今日の大リーグ、レンジャーズ対マリナーズは、NHKが総合テレビで中継したが、ダルビッシュの公式戦初登板はもとより、それぞれのチームに日本人選手が3人ずつ居るだけあって、日本人ファンにとっては応えられない試合だった。
日本中の期待を一身に受けて、本拠地のマウンドに立ったダルビッシュだったが、結果は、ダルが2回まで5失点したのに対し、大リーグ1の強力打線を誇る味方チームが、5回まで、ホームラン3本を含む長短打でたちまち同点から逆転と、ダルビッシュに勝利投手の権利をプレゼントした。
ダルビッシュは、1回、先頭打者に四球、3番イチローに安打を許すなど、4安打3四球で4点を失った。立ち上がりから制球が定まらず、暴投もあった。2回にもイチローの右越え二塁打など二塁打2本で1失点したが、3~5回は無失点に抑えた。ダルビッシュは、投球回数も予定を上待っていたが6回にもマウンドに上がったものの、2アウトからイチローに安打を許したところで交代した。
レンジャーズは、3回に6番クルーズの同点3点弾、4回に9番モアランドの逆転2ランと3番ハミルトンのソロでリードを奪うと、8回にもダメ押しの3点本塁打が飛び出し、ダルビッシュに初白星をプレゼントした。
ダルビッシュは、さすがに大リーグ公式戦初登板で固くなっていたか、1,2回はノックアウトすれすれの投球内容で、大きな期待を掛けて見守ったファンをやきもきさせた。今日は、味方打線の援護でデビューを勝利投手で飾ったが、次の登板では見違えるような投球で文句のない勝利を上げることを期待したい。
イチローはダルビッシュから3安打、川崎も1安打1四球と存在感を示した。二塁を守った川崎は、難ゴロを上手くさばき、みごとなスローイングを見せた。
(写真:1回、イチロー、ダルビッシュから左前テキサスヒット・朝日)「関連:3月29日」
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