快気分析

何か快適な気分になれるような記事にしたいです。

仕組みとアプローチ -  地震計のRMS振幅データでやや変化が発生

2017-08-31 21:02:35 | 地震 津波
 VIVAのサイトで表示されている地震計のRMS振幅データを暫くぶりに見たところ、伊豆大島、三宅島、雲仙岳が昨日から上昇し始めて今日は大きく上昇となっていました。
 霧島山は表示されていません。
 富士山は殆ど変わりませんが浅間山、草津白根、那須山は上昇です。

引用開始(一部抜粋)

http://vivaweb2.bosai.go.jp/viva/v_datalist_usus.html
http://vivaweb2.bosai.go.jp/viva/v_datalist_koma.html
http://vivaweb2.bosai.go.jp/viva/v_datalist_iwat.html
http://vivaweb2.bosai.go.jp/viva/v_datalist_nasu.html
http://vivaweb2.bosai.go.jp/viva/v_datalist_kusa.html
http://vivaweb2.bosai.go.jp/viva/v_datalist_asam.html
http://vivaweb2.bosai.go.jp/viva/v_datalist_osma.html
http://vivaweb2.bosai.go.jp/viva/v_datalist_miya.html
http://vivaweb2.bosai.go.jp/viva/v_datalist_unzn.html

引用終了

 台風の影響ならばせいぜい関東や伊豆諸島以東までしか影響は無いはずなのに雲仙岳も大きく上昇です。
 ウネリ到来なのでしょうか?
 霧島山のデータが見たいのですが、復旧はいつでしょう。
 明日は長潮、9月6日は大きくなりつつある満月です。


仕組みとアプローチ -  月齢トリガー噴火傾向型火山 ポポカテペトル山

2017-08-29 21:28:19 | 地震 津波
 8月21日の皆既日食の当日、実はメキシコのポポカテペトル山で目立つ火山噴火が有りました。

引用開始(一部抜粋)

http://earthreview.net/popocatepetl-volcano-erupts-during-solar-eclipse-2017/
2017年8月21日のアメリカの皆既日食の渦中に、メキシコのポポカテペトル火山が近年最大級の大噴火

2017/08/22
8月21日(日本時間 22日)、アメリカ合衆国を分断するようなルートで皆既日食が観測されました。これはアメリカ本土では 99年ぶりの大イベントとなり、おそらく、史上で最も多くの人々によって観測された日食となったと思われます。
そして、アメリカ本土を皆既日食の様相が通過していったその同じ時、メキシコ有数の活火山であるポポカテペトル山が大噴火を起こしました。
今年 3月11日以来となる噴火で、規模は近年最大だと思われます。

引用終了

 この火山について過去の噴火は次の通りです。

引用開始(一部抜粋)

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9D%E3%83%9D%E3%82%AB%E3%83%86%E3%83%9A%E3%83%88%E3%83%AB%E5%B1%B1
ポポカテペトル山
(中略)
噴火歴
有史以来約30回の噴火記録がある[2]。16世紀に噴火が確認されて以来、これまで15回大きな噴火が確認されている。1993年からは噴火が継続状態となっており、数年おきに小~中程度の噴火をおこす。2000年に噴火した時は、周辺住民約5万人が避難した。

2007年
12月1日、水蒸気爆発。火山灰を含んだ水蒸気を、火口から高さ3kmまで噴き上げた[3]。
2012年
ロイターによると、専門家は2012年にポポカテペトル山の活動が活発化すると指摘していた[4]。
4月13日 火山活動を観測。溶岩ドームを形成する。
4月16日 噴火。7段階ある噴火警戒レベルをレベル5に引き上げる[4]。
4月17日 周辺地域の学校が休校[4]。
4月19日 噴火[5]。大量の火山灰や水蒸気を噴き上げ、溶岩を流した[4]。メキシコ政府は、周辺住民約2万8000人に避難勧告を発令。大噴火となると約6万8000人に影響が出るとみられた。
4月20日 噴き上げられたガスと溶岩が火口から1kmの地点まで達していると、メキシコ政府関係当局が発表[6]。
10月25日前後 深夜、山頂火口にUFOらしき謎の物体が突入。その直後、噴火。
10月27日 噴火。小~中規模の噴火を24時間に約70回観測。

2013年
5月14日 噴火[7]。
7月4日 噴火。周辺地域では火山性地震が観測され、航空便の欠航が相次いだ[8]。
2016年
1月24日・25日 4回にわたって噴火。25日、この噴火で滑走路に降り積もった火山灰を除去するため、プエブラ国際空港が数時間閉鎖された[9]
2017年
3月11日 噴火

引用終了

 このうち噴火に至ったものついて月齢との関連を調べて見ると、

20071201  満月11月24日    満月後7日目
20120416  新月04月21日    その前の小潮
20120417  新月04月21日    その前の長潮
20124020  新月04月21日    その前日
20121025  満月10月30日    その前の小潮
20121027  満月10月30日    その前の若潮
20130514  損月05月10日    その後の中潮
20130704  新月07月08日    その前の長潮
20160124、25 満月03月24日   満月当日とその翌日 
20170311  満月03月12日    満月」の一日前
20170821  新月08月22日    新月の一日前

 上記のうち3件は関連性は無さそうです。
 ただ20071201の件は水蒸気爆発なので岩盤の亀裂などで地下水が急に高温部に入り込んで爆発した可能性も高く、噴火のタイプそのものが月齢とは関連性が無さそうです。
 いずれにしても全体で11件中、8件が月齢(日本での月日なので多少時間差は有りますが)で満月か新月かその前後5日以内に発生しています。
 これは有意な差と見て良く、「どちらかと言えば月齢トリガーで噴火が起きやすい火山」かと筆者は見ています。

仕組みとアプローチ -  地球温暖化による海水温上昇で魚が小型化している と言う説について

2017-08-27 12:00:47 | 地震 津波
 地球温暖化による海水温上昇で  が小型化している説が有る、というニュースが有りました。

引用開始(一部抜粋)

https://www.goo.ne.jp/green/column/natgeo-00008Ckw.html

温暖化で魚が小型化している、最新研究、反論も

2017年8月24日
ナショナル ジオグラフィック日本版

 気候変動による海水温の上昇と海水に溶ける酸素の減少によって、マグロやハタから、サケ、オナガザメ、タラに至るまで、数百種の魚がこれまで考えられていた以上のペースで小型化している。8月21日付の科学誌「Global Change Biology」誌に掲載された論文でそんな結論が導き出された。

 海水の温度が上昇すると、海の生きものの代謝が盛んになる。そのため、魚やイカをはじめ、生物は海水からより多くの酸素を取り込む必要が生じる。しかしその一方で、海水に溶ける酸素の量は水温が高くなるほど減る。この酸素の減少は、多くの海ですでに起きていることが指摘されている。

(中略)

 論文の著者の一人で、同大学が日本財団などと共同で進めているネレウス・プログラムのカナダ側の責任者であるウィリアム・チャン氏は、「私たちが発見したのは、水温が1℃上昇すると、魚は20%から30%小さくなるということです」と話す。

 こういった変化によって、海洋食物網が大きな影響を受け、食う者と食われる者の関係が予測できない形で変わる可能性もあるという。

 論文の筆頭著者で、ブリティッシュ・コロンビア大学海洋漁業研究所の教授と「Sea Around Us」という団体の研究責任者を兼ねているダニエル・ポーリー氏は、「実験から、最初に影響を受けるのは体が大きな種であることがわかっています。呼吸に関していえば、小さな種の方が有利なのです」と話す。
「エラ酸素制約理論」

 ただし、ポーリー氏とチャン氏の発見を称賛する研究者も多いが、全員が認めているわけではない。

 ポーリー氏の名は、一部で議論を呼ぶことになった乱獲についての世界規模での研究でよく知られている。そして、1970年代に論文を発表して以来、魚の大きさはエラの成長能力によって制約を受けるという理論を研究し、展開してきた。ポーリー氏とチャン氏らは、この「エラ酸素制約理論(Gill-Oxygen Limitation Theory)」に基づき、ある研究結果を2013年に発表した。2050年には、気候変動によって約600 種類の海水魚の平均体重が14%から24%軽くなるというものだ。

「空気を呼吸している私たちには考えづらいことです」とポーリー氏は話す。「私たちにとって、問題は酸素ではなく食料を十分得られるかです。しかし、魚の状況はまったく異なります。人間で例えるなら、ストローを使って呼吸しようとするようなものなのです」

 酸素の減少と魚の小型化を関連付けて考える研究者は他にもいる。たとえば北海では、酸素が減った海域のタラやニシン、ヒラメなどがすでにかなり小型化している。

引用終了

 難しい問題ですが、これにどう筆者が取り組むか、と言う事になるのですが、現状の解析結果では次の様なロジックとなっています。

 確かに水槽などで海水魚を飼って水温を上昇させればそうした事象はわずかながら発生するのかも知れません。
 しかし自然界の海洋で魚類は移動自由なのです。
 なので海水温が上昇すればそれら魚類はより高緯度に移動するので別にその海域のへばりついて小型化する必要などない。
 考えてみれば暖水系の魚類が小型なのか?と言うと、そうでは有りません。
 海水温が高ければ魚類が小型、と言うのであれば暖水系の魚類は全て小型なはずなのです。
 しかし実際にはそうでは有りません。
 「酸素の減少と魚の小型化を関連付けて考える研究者は他にもいる。たとえば北海では、酸素が減った海域のタラやニシン、ヒラメなどがすでにかなり小型化している。」と言う部分に関しては、筆者はこう考えています。
 「タラやニシン、ヒラメなどが住む従来の海域が海水温上昇によりその生息域の中心海域がより高緯度のシフトした。そして従来の生息域だったエリアは生息可能域の限界域に近い境界域となり、海水温が上昇したり下降したりする為、その魚種の大型のものが住み着きにくい傾向になった」。
 これは暖水系の魚種でも「生息域のエリアが移動して高緯度になるつつある魚種は生息可能域の限界域に近い境界域なので、海水温が上昇したり下降したりする為、その魚種の大型のものが住み着きにくい傾向になっている」。
 そして「魚が小型化している」と言うが本当に現実なのかどうかはわからず、「漁獲物として利用しているからこそ有る程度のまとまったデータとなるわけで、利用できない魚類などは例え大型化していてもそれは多数漁獲されず正確な傾向はわからない」と言うものです。
 そして仮に「魚が小型化している」としても、その要因は決して一つでは無く、複数の要素の合算であろう事は地震の発生と同様かと考えています。
 はっきり言いますと、「魚が小型化している」と言うのは、食用として利用されている魚種についての話が主であり、それが昨今の世界的魚食志向で漁獲される量が増え、有る程度の漁獲により小型化しているという要素も決してゼロではない、と考えています。
 そして世界の実際の現状がMSY(最大維持可能漁獲量)、MEY(最大純経済生産量)などのどの水準なのか、と言うのが実は実際の問題と思われます。

仕組みとアプローチ -  深発地震(M6.5以上、震源の深さ200km以深)の空白

2017-08-27 01:10:33 | 地震 津波
 以前にも書きましたが、EMSCでのデータでは今年2月24日を最後にその後M6.5以上、震源の深さ200km以深の地震が発生していません。
 EMSCデータ開始以来、このタイプの深発地震は次の通りです。

引用開始(一部抜粋)

https://www.emsc-csem.org/Earthquake/?filter=yes&min_depth=200&min_mag=6.5&min_intens=0&max_intens=8&view=1
2017-02-24 17:28:44.3 23.36 S 178.81 W 410 6.9 SOUTH OF FIJI ISLANDS
2017-02-21 14:09:04.2 19.29 S 63.93 W 597 6.5 CHUQUISACA, BOLIVIA
2017-01-10 06:13:47.9 4.48 N 122.59 E 630 7.3 CELEBES SEA
2016-10-19 00:26:02.5 4.92 S 108.24 E 645 6.6 JAVA SEA
2016-09-24 21:28:40.9 19.82 S 178.25 W 587 6.7 FIJI REGION
2016-08-31 03:11:36.3 3.69 S 152.78 E 513 6.7 NEW IRELAND REGION, P.N.G.
2016-07-29 21:18:30.2 18.58 N 145.51 E 267 7.7 PAGAN REG., N. MARIANA ISLANDS
2016-05-28 05:38:49.7 21.98 S 178.19 W 399 6.9 FIJI REGION
2016-05-27 04:08:41.9 20.77 S 178.68 W 545 6.5 FIJI REGION
2016-04-10 10:28:58.9 36.51 N 71.26 E 221 6.6 HINDU KUSH REGION, AFGHANISTAN
2015-11-26 05:45:18.2 9.21 S 71.26 W 609 6.7 PERU-BRAZIL BORDER REGION
2015-11-24 22:50:54.3 10.07 S 71.00 W 631 7.6 CENTRAL PERU
2015-11-24 22:45:40.1 10.67 S 71.05 W 636 7.6 CENTRAL PERU
2015-10-26 09:09:32.0 36.48 N 70.91 E 207 7.5 HINDU KUSH REGION, AFGHANISTAN
2015-06-23 12:18:30.5 27.69 N 139.80 E 472 6.5 BONIN ISLANDS, JAPAN REGION
2015-05-30 11:23:03.2 27.91 N 140.46 E 693 7.8 BONIN ISLANDS, JAPAN REGION
2015-02-27 13:45:05.3 7.34 S 122.52 E 548 7.0 FLORES SEA
2015-01-23 03:47:26.9 17.02 S 168.57 E 216 6.7 VANUATU
2014-12-02 05:11:32.6 6.20 N 123.18 E 633 6.6 MORO GULF, MINDANAO, PHILIPPINES
2014-11-01 18:57:22.2 19.80 S 177.80 W 431 7.1 FIJI REGION

https://www.emsc-csem.org/Earthquake/?filter=yes&min_depth=200&min_mag=6.5&min_intens=0&max_intens=8&view=2
2014-11-01 18:57:22.2 19.80 S 177.80 W 431 7.1 FIJI REGION
2014-07-21 14:54:41.4 19.83 S 178.47 W 620 6.9 FIJI REGION
2014-01-01 16:03:31.0 13.86 S 167.26 E 200 6.6 VANUATU
2013-11-23 07:48:32.0 17.15 S 176.51 W 368 6.5 FIJI REGION
2013-10-01 03:38:21.0 53.17 N 152.88 E 570 6.7 SEA OF OKHOTSK
2013-09-04 00:18:25.0 30.04 N 138.80 E 419 6.5 IZU ISLANDS, JAPAN REGION
2013-07-07 18:35:31.0 3.91 S 153.92 E 388 7.3 NEW IRELAND REGION, P.N.G.
2013-05-24 14:56:31.0 52.26 N 151.54 E 628 6.7 SEA OF OKHOTSK
2013-05-24 05:44:48.0 54.91 N 153.34 E 598 8.3 SEA OF OKHOTSK
2013-05-14 00:32:26.0 18.82 N 145.26 E 605 6.8 PAGAN REG., N. MARIANA ISLANDS
2012-12-21 22:28:09.0 14.36 S 167.29 E 208 6.7 VANUATU
2012-08-14 02:59:40.0 49.84 N 145.06 E 611 7.7 SEA OF OKHOTSK
2012-05-28 05:07:24.0 28.03 S 63.17 W 593 6.7 SANTIAGO DEL ESTERO, ARGENTINA
2012-04-17 07:13:50.0 5.48 S 147.12 E 211 6.8 EASTERN NEW GUINEA REG., P.N.G.
2012-01-01 05:27:56.0 31.48 N 138.12 E 365 7.0 IZU ISLANDS, JAPAN REGION
2011-11-22 18:48:18.0 15.27 S 65.07 W 572 6.6 BENI, BOLIVIA
2011-11-08 02:59:07.0 27.35 N 125.76 E 220 6.9 NORTHEAST OF TAIWAN
2011-09-15 19:31:02.0 21.59 S 179.41 W 630 7.3 FIJI REGION
2011-09-02 13:47:12.0 28.28 S 63.15 W 602 6.5 SANTIAGO DEL ESTERO, ARGENTINA
2011-08-30 06:57:41.0 6.40 S 126.76 E 472 6.8 BANDA SEA
‹1234›

https://www.emsc-csem.org/Earthquake/?filter=yes&min_depth=200&min_mag=6.5&min_intens=0&max_intens=8&view=3
2011-08-30 06:57:41.0 6.40 S 126.76 E 472 6.8 BANDA SEA
2011-07-29 07:42:24.0 23.68 S 179.77 E 534 6.6 SOUTH OF FIJI ISLANDS
2011-04-03 14:07:08.0 17.60 S 178.58 W 532 6.5 FIJI REGION
2011-03-10 17:08:38.0 6.90 S 116.73 E 533 6.5 BALI SEA
2011-02-21 10:57:52.0 26.13 S 178.46 E 554 6.5 SOUTH OF FIJI ISLANDS
2011-02-10 14:42:01.0 4.16 N 123.07 E 537 6.5 CELEBES SEA
2011-01-12 21:32:54.0 27.00 N 139.92 E 523 6.5 BONIN ISLANDS, JAPAN REGION
2011-01-01 09:56:57.0 26.80 S 63.19 W 565 6.9 SANTIAGO DEL ESTERO, ARGENTINA
2010-11-30 03:24:42.0 28.45 N 139.11 E 493 6.8 BONIN ISLANDS, JAPAN REGION
2010-08-12 11:54:15.1 1.24 S 77.28 W 200 7.1 ECUADOR
2010-07-29 07:31:57.1 6.58 N 123.35 E 616 6.5 MORO GULF, MINDANAO, PHILIPPINES
2010-07-24 05:35:02.0 6.26 N 123.58 E 561 6.5 MORO GULF, MINDANAO, PHILIPPINES
2010-07-23 23:15:10.1 6.83 N 123.27 E 639 7.4 MORO GULF, MINDANAO, PHILIPPINES
2010-07-23 22:51:12.5 6.51 N 123.54 E 589 7.4 MORO GULF, MINDANAO, PHILIPPINES
2010-07-23 22:08:11.3 6.72 N 123.49 E 600 7.3 MORO GULF, MINDANAO, PHILIPPINES
2010-05-24 16:18:29.0 8.11 S 71.63 W 579 6.5 ACRE, BRAZIL
2010-03-20 14:00:51.3 3.38 S 152.28 E 424 6.5 NEW IRELAND REGION, P.N.G.2010-02-18 01:13:17.7 42.61 N 130.54 E 566 6.9 CHINA-RUSSIA-NORTH KOREA BORDER
2009-11-09 10:44:54.4 17.18 S 178.45 E 584 7.1 FIJI
2009-10-07 21:41:14.7 4.10 N 122.57 E 583 6.8 CELEBES SEA
2009-10-04 10:58:01.0 6.74 N 123.51 E 628 6.5 MORO GULF, MINDANAO, PHILIPPINES

https://www.emsc-csem.org/Earthquake/?filter=yes&min_depth=200&min_mag=6.5&min_intens=0&max_intens=8&view=4
2009-10-04 10:58:01.0 6.74 N 123.51 E 628 6.5 MORO GULF, MINDANAO, PHILIPPINES
2009-08-28 01:51:19.9 7.17 S 123.42 E 633 6.8 BANDA SEA
2009-08-09 10:55:55.9 33.13 N 138.04 E 300 6.9 IZU ISLANDS, JAPAN REGION
2008-11-24 09:02:59.1 54.26 N 154.31 E 500 7.3 SEA OF OKHOTSK
2008-07-05 02:12:04.3 53.94 N 152.90 E 632 7.7 SEA OF OKHOTSK
2008-01-15 17:52:12.7 21.82 S 179.56 W 562 6.5 FIJI REGION
2007-10-31 03:30:17.3 18.89 N 145.35 E 231 7.1 PAGAN REG., N. MARIANA ISLANDS
2007-10-16 21:05:39.3 25.49 S 179.54 E 462 6.5 SOUTH OF FIJI ISLANDS
2007-09-28 13:38:56.9 22.02 N 142.68 E 261 7.4 VOLCANO ISLANDS, JAPAN REGION
2007-08-08 17:04:56.6 5.87 S 107.77 E 284 7.5 JAVA, INDONESIA
2007-07-16 14:17:32.7 36.84 N 134.82 E 314 6.8 SEA OF JAPAN
2006-11-13 01:26:32.5 26.03 S 63.34 W 541 6.8 SANTIAGO DEL ESTERO, ARGENTINA
2006-02-02 12:48:44.1 17.44 S 178.42 W 600 6.7 FIJI REGION
2006-01-27 16:58:47.4 5.51 S 128.19 E 340 7.6 BANDA SEA
2006-01-02 22:13:35.0 19.78 S 178.17 W 520 7.1 FIJI REGION
2005-12-12 21:47:42.3 36.37 N 70.97 E 200 6.6 HINDU KUSH REGION, AFGHANISTAN
2005-03-21 12:23:49.4 24.87 S 63.41 W 530 6.8 SALTA, ARGENTINA
2005-03-02 10:42:10.5 6.61 S 130.01 E 200 7.1 BANDA SEA
2005-02-05 12:23:17.7 5.43 N 123.36 E 510 7.0 CELEBES SEA

引用終了

 今年に入ってからは既にこのタイプの深発地震は3回発生しているので、頻度としては特異でも有りませんが、空白期が5ヶ月以上続いたのはこのデータ上で今回を入れて6回です。
 空白期としては長い方となります。
 今後はどうなるのでしょうか。

2017.8.29 22:37 誤植訂正

 サブタイトルに誤植がありました。
 本文を見れば誤植と明らかにわかるのですが、
「震源の深さ20km以深」は、「震源の深さ200km以深」に訂正です。
 悪しからず。

仕組みとアプローチ -  鹿児島湾の地震と桜島の火山活動

2017-08-25 18:40:48 | 地震 津波
 前回の記事で「最近は桜島、諏訪瀬島、口之永良部島などの噴火が殆ど有りません。」と書きましたが、桜島に関してだけは、噴煙3千mなどのニュースになるようなレベルではありましせんでしたが、火山性活動はやや活発だったようです。

引用開始(一部抜粋)

https://weather.goo.ne.jp/volcano/506/

桜島の火山情報

2017年8月21日 16:00発表

火山の状況に関する解説情報 第068号

福岡管区気象台/福岡管区気象台 鹿児島地方気象台
火山名 桜島 火山の状況に関する解説情報

<火口周辺警報(噴火警戒レベル3、入山規制)が継続>
8月18日から8月21日15時までの桜島の活動状況をお知らせします。南岳山頂火口及び昭和火口から1kmを超えて飛散する大きな噴石や小規模な火砕流を伴う爆発的噴火が引き続き発生するおそれがあります。

火山の活動状況など

 桜島では、活発な噴火活動が続いています。
 昭和火口では、噴火を26回観測し、このうち1回が爆発的噴火でした。
 噴煙が最高で火口縁上1700mまで上がり、弾道を描いて飛散する大きな噴石が最大で6合目(昭和火口より300mから500m)まで達しました。
 同火口では、21日に高感度の監視カメラで明瞭に見える火映を観測しました。
 
 南岳山頂火口では、噴火は観測されていません。

 火山性地震は、19日まではやや多い状態で経過しましたが、それ以降は少ない状態となりました。噴火に伴う火山性微動が発生しました。
  
 8月18日からの火山性地震、火山性微動、爆発的噴火の回数は以下のとおりです。なお、回数は速報値であり、精査の結果、後日変更することがあります。
 
              火山性地震  火山性微動  爆発的噴火
   8月18日       147回     9回     1回
     19日        85回     9回     0回
     20日        17回     7回     0回
     21日15時まで    2回     0回     0回

 姶良カルデラ(鹿児島湾奥部)の地下深部へのマグマ供給が継続しており、今後も噴火活動が継続する可能性があります。

引用終了

 多少はマグマの放出をして発散をしているようなので、全く噴火が無いよりはまだマグマを貯め込んでいないのかも知れません。
 ベストなのはプレートそのものの動きが止まってしまい、マグマ活動も沈静化する事ですが、そうも行かないのであれば、従来と同じ場所、従来と同じレベル以下での火山性活動、噴火が繰り返す程度で被害が無いようになる事を望み、今後の推移を見守るしか有りません。