静岡県の中部電力・浜岡原子力発電所が、古い1,2号機を廃炉にして、代わりに6号機を新設することを決めた。
現在1、2号機とも事故や修理で2001年と2004年から運転を止めているが、耐震強度を最新の水準にする工事を施したあと、11年度に運転を再開することになっていた。
しかし、耐震補強には計3000億円の巨費と10年の歳月がかかる見通しとなり、むしろ1,2号機を廃炉にして6号機を新設した方が経済的にも得策と判断したようだ。
浜岡原発は、30年以内に87%の確率で起こるとされる東海地震の想定震源域の真ん中にあり、現在、安全性に問題があるとして、市民グループが1~4号機の運転差止めを求めた訴訟を行っている。一審の静岡地裁では原告側が敗訴し、二審の東京高裁で係争中である。
確かにCO2排出がほとんど無いといわれる原子力発電は、わが国の電力量の約36%を占め、温暖化対策としては、有効性のあるものではあるが、大地震を想定すると、安全性の面では問題が多い。
浜岡原発は、もし大震災で原子炉などが破損でもすると、西風に乗って首都圏まで放射能が飛来し、おびただしい犠牲者が出るとも言われている。
今後、1,2号機の廃炉は約20年、6号機の新設は10年かかると言われているが、どうしてそんなに長期になるのか理由が分からないが、その間の安全確保には最大の留意が必要なことは言うまでもない。
また、新設を予定している6号機については、安全性に万全を期すとともに、周辺住民へは懇切丁寧に説明し、充分了解を得た上で施工しなければならない。
現在1、2号機とも事故や修理で2001年と2004年から運転を止めているが、耐震強度を最新の水準にする工事を施したあと、11年度に運転を再開することになっていた。
しかし、耐震補強には計3000億円の巨費と10年の歳月がかかる見通しとなり、むしろ1,2号機を廃炉にして6号機を新設した方が経済的にも得策と判断したようだ。
浜岡原発は、30年以内に87%の確率で起こるとされる東海地震の想定震源域の真ん中にあり、現在、安全性に問題があるとして、市民グループが1~4号機の運転差止めを求めた訴訟を行っている。一審の静岡地裁では原告側が敗訴し、二審の東京高裁で係争中である。
確かにCO2排出がほとんど無いといわれる原子力発電は、わが国の電力量の約36%を占め、温暖化対策としては、有効性のあるものではあるが、大地震を想定すると、安全性の面では問題が多い。
浜岡原発は、もし大震災で原子炉などが破損でもすると、西風に乗って首都圏まで放射能が飛来し、おびただしい犠牲者が出るとも言われている。
今後、1,2号機の廃炉は約20年、6号機の新設は10年かかると言われているが、どうしてそんなに長期になるのか理由が分からないが、その間の安全確保には最大の留意が必要なことは言うまでもない。
また、新設を予定している6号機については、安全性に万全を期すとともに、周辺住民へは懇切丁寧に説明し、充分了解を得た上で施工しなければならない。
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