快気分析

何か快適な気分になれるような記事にしたいです。

仕組みとアプローチ -  今日は満月 そしてM7以上の地震空白期はあるエリアで今も継続中

2018-04-30 07:31:43 | 地震 津波
 今日は満月ですが、月の大きさは今年夏に向けて次第に小さくなって行く満月です。
 月の引力が地球を揺さぶる事による影響は、大きな満月の期間に比べて小さく、月の引力による地震トリガーに限ればですがどちらかと言えば小さい傾向が有るとは思います。
 ですが地震は多くの要素の合算で発生すると考えている事は以前の記事で書いた通りです。
 そしてタイミングとして地殻やプレートの境界面面などがストレスの限界ギリギリであった場合には僅かなトリガーでも大きな地震が発生する事が有るのは(例え頻度が少なくても)確率としてゼロでは有りません。
 以前から何度も書いていますが、フィリピン、グアムを含むこのエリアから北、カムチャッカを含まないこのエリアより南の環太平洋西側は2016年4月の熊本地震を最後にM7以上の地震について空白期が2年以上も続いておりこれは最近2年間に世界で発生したM7以上の地震の回数に比べて著しく少ない状況です。
 
 
 

仕組みとアプローチ -  海洋酸性化はやはり火山活動の影響も有ると言う出来事

2018-04-28 20:36:08 | 地震 津波
 今年2月22日の記事、サブタイトル「海洋酸性化は火山活動や酸性雨などの影響も少なくない、とする仮説」の中でも書いたのですが、少なくとも火山活動が影響していると思われる出来事が発生しました。

引用開始(一部抜粋)

https://news.goo.ne.jp/article/kyodo_nor/region/kyodo_nor-2018042701002114.html

霧島連山近くの川で強酸性値 噴火の影響か、宮崎県が関連調査

共同通信
04月27日 19:48
 宮崎県は27日、噴火が起きたえびの市の霧島連山・えびの高原(硫黄山)近くの川から、環境基準を超える強い酸性を示す数値が出たと発表した。市は周辺の農家に農業用水として当面使用しないよう呼び掛けた。19日に硫黄山が噴火して以降、川が白濁化しコイやナマズが大量死しており、県などは関連を調べる。
 県によると、規制対象は赤子川と、その下流の長江川。田植えの時期が近づいており、稲作に影響が出ないよう早めに呼び掛けることにした。

引用終了

 今回は陸上で火山活動が発生し、その影響を受けた酸性の河川水がやがて海にながれ込むのでしょうが、それ以外には、酸性の火山灰や火山性ガスが海水に入ったり、或いは海底で酸性の地下水が噴出したりするケースも有るのと思われます。

仕組みとアプローチ -  本能寺の変や明智光秀、その他歴史関連記事についてのジャンルやカテゴリーについて

2018-04-27 19:13:07 | 地震 津波
 これまでの歴史関連記事も災害のジャンル、カテゴリーは地震 津波としてだったのですが、過去の記事についての変更は考えていません。 
 これからについてですが今回はのサブタイトル「本能寺の変 明智光秀が出雲、石見に国替えを信長から言われたのが左遷と見るのは疑問」で、歴史のジャンル、カテゴリーは明智光秀 で記事にしています。
 今後もこのジャンルとカテゴリーで行くかどうかは今の所、思案中です。
 どれだけ自然災害と関連しているかのもよるかも知れません。

仕組みとアプローチ -  本能寺の変 明智光秀が出雲、石見に国替えを信長から言われたのが左遷と見るのは疑問

2018-04-27 19:01:05 | 明智光秀
 以前の記事でも書きましたが、石見銀山は100万石相当、これが御料地、即ち天皇、公家直轄領としてもその一括管理収益としての想定石高はおそらく50万石前後、更に出雲、石見の農産物などの石高を考えれば少なく見積もって20~30万石、多めに見積もって30~50万石、そしてそれだけではなく、宍道湖のシジミや日本海側の水産物などが農産物のように天候異変などに殆ど左右されずに収益が期待できるとして年間10~30万石と想定できなくも有りません。
 そして、当時はエンジンを積んだ船は無く、手漕ぎか帆船であり太平洋側は危険な航路、日本海側はそれに比べればかなり安全な航路だったのでその交易利権の価値が無視できません。
 当時の帆船や手漕ぎの船の能力と近代以降の動力船の能力をごちゃ混ぜにしてはいけません。
 これらを総合すると出雲、石見は70~100万石相当、更に当時の信長は中国、朝鮮進出も考えていたようなので、その軍事物資や交易の拠点として、日本海航路の出雲石見は相当な価値が有ったと考えられるのです。
 総じて考えると、本能寺の変直前の明智光秀の所領の実質石高と言われる約20~30、或いは30~40万石前後に比べれば、相当な加増となるわけで、出雲、石見への国替え案を信長から指示された事に光秀が不満に思ったとは個人的には到底考えられません。
 斉藤利三が本能寺の変の首謀者となったと筆者も見ている理由は、寧ろ「四国征伐を進めようとし、光秀に出雲、石見への国替え指示した信長に、喜んで加増を夢見て追従した光秀について行けなくなり、例え光秀の立場が悪くなろうが知った事ではない、と斉藤利三が離反した」、と考えるべきではないかと筆者は考えています。

仕組みとアプローチ -  追加編 今月16日の新月とその前後期間に起きた主な変化

2018-04-26 07:54:35 | 地震 津波
 今月16日の新月とその前後期間については、前回の記事以外でもやや気になる事が有ったので記事にしておきます。

引用開始(一部抜粋)

https://indeep.jp/maybe-volcanic-era-is-starting-now-2018/

どこまで火山活動は拡大するのか : スウェーデンでは海底火山の噴火、日本では250年ぶりの硫黄山の活動、ハワイではキラウエアのマグマが臨界かとも言われ、バヌアツでは噴火で島が再生不能に

(中略)

スウェーデンの沖合で海底火山が噴火した可能性

スウェーデンの海面に漂う発生源不明の大量の灰あるいは汚泥

(中略)

これは、冒頭に載せた報道を始め、現在スウェーデンで大きく報じられているもので、4月16日に、スウェーデンの沖合に「発生源不明の灰のようなもの、あるいは汚泥が漂流している」という事象が発生し、その発生源が、

「海底火山の噴火から来ている可能性がある」

ということを示唆しているものです。

もっとも、報道の公式レベルでは、海底火山の噴火と言ってはいないのですが、スウェーデンのテレビニュースのインタビューに答えた火山学者が以下のように述べていることから、「海底火山の噴火を示唆している」という話が広がっています。

引用終了

 スウェーデン? 火山噴火とは殆ど無縁の国と個人的には認識していたのですが、このような事が起ききたと言うのは衝撃的です。
 実際に噴火が有ったのか、それとも海底温泉程度で熱水噴出が有った時に過去の堆積物が噴出した程度なのかどうか、と言うのは判断に迷う所ですが、いずれにしても火山性活動に変化が有ったと言う事なのかも知れません。

 もう1件、VIVAで収集されている地震計のRMS振幅データですが、阿蘇山のものがどうも今月16日あたりにその前後期間とは異なるパターンとなっていました。

引用開始(一部抜粋)

http://vivaweb2.bosai.go.jp/viva/v_datalist_asos.html

引用終了

 この件が再現されるかどうか、というより、今度は変化が発生エリアや内容を変えて今度はの新月とその前後期間でどの様な変化が起きるのでしょうか。
 夏に向けて次第に大きくなる次回の新月、5月15日とその前後期間はどうなるでしょう。