快気分析

何か快適な気分になれるような記事にしたいです。

仕組みとアプローチ -  明日から平日 首都圏の電力需給は大丈夫?

2022-07-31 14:45:04 | エネルギー
 これは私が住む千葉県を含む東電管内の話なのですが、今日の電力需給はこれだけ猛暑でもさして問題になるレベルではないようです。
 東京電力パワーグリッドによる「でんき予報」では次の通り。

引用開始(一部抜粋)

https://www.tepco.co.jp/forecast/index-j.html

需要ピーク時
14:00 - 14:30
82%

14:30 - 15:00
85%

使用率ピーク時
17:00 - 17:30
88%

17:30 - 18:00
89%

引用終了

 と言う事で余裕ですが、今日は日曜日でしかも殆どが晴天。
 なのでオフィスビルとかは多くが使われてなく、更に太陽光発電からの電力供給がかなり多いわけで当然です。
 しかしこれ、ウラを返せば日曜でも「使用率ピーク時」に89%って、では平日ならどうなるのか?
 更に平日の電力ピーク時に雨天曇天になった場合にどうなるのか? ですね。
 今の所、明日以降の平日について特に電力逼迫のニュースは私が閲覧した限りでは特に見当たりません。
 ですが天気予報のサイトをいくつか閲覧すると必ずしも今日のような晴天とは限らないようです。
 もし猛暑が今日同等のレベルで、かつ曇りのエリアやその程度などにより太陽光発電からの電力が期待した程でなかった場合に果たして使用率ピーク時にどうなるのか?です。
 何しろ、未だお盆休みではないので今週の平日はオフィスビルとかの冷房はフル稼働、しかも新型コロナの感染拡大で換気は以前より多くしないといけないわけで、つまりは冷房の外気負荷は昔とは比べ物のならない位に激増しているはずなんですが。
 一体どうするんでしょうね?

仕組みとアプローチ -  国産米を使ったパンがお手頃価格で普及すると電力不足問題がいくらかでも解消する話

2022-07-31 14:15:10 | 国富の獲得か流出か
 国産米を使った米粉が外国産の小麦粉より安くなる事も多くなった昨今ですが、この米粉を使ったパンが普及すると実は食料自給以外の大きなメリットが有ります。
 それは「パンは冷凍保存しておいたものを解凍して食べる時に再加熱が不要」と言う事です。
 これって電力需給ひっ迫の時には効果絶大です。
 何しろ冷凍ご飯などのような再加熱(殆どはレンジで再加熱)が必要無いので調理に必要な電力を消費しないのです。
 それとパンだとおかずにするのがレタスやサバ缶や加熱済の肉とかにできるので、これも調理に必要な電力が必要ありません。
 と言う事で特に夏場は冷えた食べ物が好まれる事が多いので、国産品利用による国富の流出防止、耕作放棄地減少、電力需要のピークをいくらかでも回避できる効果と合わせると、何と一石三鳥になるわけです。
 国産米を使った米粉がお手頃価格で購入できるようにする、或いはこの米粉を使ったパンが安く購入できる、と言う体制にするために制度変更や公的サポートを是非すべきと考えています。


仕組みとアプローチ -  国産米がパスタに使われないと需要を期待しにくい理由

2022-07-30 20:51:54 | 国富の獲得か流出か
 国産米なんですが、まだお手頃価格のパスタにはあまり米粉が使われてない感じがします。
 何でパスタなのか?と言うと、小麦粉のパスタって消費期限が2~3年先のものが売られている事が多いですが、なので非常食用として各家庭とかで備蓄するのに選ばれるケースが多く、多めに備蓄しても日常に古いものから消費していけば常食用と非常用を兼ねる事ができるワケです。
 主食となるような食材の消費期限が2~3年先まで可能であるのは災害時などに非常に役に立ちます。
 米は精米したものなら精米後の1~2カ月以内と言うのが一般のようで、これより保存期間を長くできるような保管システムだとかなりコストが高くなると言うのが一般的なようです。
 せっかく国産米の生産に余裕が有って価格も下落気味とかの状況ならば、ここは一つ、国産米をお手頃価格でパスタにした上、保存期間を長時間化する事に挑戦したらどうでしょう。
 仮にこれが成功すればですが、保存食、非常食用に米粉を使ったパスタが多用されるようになり、更にグルテンフリーである点も考えると、かなりが国産米が注目されるかも知れません。

仕組みとアプローチ -  国産米の米粉を使ったパンや麺類はなぜ高価な事が多いのか

2022-07-29 06:44:35 | 国富の獲得か流出か
 最近は小麦粉などの穀物が国際的に高騰しているので、日本の米粉の方が外国産の小麦粉より安いケースも出て来たようです。
 それなら、パンや麺類(パスタ、うどん、そばなどを含む)も国産米を使ったものにすれば更に消費が増えて価格下落をもっと防げるだろうと、スーパーなどに見に行くと、何故かこれらが安くない事が殆どです。
 理由は何なのでしょうか?
 パンや麺類にするのに、小麦粉よりも加工にコストがかかるからなのでしょうか?
 それとも何か別の理由が有るのでしょうか?
 未だ調べ切れていないのでよくわかりませんが、いずれにしても原因を特定して小売り価格を米価に対応したお手頃価格にして行くべきではないでしょうか?
 特に安価な品種のお米でも十分にパンや麺類に使えるのかどうか、なども明確化して行くと良いと考えています。
 いずれにしても国産米をパンや麺類(パスタ、うどん、そばなどを含む)により使える体制が、国富の流出防止だけでなく食糧安保の面でも有効なのは確かでしょう。

仕組みとアプローチ -  国産米がお手頃価格なのに消費を妨害している一因 それは・・・

2022-07-23 19:54:30 | 国富の獲得か流出か
 世界的な穀物価格上昇の状況で国産米がお手頃価格なのに、何故か国産米は消費低迷傾向。
 その消費を妨害している一因なんですが、これについて最近気がついたのですが、お米の販売システムに問題が有るようなので記事にしました。
 単刀直入に言ってしまうと「1袋10kgとか5kgとかだと比較的安いんですが、1袋2kg以下とかだとものすごく単価が高くなってるケースが多い」と言う点です。
 最近は独居老人とか単身者などが激増しているにもかかわらず、何故か1袋10kgとか5kgとかを主体にお手頃な価格設定がなされて販売されてます。
 これって矛盾ですね。
 1袋10kgとか5kgとかだと一カ月でそのお米を食べきれない世帯も多いわけで、それを過ぎたお米はまあ食べられなくは有りませんが味は落ちます。
 温かいご飯ならあまり差がわからないケースも多いようですが、それが冷えると途端に精米してからの経過時間で味の落ち方が大きいようです。
 ならば1袋2kg以下のお米について、1袋10kgとか5kgとかと同じような単価設定にすべきか、或いはそれが民間事業者に負担となるのなら、公的支援が有ればかなりの効果が見込めるのではないでしょうか。
 何しろ、精米したてのお米は美味しい。
 公的支援に要する公的資金がそれほど多く無くても、その効果として国産米の利用が増えれば、それだけ外国から穀物を輸入する量、金額も減るわけで国富の流出防止の面で効果はかなり大きいのではないでしょうか。
 投資できる資金に比べて何倍もの効果が有るのを「レバレッジ効果」と言います。
 金融デリバティブなどで「レバレッジ」を駆使すると、危険度がそれなりに増す事が多いのは有名ですが、国産米の流通について公的資金を投じてそれなりの効果を期待するのはずっと危険度が少なくて、もし国産米の消費に結びつけられればかなりの国益にかなうし、仮に期待した程の効果が得られないとしても公的立場としてこのような姿勢は必要と考えているのですが、どうでしょう。