快気分析

何か快適な気分になれるような記事にしたいです。

仕組みとアプローチ -   青森県東方沖から房総沖の日本海溝で将来起こる地震の発生確率が見直された件について

2019-02-28 22:24:01 | 地震 津波
 前回の記事を書いた時刻以降に発生した国内の有感地震は次の通りです。

                        Mj  最大震度
 2019年2月28日 20時17分ごろ 鳥取県東部 2.0 1
 2019年2月28日 15時00分ごろ 熊本県熊本地方 2.5 1
 2019年2月28日 11時51分ごろ 岩手県沖 3.6 1
 2019年2月27日 22時34分ごろ 胆振地方中東部 3.4 2

 特に目立つ地震は現時点までは発生していません。
 地磁気の乱れは多少有ったもののそれ程でもなかったのか、或いは月齢トリガーや他の地震要因とタイミングがずれたのでしょうか。
 明日以降は晴間が見えるエリアも増えて来るので様子見といったところです。
 
 ところで本題に入りますがサブタイトルの通り次のニュースが有りました。

引用開始(一部抜粋)

https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/nation/mainichi-20190226k0000m040119000c.html

青森東沖から房総沖の日本海溝 全域で地震発生が高確率

2019/02/26 17:00

 政府の地震調査委員会は、青森県東方沖から房総沖の日本海溝で将来起こる地震の発生確率を見直し、26日に公表した。全域で高い確率となっており、調査委は「『東日本大震災があったのでもう大地震は来ない』という考えは誤解」と警戒を呼びかけた。また、南海トラフなどで起こる全国の海溝型地震について、危険度が国民に分かりやすいよう、発生確率を4段階にランク分けした。
 日本海溝の確率見直しは、大震災を受けて暫定的に行った2011年以来。計算手法や基準となる過去の地震を変更した。
 今後30年以内の発生確率は、宮城県沖のマグニチュード(M)7.9程度の巨大地震が「ほぼ0%」から20%程度に上昇。東北の太平洋側では、大震災後に陸のプレート(岩板)が東に移動する地殻変動が続いている影響で、青森県東方沖及び岩手県沖北部(5〜30%)と宮城県沖はM8級の巨大地震の発生確率がさらに高い恐れもある。

引用終了

 果たして今後どのようになるのでしょう。
 個人的な見方に過ぎないのですが、この「発生確率」をどうやって算出したのか? と言うのが「発生確率の数字」と同様に重要な事かと思います。
 そして仮に大きなゆらゆら地震が有っても、戸建てなどで耐震性が高い、そして高台にある低層建物などは津波や長周期振動などにもダメージは受けにくい事が多いので、最近は災害に強い立地でも空家や空地も多い状況も少なくない事から考えると政策、制度次第でそれなりの対策をして行くのも有る程度は可能かと考えています。
 
 

仕組みとアプローチ -   地磁気が乱れる可能性 地震はどうなるのか

2019-02-27 22:26:40 | 地震 津波
 宇宙天気予報センターによると次の通りです。

引用開始(一部抜粋)

http://swc.nict.go.jp/report/view.html?ym=201902&ids=d2019058&type=daily+weekly+bulletin+topics#js-report-viewer

日報2019年2月27日
【今日の宇宙天気情報(2019年02月27日 15時00分JST)】

(中略)

SDO衛星の極端紫外線画像(AIA211)によると、太陽面南半球の西45度付近をコロナホールが通過中です。
このコロナホールの影響が本日から明日にかけて到来し、地磁気が乱れる可能性があります。
今後1日間、地磁気活動は活発な状態が予想されます。

引用終了

 地磁気が乱れが発生するとしたらどの程度になるのでしょうか。
 今日は北海道以外は殆んどが曇りか雨だったのですが今日と明日は北海道と九州では晴間が有るエリアも多いようですので宇宙からの影響は雨天曇天のエリアよりも強くなるとは考えています。
 しかし宇宙からの影響や地磁気の乱れがどのエリアで大きくなるのかについて確かな事はわからず、そして月齢では既に年間最大満月を過ぎて7日となりますが月の引力による揺さぶりの残存影響がどれだけ有るもわからないと言った状況です。
 明日までどこでどのような地震となるのでしょうか。

仕組みとアプローチ -   北海道胆振地方中東部で発生した最大震度6弱の地震も合計が「5」と言う数字の日でした

2019-02-25 18:58:40 | 地震 津波
 今月21日に発生した北海道胆振地方中東部の地震 Mj5.7 最大震度6弱 ですが、考えてみると2月21日でまた数字の合計が5でした。
 合計が9や11となるのは2月では2月25日、つまり今日ですが現時点では特に目立つ地震は発生していません。
 やや気になる事といえば霧島山の噴火警戒レベルが1)から2に引上げられた事くらい
でしょうか。

引用開始(一部抜粋)

http://www.jma.go.jp/jp/volcano/forecast_05_20190225050025.html

火山名 霧島山(新燃岳) 噴火警報(火口周辺)
平成31年 2月25日14時00分 福岡管区気象台 鹿児島地方気象台

**(見出し)**
<霧島山(新燃岳)に火口周辺警報(噴火警戒レベル2、火口周辺規制)を発表>
 新燃岳火口から概ね2kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描いて飛散する大きな噴石及び火砕流に警戒してください。
<噴火警戒レベルを1(活火山であることに留意)から2(火口周辺規制)に引上げ>

引用終了

 では合計が11となる2月27日ですが、あまりこう言う非科学的な見方はどうかと思うので何日とかは考えなくて良いのかと思います。
 ですが5とか9、11、15と言う数字なる事が多い件に関しては少し気になる事もあるのでそれは気が向けば今後記事にしようかと思っています。

仕組みとアプローチ -   JR東日本の休日おでかけパス と自然災害対策

2019-02-24 19:01:10 | 地震 津波
 この記事が自然災害とはあまり関係ないと言う印象を持たれるかも知れませんが、実はそうでもなくて津波や高潮、火山性活動などのリスクが近年は以前よりは高くなっているものの住居としてよりも風光明媚な地域の観光、散策やレジャーで秀でているエリアが首都圏にも数多く有るので今回記事にしてみました。
 JR東日本の休日おでかけパスですが、現状では海や火山性活動地帯に近いのは神奈川県では小田原、久里浜(ここは最終地点なので仕方ない)、千葉県は君津、茂原です。
 このエリアの少し先、つまり神奈川県なら熱海や伊東、そしてそのやや先、千葉県なら保田、上総一ノ宮や太東などとやや先は首都圏へ通勤の為の住宅地としてよりも余暇エリアとしての価値が高まっています。
 ところが現状では自然災害がかなり穏やかだった従来の所までしかJR東日本の「休日おでかけパス」は有効では有りません。
 実は地震リスクや火山性活動リスク、そして津波リスクなど自然災害リスクが高いからこそ自然のダイナミックさが残る風光明媚な景観も残っているわけで、これらのエリアについては少なくとも東京五輪まではJR東日本の休日おでかけパスの範囲に入れてはどうでしょうか。
 これらに該当するエリアがJR次第で観光需要が増すのならば、自然災害対策強化もそれだけ出来る目途も立ち、更に観光客に対する安全対策強化も出来て観光客誘致に更に繋がるケースも有るかとと考えています。

仕組みとアプローチ -   今度はペルーとエクアドルの国境で大規模地震発生

2019-02-23 20:26:36 | 地震 津波
 前回の記事では「胆振地方中東部でMj5.7 最大震度6弱の地震発生」と言う事だったので「震度は一部のエリアで大きかったので大きな地震としたのですが地震の規模であるマグニチュードはそれ程大きなものでもない」、と次の記事にでも書こうかと思っている矢先に、今度はペルーとエクアドルの国境で大規模地震が有りました。 
 一昨日に発生した胆振地方中東部の地震以降、世界で発生したMw5以上の地震は次の通りです。

引用開始(一部抜粋)

https://www.emsc-csem.org/Earthquake/?filter=yes

2019-02-22 21:15:58.2 17.80 S 13.63 W 10 5.5 SOUTHERN MID-ATLANTIC RIDGE
2019-02-22 10:40:40.5 2.27 S 79.78 W 84 5.5 NEAR COAST OF ECUADOR
2019-02-22 10:17:22.4 2.13 S 76.98 W 140 7.5 PERU-ECUADOR BORDER REGION
2019-02-21 22:17:32.6 15.29 S 73.03 W 70 5.2 SOUTHERN PERU
2019-02-21 12:22:41.5 42.86 N 141.95 E 40 5.5 HOKKAIDO, JAPAN REGION

引用終了

 今月の年間最大満月の少し後に結局はMw7.5の大地震となりました。
 それで前回の年間最大満月の少し後にどうなっていたのかを更にEMSCでMw7以上の地震について調べて見ると、次の通りです。

引用開始(一部抜粋)

https://www.emsc-csem.org/Earthquake/?filter=yes

2018-02-16 23:39:40.1 16.59 N 97.73 W 15 7.2 OAXACA, MEXICO
2018-01-23 09:31:44.1 56.03 N 149.03 W 30 7.9 GULF OF ALASKA
2018-01-14 09:18:45.8 15.74 S 74.65 W 40 7.1 NEAR COAST OF SOUTHERN PERU
2018-01-10 02:51:32.3 17.40 N 83.59 W 15 7.6 NORTH OF HONDURAS
2017-11-19 22:43:30.0 21.30 S 168.74 E 12 7.0 LOYALTY ISLANDS

引用終了

 2017年の11月19日を最後に地球上で暫く無かったMw7以上の地震が2018年1月2日の年間最大満月(これは殆んどの方がスーパームーンとしています)から少し経ってホンジュラス周辺で発生しています。そしてその後にはペルー周辺でも発生。
 何か今回とやや似ているパターンですね。
 その後を見ると次に北半球の中緯度以北であるアラスカ湾で発生、その後またメキシコエリアでの発生と続きました。
 以前から何度も書いているあのエリアでのMw7以上の地震空白期は2016年4月の熊本地震を最後に既に2年10ヶ月以上も続いています。
 今後どうなるでしょう。