快気分析

何か快適な気分になれるような記事にしたいです。

仕組みとアプローチ -  最近一時活発化した秋田駒ヶ岳の火山性地震と大きな満月、新月

2017-05-31 20:23:11 | 地震 津波
 秋田駒ヶ岳の火山性地震が最近一時活発化した件についてです。

引用開始(一部抜粋)

http://sp.hazardlab.jp/know/topics/detail/2/0/20392.html

 秋田県と岩手県にまたがる秋田駒ヶ岳では28日午前7時から同8時までの1時間で、火山性地震が21回観測されたとして、気象庁が今後の火山活動に注意を呼びかけている。
 気象庁によると、震源は男女岳(おなめだけ)の北西1キロ付近の深さ2〜3キロで、最大規模の地震は28日午前7時9分に発生したマグニチュード(M)1.1だった(速報値)。火山性地震は午前8時以降は起こっていないほか、地下のマグマや水蒸気の動きを示す火山性微動は観測されていない。
 国土交通省東北地方整備局のカメラでは、噴気などは確認されていない。
 秋田駒ヶ岳は、秋田県仙北市と岩手県雫石町にまたがる標高1637メートルの活火山で、十和田八幡平国立公園の南端に位置する。山頂の北と南に二つのカルデラが隣接していて、付近には男岳と女岳が存在している。
 気象庁によると、駒ヶ岳ではこれまでにも火山性地震が一時的に増加することがあったが、1日あたりの地震回数が10回を超えたのは2016年10月19日以来、約7カ月ぶり。

引用終了

 秋田駒ヶ岳の火山性地震については去年も当ブログで3/15に記事にしています。
 大手検索サイトで「快気分析 秋田駒ヶ岳」と検索すれば出て来るものが多いようです。
 秋田駒ヶ岳は十和田八幡平国立公園の南端に位置すると言う点で、十和田の噴火と貞観地震の関連について、これも去年の3月に記事にしました。
 「快気分析 十和田 噴火」と検索すれば出て来るものが多いようです。
 今年の噴火については去年と似たパターンで発生したように見えます。
 去年が3月12日から3月14日の間に多発し、今回は5月28日に多発。
 去年から1年と70日少々で再発したと言う感じでしょうか。
 これに近い数字については以前に記事にしたのですが、それが何かと言うと「スーパームーンの間隔」です。
 スーパームーンは一昨年が9月28日、去年が11月14日でその間隔は1年と47日位。
 昨年の年間最大新月かそれに準じる大きさの新月は3月から5月、そして今年のものは4月から6月でこれも「スーパームーンの間隔」である1年と47日位に近い数字となります。
 大体ですが、スーパームーンか年間最大新月の前後1ヶ月の間に秋田駒ヶ岳の火山性地震は活発化している傾向が有るようです。
 上記で引用した資料でも「1日あたりの地震回数が10回を超えたのは2016年10月19日以来、約7カ月ぶり。」と有りますが、これも去年のスーパームーンである11月14日前後1ヶ月以内なのです。
 いずれにしても貞観地震に対応するものが東日本大震災だと仮定すると、無論噴火が無いのがベストですが、仮に噴火が避けられないとしても、対応する火山噴火が十和田の大噴火では無く、被害が無いような周辺での小規模分散化型噴火で済んでくれればそれに越した事は有りません。
 

仕組みとアプローチ -  M6以上の地震は世界的短期空白期が終了 そしてボゴスロフ火山噴火

2017-05-30 18:25:10 | 地震 津波
 先日、M6.6の地震がインドネシアで発生し、これでM6以上の短期空白期は終了です。

引用開始(一部抜粋)

https://www.emsc-csem.org/Earthquake/?filter=yes

2017-05-29 14:35:23.1 1.25 S 120.43 E 12 6.6 SULAWESI, INDONESIA
2017-05-15 13:22:38.2 4.02 S 152.54 E 9 6.1 NEW BRITAIN REGION, P.N.G.

引用終了

 このエリアはいつ発生してもおかしくない所なので、北半球の中緯度以北が気になります。
 M7以上の地震については依然として空白期が続いています。
 火山噴火はアリューシャン列島で大きめのものが発生したようです。

引用開始(一部抜粋)

https://this.kiji.is/241743544270733316?c=39546741839462401


米アラスカで火山噴火

最高レベルの警戒

2017/5/29 11:01

 【ニューヨーク共同】米アラスカ州のアラスカ火山観測所は28日、州南西部のアリューシャン列島にあるボゴスロフ火山が同日噴火し、火山灰が少なくとも高度約1万1千メートルに達したと発表した。航空機向けの警戒レベルが最高になったとしている。

引用終了

 日本ではどうも時計回りと月齢(新月)のタイミング、またはバヌアツでの地震からの2週間内とのタイミングが重ならなくて日本国内では目立った地震は無かったのか、或いは火山活動や地殻変動(阿蘇山地震計でのRMS振幅データで一本調子の上昇とその後の大分県での地割れ発生)で済んだのか? と言う感じも有り、時計回りのトリガーは既に日本を通過してカムチャッカでの地震や火山活動、そしてその後にアリューシャンへと活動が動いたようにも思えます。
 真相がどうなのかはわかりませんが、今後のタイミングの重なる可能性、そしてそれに限らずストレスの限界にどれだけ近付いているかはわからず油断は禁物と思われます。

仕組みとアプローチ -  ビル・ゲイツの7つの「予言」に関する「謎」

2017-05-29 18:11:45 | 地震 津波
 最近、ビル・ゲイツの7つの「予言」の話をネットで見ました。

引用開始(一部抜粋)

http://www.msn.com/ja-jp/news/opinion/%e4%b8%96%e7%95%8c%e3%81%ae%e8%a1%8c%e3%81%8f%e5%85%88%e3%82%92%e8%a6%8b%e3%81%a4%e3%82%81%e7%b6%9a%e3%81%91%e3%82%8b%e3%83%93%e3%83%ab%e3%83%bb%e3%82%b2%e3%82%a4%e3%83%84%e3%81%ae7%e3%81%a4%e3%81%ae%e3%80%8c%e4%ba%88%e8%a8%80%e3%80%8d/ar-BBAXWY6#page=2


世界の行く先を見つめ続けるビル・ゲイツの7つの「予言」

BUSINESS INSIDER JAPAN

Chris Weller
2017/05/10
(中略)
ゲイツ氏が私たちの世界の未来をどのように思い描いているか、以下で紹介していくことにしよう。

バイオテロによって1年足らずのうちに3300万人の命が奪われるだろう。
(中略)
アフリカで食料の完全な自給自足が可能になるだろう。
(中略)
モバイルバンキングが貧しい人々の生活を変えるのに役立つだろう。
(中略)
2035年までに貧困国はほぼなくなるだろう。
(中略)
2030年までに、世界の電力事情を改善するクリーンエネルギー革命が起こるだろう
(中略)
自動化によって大量の仕事が奪われるだろう。
(中略)
2019年までに人類はポリオを撲滅できるだろう。
(中略)

source: Flickr/shawnleishman 、 lollie-pop/Flickr 、 Gates Letter

[原文:7 wild predictions Bill Gates has made that could come true]

(翻訳:本田直子)

引用終了

 これを見てすぐわかると思うのですが、巨大噴火がありません。
 ペルーでの大地震の後、1600年にワイナプチナ山が噴火して世界が寒冷化した事は以前に記事にした通りです。
 この考え方に沿うならば、世界が寒冷化するような火山噴火が起きていてもおかしくはないはずなのです。
 最近は火山噴火が世界的に多発してはいるのですが、巨大地震が連発している21世紀からの後は、地球を寒冷化するようなレベルの大規模噴火が有ってもおかしくないはずですなのにそうした巨大噴火は発生していません。
 ビル・ゲイツが引用されたリストにこのような火山噴火を入れない、と言う理由は一体何なのでしょうか?
 考えられる事は、

1.そのような火山噴火が起きるかどうかはわからない。
2.そのような火山噴火は起きないと考えている。
3.そのような火山噴火が起きるとは思っていても口には出せない理由が有る。

 上記の内、一体どれなのか?筆者には「謎」です。 
 

仕組みとアプローチ -  空地 空家 耕作放棄地などに悩む地域の建物が5階以上の建物と言う光景

2017-05-28 19:44:13 | 地震 津波
 最近は空地、空家、耕作放棄地などに悩む地域が多いようですが、その地域の建物はと言うと2階以上、特に5階、中には中高層階以上とかの建物と言う事が殆どのようです。
 確かに数年、十数年、数十年前まではここまで空地、空家、耕作放棄地の問題が顕著ではなかったので、既に建ってしまった建物は有る程度仕方なかったのかもしれないのですが、はっきり言いますと今後に関しては、平屋にすればかなりは土地が必要になって土地の価格が多少共上昇に転じて固定資産税評価額との差が縮小するかも知れません。
 耕作放棄地なども農地転用などで建物に役立つものに変身するわけです。
 現状では多層階の建物は耐震改修とかで膨大な公費を使わなければいけなくなっているケースは多いと思います。
 ならば平屋やせいぜい2階建てなどなら耐震対策も容易かと思われます。
 空家を買い取って今有る多層階の建物を分散化し、屋根の軽量化や耐震補強をすれば安全性と空家対策の両面で見て、費用対効果でその所有者だけでなく地域の地価にプラスである事も多いのではないでしょうか。
 軽量屋根の平屋なら震度7で倒壊する可能性は相当に低く、更に仮に倒壊した場合も中にいる人がダメージを受ける程度が相対的に軽いケースが多いかと思われます。
 数日後までに震度7の地震が確実に来るとわかる場合など現状では考えられませんが、仮にそう言う予測が出来る時代が遠い未来に来た場合、筆者なら平屋の軽量屋根の物置か、自宅の庭にテントを張って寝泊りし、風呂や炊事、食事など用事の時だけ家の中で行います。

仕組みとアプローチ -  今日の静穏傾向と阿蘇山地震計のRMS振幅データのパターン変化

2017-05-26 20:58:07 | 地震 津波
 今日はあの新月で、M4の地震が一度有りましたがその程度で5月23日~5月25日はM4以上の地震が無く静穏でした。
 月齢トリガーから考えるとどちかと言えば地震は多いかと考えていたのに、現時点でこれだけ少ないのはやや意外です。 
 他のトリガーが余程小さい、プレートや地殻の動き自体が小さくなっているなど、理由は多々考えられます。
 それともどこかで大きな固着が発生してひっかかっていてそれが全体の動きを鈍らせているのでしょうか?
 どうも良くわからなくて不気味です。
 世界的にも静穏傾向が続いていて、以前に記事にしたM7以上の地震の空白は1月22日を最後に4ヶ月以上経った現在も依然として継続中、そしてM6以上の地震もEMSCでのデータでは5月15日を最後にその後は世界的に空白期が続いています。

引用開始(一部抜粋)

http://www.emsc-csem.org/Earthquake/?filter=yes

2017-05-15 13:22:38.2 4.02 S 152.54 E 9 6.1 NEW BRITAIN REGION, P.N.G.
2017-05-12 10:41:25.5 12.97 N 90.05 W 10 6.2 OFFSHORE EL SALVADOR

引用終了

 関係が有るのかどうかはわかりませんが、阿蘇山地震計のRMS振幅データのパターンについて少し書いておきます。
 一時パルス状、或いは台形状に近い波形パターンが生じ始めた事は依然に記事にしましたが、この波形パターンが5月21日に一時無くなり、その翌日から再び生じたのですが、先日からこのパルス状、或いは台形状に近い波形は崩れて平坦に近いものになりました。

引用開始(一部抜粋)

http://vivaweb2.bosai.go.jp/viva/v_datalist_asos.html

引用終了

 今日の南阿蘇村の天気は晴天でしたので、日照による地殻への影響は明らかに有ったはずなのにあのパルス状、或いは台形状に近い波形パターンは殆ど見られませんでした。
 もう少し様子を見ないといけないのかも知れませんが、横ずれ地殻変動エリアをサイドから押す力が減った可能性も想定できます。
 そうすると「何故押す力が減ったのか?」と言う事にもなるのですが、プレートや地殻そのものの動きでも鈍ったのでしょうか?
 それとも大分県の地割れで地殻が変動した為にスムーズに動くようになったのか?
 それともプレートや地殻は動こうとしていてもどこかやや遠くで大きな動きが引っ掛かっているのか?
 仮にどこかで引っ掛かっているとしても、世界的な静穏傾向から考えると日本国内で引っ掛かっているとも限定できない事になります。
 筆者は去年も4月~6月にピークが来るだろうとの考え方をしていて、確かに4月と6月は多かったのですが、5月にわけのわからない静穏期が有りました。
 「連続で3ヶ月活発な確率は小さい」と言う仮説も筆者は考えてはいますが、仮にそうだとすると4月はやや前倒しで火山活動が活発だったので5月は静穏傾向なのでしょうか?
 地殻やプレートのストレス状況や今後の動き、そして他の地震トリガーなど、全容は結局把握できないと言う事は以前の記事で書きましたが、やはり把握も想定も難しいものだと改めて思います。