今日、第24回参院選が公示された。与野党は、7月10に(日)の投開票まで18日間の選挙戦に突入した。
自民党、公明党の両党は、来年4月の消費税率10%への引き上げを2年半延期する判断を含め、経済政策「アベノミクス」の路線継続を訴える。
これに対し、民進党や共産党など野党4党は32ある「1人区」のすべてで候補者を一本化。「アベノミクスは失敗」と主張するとともに、憲法改正に前向きな勢力が改憲発議に必要な3分の2の議席に達することを阻止し、先に政府が強行した安全保障法制の廃止を訴えていく。
今回の選挙は、改正公職選挙法により、選挙権年齢が「18歳以上」に引き下げられ、18歳と19歳の約240万人が新たに有権者に加わっての初めての国政選挙となる。
改選議席は定数242の半数で、選挙区73議席、比例代表48議席の計121議席となる。これに対し、立候補者は、前回より50人近く少なくなるようだ。
問題は投票率で、低投票率の場合は自公に有利に働き、投票率が上がれば野党も得票を伸ばすことができそうだ。今回から有権者になった18歳、19歳の投票率も注目され、それにより与野党の獲得議席に影響が出るかも知れない。「関連:2013年7月4日」
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます