動の影響を踏まえた治水対策
  •エネルギーや情報通信の多様化・リスク分散などの過去の災害から得ら  れた知見を推進方針として追加

 ②社会情勢の変化等を踏まえた反映
  •新技術の活用、国土強靱化のイノベーション推進
  •地域のリーダー等の人材育成、防災教育の充実
  などの社会情勢の変化等を踏まえた内容 を追加

 ③災害時に重要なインフラ整備、耐震対策・老朽化対策、BCPの普及
  などは、引き続き推進

 と言う事で大地震や津波、洪水など近年発生した事を考慮し、耐震性や津波・洪水対策など建物やインフラなどへの対応について盛り込んでいるのは頷けます。
 この中で「災害から得られた知見の反映」と言う部分ですが、破局噴火、準破局噴火についてどうなのか? について実は最近は発生していないのです。
 直近の破局噴火、それに近い準破局噴火には約7300前に発生した 鬼界アカホヤ噴火が有りますが、ここまで考える必要が果たした有るのかどうか?と言うのは線引きが難しいのかも知れません。
 ですが対策がなされないままだと多くの費用と手間と時間を負担したのに、それが破局噴火やそれに近い準破局噴火でそれまでの努力と出費が殆んど無駄になってしまうものが多くなってしまいます。
 これではせっかく「65歳や70歳定年となるまで働いても無駄な努力になるものも多くなる」わけで、そうした事になるのを予めなるべく避けるようにしておけば、万が一の時に多少ともダメージは防げるものと思われます。
 ではそれにはどうすべきか? となるわけですが、結論から書きますとそれは次の通りです。
 「簡単に移動可能なものにシフトして行き、破局噴火、それに近い準破局噴火が発生した場合には(強さでこれらに対抗しようとせず)移動容易な住居、インフラなどでより容易に他の場所に逃避する」。
 例えば下水道を例に採りますと自治体も老朽化対策費で頭が痛いようですが老朽化した下水道などは一部便利な場所は新設、老朽化対策の修繕、更新工事などをして残すとしても、そうでないエリアは下水道は止めて移動容易な浄化槽(単独浄化槽、集中浄化槽)にして行く、と言うのはどうでしょう。
 そうすれば破局噴火、それに近い準破局噴火が発生した場合にも移動が可能なものも有ったり、それが仮説浄化槽として都市部で使えたり、下水管路の破断のようなダメージにも強く、また大地震や津波などで下水処理場が機能しなくなった時にも都市部の方達が一時的に郊外などのこうした浄化槽のエリアに仮住まいして生活できるなどの対応が出来るケースも増えると思われます。
 インフラ、建物と言うとすぐに大規模なもの、地面に括り付けてしまって移動不可能なものを構築して来たのか「津波、大地震、巨大噴火を想定していなかった頃の日本」の建物、インフラに見られるパターンだったのですが、こうしたものは多少は必要であっても今後は無駄に多く残すものではない、寧ろ減らして行くべきと考えています。
 国土強靱化基本計画にある「脆弱性評価」には「破局噴火、それに近い準破局噴火が発生した場合の脆弱性」が想定されているのでしょうか。
 それなりに良く考えられた内容であるのですが、前提が正しければそれは通用するのですが、前提となるものが間違っていれば対策が通用しないばkりか、それだけ手間や時間や出費などが無駄になる割合が多い事となります。
 どの程度のリスクを想定すべきか?と言うのは難しい問題かも知れませんが、コンピューターでも小型、自立分散化でそれなりの効果を得られている時代ですから建物、インフラなどもこうした小型化、自立分散化にシフトし、大規模システムにしたいなら多数設置で対応し、必要ならイザと言う時には移動容易にしておく、と言うのなら有る程度の「破局噴火、それに近い準破局噴火が発生した場合」にも対応できるケースも増え、また津波リスクなど新たな問題が想定されたとしてもより容易に移設できると思われます。