快気分析

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仕組みとアプローチ -  知床半島沖で発生した観光船の沈没事故 波浪や座礁やクジラ衝突が原因とかはあまり意味が無い論議

2022-05-03 18:19:04 | 豪雨 暴風
 知床半島沖で発生した観光船の沈没事故ですが波浪や座礁や或いはクジラ衝突とか諸説有りますが、それってあまり意味の無い原因追及かと思います。
 何故かってこれらの要因が全て無くたってたとえば漂流しているロープなどがスクリューに絡まるリスクってゼロではないわけで、そうなると単独で航行していたら操船不可能になるわけですから、まず波に対して不利な向きになってしまうのと、あの風向きと潮流なら岩礁か暗礁、浅瀬に船体がぶつかってしまうわけです。
 なので他の観光船事業者は船団を組んでお互いに助け合えるようにしていたわけだし、漁船はそもそも観光船よりも遥かに安全設計されてて、例えば15フィート程度の船外機船だって船体に空気室みたいのが有って仮に上から波を被っても船体が沈まないようにできているものが多いです。
 それと漁い船は仮に波風が高く危険になれば積んでいる漁獲物や水や漁具などを捨てたりして高速で帰港できる事も有るわけですが、観光船は乗客を捨てて港に逃げ帰るわけには行きません。
 なのでそもそも単独で、しかも少なくとも午後からは波も風も注意報が出てて危険で、更に漁船さえも早々と帰港する状況で、単独なら何で早く帰港する連絡体制が出来ていなかったのか、となるかと思います。
 


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