快気分析

何か快適な気分になれるような記事にしたいです。

仕組みとアプローチ -  ロイヤルティ諸島エリアでM7.1の地震発生

2018-08-29 22:05:12 | 地震 津波
 ロイヤルティ諸島エリアでMw7.1の地震が発生しました。
 このエリアのM4以上の地震はEMSCでUTCの8月29日だけで次の通りです。

引用開始(一部抜粋)

https://www.emsc-csem.org/Earthquake/?filter=yes

2018-08-29 05:22:09.5
7hr 20min ago
22.23 S 169.98 E 10 4.8 SOUTHEAST OF LOYALTY ISLANDS
2018-08-29 04:48:35.3
7hr 54min ago
22.23 S 170.31 E 10 5.2 SOUTHEAST OF LOYALTY ISLANDS
2018-08-29 04:27:13.5
8hr 15min ago
22.19 S 169.89 E 10 5.0 SOUTHEAST OF LOYALTY ISLANDS
2018-08-29 04:03:13.6
8hr 39min ago
22.06 S 170.22 E 10 5.3 SOUTHEAST OF LOYALTY ISLANDS
2018-08-29 03:51:56.2
8hr 51min ago
21.97 S 170.17 E 20 7.1 SOUTHEAST OF LOYALTY ISLANDS

引用終了

 ロイヤルティ諸島エリアの地震に関連する事については以前に記事にしました。
 去年11月04の記事もそうですがこれでケルマディック諸島エリアの地震も気になって来る所です。
 振り返れば8月後半はバヌアツ、マリアナ諸島、国内では硫黄島エリアでM6以上の地震が発生していました。

引用開始(一部抜粋)

https://www.emsc-csem.org/Earthquake/?filter=yes

2018-08-28 22:35:11.7 16.76 N 146.76 E 49 6.4 ANATAHAN REG, N. MARIANA ISLANDS
(中略)
2018-08-21 22:32:27.9 15.97 S 168.15 E 20 6.5 VANUATU
(中略)
2018-08-16 18:22:53.2 23.40 N 143.38 E 15 6.0 VOLCANO ISLANDS, JAPAN REGION
2018-08-16 18:21:31.9 23.39 N 143.40 E 15 6.3 VOLCANO ISLANDS, JAPAN REGION

引用終了 

 今回はロイヤルティ諸島エリアの地震に先行してマリアナ諸島エリア、硫黄島エリアでM6以上の地震が発生する「逆順現象」だったのしょうか?それともこれからまた目立つ地震が来るのでしょうか?
 以前から何度も記事の中で書いているあのエリアでのM7以上の地震が、2016年4月の熊本地震を最後に既に2年4ヶ月以上空白期となっている事も気になります。

仕組みとアプローチ -  地磁気の乱れ発生後からの有感地震 そして京都府南部と滋賀県南部

2018-08-28 22:26:02 | 地震 津波
 地磁気の乱れが始まった今月25日の15時以降、地震がどうなったかですが、国内の有感地震については次の通りです。
                        Mj 最大震度
 2018年8月28日 19時53分ごろ 大阪府北部 4.0 3
 2018年8月28日 12時49分ごろ 広島県北部 2.8 1
 2018年8月27日 22時12分ごろ 岩手県沖 3.9 1
 2018年8月27日 13時50分ごろ 大分県中部 1.9 1
 2018年8月26日 19時48分ごろ 釧路地方北部 3.0 2
 2018年8月25日 21時51分ごろ 五島列島近海 2.7 1

 過去に殆んど地震が無いと言う程では有りませんが、あまり頻繁に発生しているわけではないと言うエリアが多いようです。
 大阪府北部でまた地震が有りましたが、京都府南部は最近次の通りです。
                        Mj 最大震度
2018年8月25日 0時00分ごろ 京都府南部 3.4 3
2018年7月21日 6時37分ごろ 京都府南部 2.6 1
2018年7月20日 12時43分ごろ 京都府南部 2.5 1
2018年7月13日 7時18分ごろ 京都府南部 2.6 1

 そして滋賀県南部方面は次の通りです。
                        Mj 最大震度
2018年8月25日 3時45分ごろ 滋賀県南部 3.0 1
2018年7月2日 16時01分ごろ 滋賀県南部 2.7 1

 現時点での話ですが、この二つのエリアの有感地震は今年6月18日の大阪府北部地震以降にここ数年に比べてペースが増しています。
 以前にも何度か記事で書いた「突っかえ棒の交代理論」で考えるならば、大阪府北部地震で突っかえ棒が外れ、隣接エリアや近いエリアにも力がかかりだしている、と言う可能性がゼロでは有りませんが、データ数がまだ少ないのでもう暫く様子見と言う所でしょうか。

仕組みとアプローチ -  地磁気が大きく乱れるとの予報が出ました そして霧島山の火山性地震が増加

2018-08-26 19:25:08 | 地震 津波
 今日の宇宙天気情報で次の様な予報が出ました。

引用開始(一部抜粋)

http://swc.nict.go.jp/report/view.html?ym=201808&ids=d2018238&type=daily+weekly+bulletin+topics#js-report-viewer

日報2018年8月26日

【地磁気活動】

地磁気活動は非常に活発でした。
太陽風速度は通常速度の420km/s前後で推移しました。
この間、磁場強度はやや強い8nT前後からかなり強い18nT前後へ緩やかに上昇し、磁場の南北成分は26日0時UT頃から-15nT前後のかなり強い南向きの状態が続きました。

気象庁地磁気観測所(柿岡)によると、8月25日15時UT頃に緩始型地磁気嵐が発生しました。
また、この地磁気嵐は現在も継続中です。

SDO衛星の極端紫外線画像(AIA211)によると、今後の地磁気に大きな影響がありそうなコロナホールはありません。

SOHO探査機の太陽コロナ画像(LASCO)とSTEREO探査機の太陽コロナ画像(COR)によると、今後の地磁気に大きな影響を与えるCME(コロナ質量放出)は新たに観測されていません。
また、前述の地磁気嵐は20日に発生したCMEの影響によるものです。

26日6時UT現在、太陽風磁場の南北成分はかなり強い南向きの状態が続いているため、今後も地磁気が大きく乱れる見込みです。
引き続き今後1日間、地磁気活動は非常に活発な状態が予想されます。

引用終了

 今日は満月ですが、年間最小に準じる小さな満月なのであまり気にしていませんでした。
 しかしこのようなANDの条件が発生するとやはり地震リスクは通常よりどちらかと言えば高いと見る事になります。
 今月16日に地磁気がやや乱れるかもしれない予報について記事にしましたが、その後に国内では、
2018年8月17日 3時22分ごろ 硫黄島近海 Mj6.6 最大震度 1
が発生しました。
 この時は8月11日の大きな新月と部分日食(日本では見られなかったもの)から6日以内だったので当然注目だったのですが、今回は果たしてどうなるでしょう。
 今日の霧島山ですが、次の通りです。

引用開始(一部抜粋)
 
https://news.goo.ne.jp/article/miyanichi/nation/miyanichi-1535252642.html

新燃岳で火山性地震が増加 6月以来90回超

12:04宮崎日日新聞
 気象庁によると、26日午前0時ごろから新燃岳火口直下を震源とする火山性地震が増加しており、午前8時までに93回発生した。火山性地震が1日90回以上発生したのは、6月22日以来。

引用終了

 そして西之島とその周辺エリアでは以前に記事にした通りのままで浅い震源の地震が発生していません。
 Hi-netでここ7日間の地震を見ると次の通りです。

引用開始(一部抜粋)

http://www.hinet.bosai.go.jp/hypomap/?ft=1&LANG=ja

引用終了

 画像は直接御覧ください。
 今回の状況が仮に「西之島の傾向則」通りで「西之島の火山性活動は静穏化気味になっている」としたら、フィリピン海プレートは太平洋プレートに押されるままにほぼ一緒に動いている為、フィリピン海プレート境界部とその周辺のユーラシアプレートエリアに力がかかり、それが火山性活動の活発化や地震につながると考えられます。
 仮にそうだとしても通常レベル以下の噴火程度で収まって欲しいものですが、実際にどうなるかはわかりません。
 またフィリピン海プレートが今後太平洋プレートでない更に下の層に引っ掛かって固着気味となり、また西之島の火山性活動が活発化する、と言う可能性もゼロでは有りません。
 暫くは注目と言う所です。

仕組みとアプローチ -  東京オリンピックと競技の夜間早朝化

2018-08-26 09:09:35 | 地震 津波
 東京オリンピックの猛暑対策としてマラソンなど一部の競技を夜間や早朝に行う考え方を以前の記事で書きましたが、同様な考え方は多いようです。

引用開始(一部抜粋)

https://www.msn.com/ja-jp/news/national/%e9%81%8b%e5%8b%95%e4%b8%ad%e6%ad%a2%e3%83%ac%e3%83%99%e3%83%ab%e3%81%a7%e4%ba%94%e8%bc%aa%e3%83%9e%e3%83%a9%e3%82%bd%e3%83%b3-20%e5%b9%b4%e6%9d%b1%e4%ba%ac%e3%80%81%e9%96%8b%e5%a7%8b%e7%b9%b0%e3%82%8a%e4%b8%8a%e3%81%92%e3%82%92/ar-BBMn0RL

運動中止レベルで五輪マラソン 20年東京、開始繰り上げを
共同通信社
2018/08/24 18:16

 2020年東京五輪で、マラソンが予定通り午前7時にスタートした場合、10キロ以降のほとんどの区間で、熱中症リスクが日本スポーツ協会の熱中症予防運動指針で定める「厳重警戒」レベルとなり、場所によっては「運動中止」レベルまで高まることが、中京大の松本孝朗教授(環境生理学)の調査で分かった。徳島市で開催中の日本体育学会で25日、発表する。
 大会組織委員会は、暑さ対策として男女マラソンのスタート時間を当初の午前7時半から7時に早めたが、松本教授は「リスクが比較的低い時間に終わる5時半に早めるべきだ」と指摘している。

引用終了

 早朝5時半も悪くはないですが、更に早く3時とか4時でも良いのではないか、と個人的には考えています。
 暗いうちに競技を開始するのは照明が必要ですが、照明は今ではLEDになりますが、LEDには可視光域以外の波長である遠赤外線、赤外線などを殆んど含まないように出来ます。
 それだけ可視光でもないのに熱になってしまうと言う悪影響を伴う波長を除外、或いはそれに近くできるわけで、選手や観客に対しての猛暑対策であるスポット冷房、クールシェアなどがより有効になるはずです。
 打ち水だって日照が強くなり始めてからではリスクが高く、例えば路面からの照り返しだけでなく、ビルの外壁、窓ガラスなどからの照り降ろしであっと言う間に再び暑くなってしまう可能性が有るどころか、気化した水分で空気の相対湿度が上がったままであったり、や路面に残った水が日光により熱せられて猛烈な加湿器のようになって不快指数を更に上げるリスクも高いと見られます。
 午前3時とか4時にマラソンをスタートするなら前日の夜のうちに打ち水をしても気化して湿った空気はどこかへ流れて行ってしまう期待も高くなり有る程度は有効かも知れません。
 もう半世紀も前になりますが、夏休みと言えば子供達数人のグループで朝4時とか5時、早い子供は親と3時とかから起床してカブトムシやクワガタ採りなどをやってました。
 そう言う事は山歩きや釣り以外で最近はあまり無いようですが、夏休み期間のたかだか数日くらいはそう言う事が有っても良いのではないか?とも思えます。
 またそうした日には前日の夜から朝まで連続的に競技時間を組む事で観客も連続的に観戦できるだけでなく猛暑対策もなされやすすく、冷房にかかるエネルギーが減った分が夜間照明にかかるエネルギーを超えるという省エネメリットも有るかも知れません。
 計算するとそうなる競技は多々有るかと思います。
 屋内競技だって屋内照明を結局するなら、夜間、早朝で空気の比エンタルピーが低い時の方が空調の冷房負荷は小さいはずなのです。
 
 

仕組みとアプローチ -  台風20号通過開始から約24時間の今、簡単に確認できて炙り出されるあるリスク

2018-08-24 20:02:07 | 地震 津波
 台風20号は先日の丁度今頃、エリアによりけりですが接近、上陸していました。
 別に後で確認はできるのですが、再接近、通過開始から約24時間の大体今だと簡単に確認できる事が有るので記事にしました。
 それは無感地震、有感地震を合わせた最近24時間の地震です。

引用開始(一部抜粋)

http://www.hinet.bosai.go.jp/hypomap/?ft=1&LANG=ja

Hi-net自動処理震源マップ

日本全国 広域 最新24時間 の震央分布図

引用終了

 画像は直接御覧ください。
 ご存知、Hi-netの画像データです。
 過去24時間にすると、大体今なら先日の台風が再接近、上陸する頃に当たるので大雨が地盤の緩みに影響し、河川やため池などの水位も高くなって来つつあった頃にあたり、このよな状況では雨量と水位によっては無感地震であっても堤防やため池の決壊しやすくなっていたのかも知れません。
 今回は熊野川が氾濫したとの事ですが、単に堤防の高さを超えただけなのか? それとも堤防の決壊も有ったのか? と言うはまだ状況が掴めていません。
 仮に堤防の決壊が無かったとしても、熊野川に限らず今後、堤防が雨量とそれによる水位や地盤の緩みが、堤防やため池の決壊、或いは山崩れ、崖崩れ、土砂崩れ、地滑りに至るような地震(規模や地震波の波形や方向)となる可能性と言うのは、有る程度想定しておくべきかと考えています。
 Hi-netの過去24時間の画像を見ると、が台風の中心では地震が発生していなかったようですが、今後もこうした事が続くとは限らない上、今回でも中心に近いエリアでは地震が発生していたのがわかります。
 雨天曇天時には地震はどちらかと言えば発生しにくいと考えていますが、それも100%ではないので「大雨時、長雨時、そしてそれが去った後の晴天時の地震」について考えながら堤防やため池の決壊リスク、山崩れ、崖崩れ、土砂崩れ、地滑りなどのリスクなどを想定していくべきと考えています。