日本のプロ野球よりやや遅れ大リーグが本格的に開幕した。今季は元楽天の田中将大投手がヤンキースに加入し、ヤンキースはイチロー外野手、黒田博樹投手、田中と有望日本人選手が３人いて、昨季に増し興味をそそる。
レンジャーズでは、ダルビッシュ投手が開幕投手に起用されるのではないかと言われたが、シーズン入りを前に首の凝りを発症し故障者リスト入りした。
マリナーズの岩隈久志投手も右手中指の腱の負傷でリハビリ中だが、実戦復帰も間近かのようだ。昨年ワールドシリーズの覇者レッドソックスの絶対的クローザーになった上原浩治投手、セットアッパーの田澤純一投手は今季も活躍が期待できそうだ。
今季ロイヤルズに移籍した青木宣親外野手は、今のところ安打が出ていないが、その内打ち出すだろう。元気者でメジャーでも人気を博している川崎宗則内野手は、ブルージェイズのマイナーからのスタートになったが、彼は打席に立てばそれなりの活躍をする選手だ。
かっての日本のエース松坂大輔投手は、今季メッツのマイナースタートとなったが、往年の剛球が甦るか多難のようだ。
２０１１年にオリオールズに入団したが、左ひじ靭帯損傷で一度もメジャーのマウンドに上がらなかった和田毅投手は、カブスのマイナーからメジャーへ挑戦する。カブスには元阪神の絶対的クローザー藤川球児投手がいるが、彼もまだ活躍の場面を見ない。
ところで、今日ヤンキースがアストロズに４－２で勝って、シーズン初勝利を挙げた。この試合、イチローが今季初めて８番ライトで出場、さっそく２安打２得点の活躍でチームの勝利に貢献した。
明日は、いよいよ田中がメジャー初登板を果たす。ヤンキースは今日勝った勢いで明日も勝てば、田中が幸先の良いスタートを切れることに繋がる。
