正さん日記

世の中思いにつれて

衆議院議員補欠選挙、自民1、民進1獲得、野党共闘に感じる力

2016-04-25 14:49:33 | 政治

 昨日、夏の参議院選挙と若しかしたら行われる衆参同日選挙の勝敗を占なう京都3区と北海道5区の衆議院議員補欠選挙は行われ、与野党が激突した北海道5区では、自民党の新人和田義明氏(44)が、無所属の新人池田真紀氏(43)を1万2千票余りの僅差で破り初当選した。

 今回の補欠選挙は、この地区の顔でもあった町村信孝前衆議院議長の死去に伴い行われたもので、自民党は公明党はじめ新党大地などの応援を得て何とか伝統の1議席を死守した。

 池田氏は民進党、共産党、社民党、生活の党と山本太郎となかまたち、学生平和団体SEALDsなどの応援を得たが、自公の組織力を破ることができなかった。

 しかし、自民党の聖地で僅差まで追い詰めたことは、今後行われる全国32の小選挙区1人区の内幾つかで、野党共闘が成立すれば勝利する可能性が出てきたことを裏づけた。

 京都3区は、不倫発覚で辞職した宮崎謙介氏の後を補う選挙で、さすがに自民党は候補者を出さず、民進党の前職泉健太(41)が大阪維新の会の候補者などを寄せつけず圧勝した。

 今回の2つの補選をみると、北海道5区では、無党派層の70%が野党候補の池田氏に投票しており、安倍晋三内閣のアベノミクスのほころび、強引な安保法制の制定などに批判が強まり、民進党が意外に力強さを回復しつつある感じがする。

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