今日のテレビは、昨日行われたイギリスの欧州連合(EU)離脱か残留かを決める国民投票の開票結果に注目が集まっている。
午前11時現在(日本時間)では、50.3対49.7とわずかに残留派が上回っているが、これだけの接戦になると最終結果が出るのはかなり遅くなるという見方だ。
一方、今朝の新聞は参議院選挙の序盤戦の展望を報道しているが、議会で憲法改正の国民投票を実施することが発議できる三分の二の議席数を自民党、公明党、大阪維新の会、日本のこころを大切にする党、新党改革の5改憲派政党が獲得する勢いとのことだ。
反面、これを阻止したい野党4党は、候補者を1本化した1人区では前回選挙と比べてそれなりの議席は獲得できそうだが、全体的には共産党が好調なのに比べ、民主党から衣替えした民進党はまだまだ浮上する力が弱いようだ。
ただ、これらの調査ではまだ50%の人が投票先を決めていないとのことなので、現時点で大勢を占なうことはできないが、過去の例からすると序盤の観測が終盤まで変わらないことがほとんどだ。
今回から、18歳、19歳の未成年者も有権者になった。これらの年代は、もし憲法が改正され日本が国防軍を持つようになれば、戦場に行かなければならなくなるかも知れない。
イギリスの国民投票では、ユーロ残留を望む側には、若い層が多いようだ。それだけ若い層には。欧州は1つという理念を持っている人が多いからだろう。
翻って、日本の若者も、人権尊重、平和主義が戦後、憲法によって守られてきた歴史を認識し、自身の将来のためにも憲法改正の一歩になるかも知れない今回の参議院選挙に心して臨んで欲しい。「関連:6月22日」
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます