正さん日記

世の中思いにつれて

STAP細胞「小保方さんが捏造と改ざん」と判断、理研が発表

2014-04-02 16:57:04 | 社会

 昨日、理化学研究所の調査委員会(委員長、石井俊輔・理研上席研究員)が、東京都内で記者会見を開き、新たな万能細胞「STAP(スタップ)細胞」の作製に成功したとして、イギリスの学誌ネイチャーに論文を発表した小保方晴子・研究ユニットリーダーについて、彼女一人が「捏造(ねつぞう)にあたる研究不正行為を行ったと判断した」と発表した。

 調査委は、小保方さんの論文には6つの疑問点があり、その内のSTAP細胞ができたとされる組織の画像が、博士論文の画像と酷似してものについては捏造、遺伝子解析の画像の切り張りのような跡は改ざんと断言した。その上で、条件が異なる実験データの使用など、到底容認できない行為を重ねて行っている」とし「研究者としての未熟さだけに帰することのできるものではない」とした。この分で行けば、小保方さんについては何らかの処分が行われるようだ。

 これに対し、今まで沈黙を守っていた小保方さんは、調査委の概要を聞くうちにみるみる顔が白くなり「承服できません」と反論したという。小保方さんの弁護士は小保方さんは「驚きと、怒りと、憤りの感情が見て取れた」と語り、「本人に撤回の意向はない。STAP細胞の発見については疑いがないと考えているようだ」と語った。。

 理化学研究所としては、今後1年ほど掛けてSTAP細胞の存在を確かめるようだが、小保方さんは、かなり自身の発表について確信を持っているようだ。

 STAP細胞が発見されたとの情報で、多くの難病を持っている人たちは一縷の希望を持ったと思うが、その後の成り行きを見ると、その希望がしぼみつつあるのが現状だ。

 要は、一人の女性研究者を糾弾することよりも、STAP細胞が本当に存在するのか否かが一番知りたいところだ。「関連:3月15日

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