注目のサッカーW杯アジア大会最終予選B組の日本は、昨晩、埼玉スタジアムに宿敵オーストラリアを迎え2-0で日本が快勝、6回連続で本戦出場を決めた。
第21回FIFAワールドカップは、2018年6月14日から7月15日にかけて、ロシアで開催されるが、B組1位をキープしている日本は、この試合に勝てばB組2位以内が確定、W杯本戦出場が決まることになっていた。
この試合日本は、前半41分、DF長友佑都 (30・インテル・ミラノ)の左クロスにオフサイドぎりぎりで抜け出したFW浅野拓磨(22・シュツットガルト)が左足でダイレクトボレーシュートをゴール右に決めた。
勝利のためには追加点の欲しかった日本は、後半37分にはFW原口元気(26・ヘルタ・ベルリン)の粘りからこぼれ球を拾ったMF井手口陽介(21・G大阪)がDFを交わしながら右足でミドルシュート。ボールはゴール右隅に豪快に刺さり、遂に追加点を挙げた。
この試合、ハリルホジッチ監督は、ベテランの本田圭佑(31・プリメーラ・ディビシオン・CFパチューカ)香川真司(28・ブンデスリーガ・ボルシア・ドルトムント)らをベンチに置き、若手の浅野、井手口らを使って結果を出した。
主将のMF長谷部誠(33・ブンデスリーガ・アイントラハト・フランクフルト)が怪我から復帰し試合をコントロールできたことも勝利に繋がった。
日本は、アジア予選の初戦で、ホーム開催にも関わらずアラブ首長国連邦(UAE)に敗れた時は前途多難を感じさせたが、その後、一度も負けず勝点を積み重ねてきた。
FIFAランキング44位の日本は同45位のオーストラリアに過去8勝9分け7敗。W杯予選では5分け2敗と勝ったことがなかったが、大一番で歴史的な初勝利を挙げた。「関連:2014年6月25日」