今年はプロ野球主力スターの大リーグ移籍話しが多い年だ。投手ではダルビッシュ有(日ハム)、岩隈久志(楽天)、和田毅(ソフトバンク)野手では、青木宣親(ヤクルト)、中島裕之(西武)、川崎宗則(ソフトバンク)などだ。
しかし、移籍が実現するのは、ダルビッシュ、岩隈、和田の投手達で、野手の3選手は、中島のヤンキース入りが破談になったし、青木、川崎も、本人の意気込みに比べ、、受け入れ側の大リーグの評価の低さが目立っている。
中でも、ポスティングシステムを使ってブルワーズに落札された青木は、落札価額も低く、しかも入団テストを受けることになるなど、ワールドベースボールクラッシク(WBC)で日本の3番を打った主力選手の扱いとして屈辱的だ。また、川崎は、マリナーズでイチローと一緒にプレーしたいとのことだが、マリナーズ側は冷めた見方のようだ。
一方、投手では、ポスティング移籍のダルビッシュに対する評価は高く、レンジャーズが、松坂大輔(レッドソックス)の5111万1111ドル11セントを上回る史上最高の5170万3411ドル(約40億円)で落札した。
またフリーエージェント(FA)移籍の岩隈は、マリナーズに年俸150万ドル(約1億2000万円)、340万ドル(約2億6000万円)の出来高で入団が決まった。
同じFAの和田は、オリオールズに総額815万ドル(約6億4千万円)で3年目のオプション付きで入団する。
岩隈の評価が以外に低いが、いずれにしても、大リーグでは、日本人選手は、野手より、投手の方が入り易いようだ。それだけ、大リーグは投手不足のようだ。
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