スピノザの『エチカ』と趣味のブログ

スピノザの『エチカ』について僕が考えていることと,趣味である将棋・競馬・競輪などについて綴るブログです。

京急電鉄賞京浜盃&スピノザ〈触発の思考〉

2022-03-31 19:10:22 | 地方競馬
 昨晩の第45回京浜盃
 フォラステロは発馬が遅く1馬身の不利。外からシャルフジンがハナへ。内のノブレスノアが外に切り返したところ,1コーナーの入りでシャルフジンが外に膨れたために接触。後続にも大きな影響があり,とくにメンタイマヨは外に大きく弾かれてしまいました。この影響もあってシャルフジンのリードは3馬身くらいに。2番手は盛り返したフォラステロとなり,3番手にノブレスノアとマイブレイブ。5番手のカイルまでの4頭は集団。2馬身差でメンタイマヨ。2馬身差でプライルード。3馬身差でナッジ。9番手にキャッスルブレイヴとコブラ。5馬身差の最後尾にシルトプレという縦長の隊列に。ミドルペースでした。
 シャルフジンは後続との差を保ったまま3コーナーに。ノブレスノアとカイルとフォラステロの3頭が並んで前を追う形に。その後ろからプライルードが追い上げてきました。直線に入ると2番手集団からノブレスノアが脱落。さらにフォラステロも脱落。カイルは最後まで頑張り,シャルフジンとの差を詰めていきましたが届かず,一杯に逃げ切ったシャルフジンの優勝。カイルがクビ差で2着。プライルードは直線で一杯となり,さらに外から差してきたナッジが2馬身差で3着。プライルードが2馬身差で4着。
 優勝したシャルフジン雲取賞から連勝で南関東重賞2勝目。このレースはシャルフジンの1コーナーでの走りが後続に与えた影響が大きく,騎手は騎乗停止の処分を受けました。それだけに実力通りに決まったとみることはできないでしょう。とはいえこの馬自身は根幹競走を連勝したのですから,クラシックでは中心的な存在となります。連勝が共に逃げ切ってのものですから,そういう展開とならなかったときにどうかということは,課題として残っているでしょう。母の父はクロフネ。祖母の父はメジロマックイーン。5代母がクレアーブリッジで母のひとつ下の半弟にタイセイレジェンド。Scharfsinnはドイツ語で洞察力。
 騎乗した大井の御神本訓史騎手は桜花賞に続いての南関東重賞53勝目。第30回,42回に続く3年ぶりの京浜盃3勝目。管理している船橋の川島正一調教師は南関東重賞25勝目。京浜盃は初勝利。

 12月20日,月曜日。妹を通所施設に送りました。
 12月22日,水曜日。この日に1冊の本を読み終えました。浅野俊哉の『スピノザ〈触発の思考〉』です。
                                        
 僕はスピノザに関連する本は,あまり内容を確かめないで購入します。なので予期していたのと異なる内容だったということがままあるのですが,この本もそうでした。触発というのはドゥルーズGille Deleuzeがスピノザの哲学を探求するときによく用いる語で,それはある物体corpusと別の物体が関係することによって生じる作用ないしは現象といったような意味です。なので僕はそうしたことに関連する内容の書物と思っていたのですが,そうではありませんでした。スピノザの思想に触発された,あるいは触発されていると考えられるような思想家の思想を,スピノザの哲学の観点から検証するという内容です。そして特徴的なのは,スピノザの哲学に触発されているとはいっても,それはスピノザの哲学を基礎として発展させるというだけでなく,スピノザの哲学に相反するというような立場の思想も,触発という語で示している点です。『異端の系譜Spinoza and Other Heretics : The Marrano of reason』の後半とか,『主体の論理・概念の倫理』などは,スピノザの哲学そのものについての研究ではなく,スピノザの哲学と関連するような思想家の思想の研究といえますから,内容面では似ていますが,スピノザと反する立場の思想家が含まれているという点は,独特であるといえるでしょう。
 浅野が探求している思想家は,シュトラウスLeo Strauss,アドルノTheodor Ludwig Adorno-Wiesengrund,ネグリAntonio Negri,バーリンIsaiah Berlin,シュミットCarl Schmitt,三木清の6人です。僕はこのうちネグりと三木清のふたりは,本を読んだことがありますから,ある程度まではその思想の内容を理解していますが,ほかの4人がどういう思想家であるのかは知りません。ですから,そうして思想の是非については何もいいませんし,それに関する浅野の見解についても考察の対象とはしません。そうしたことは僕にはできないことだからです。ただ,探求する中でそうした思想に触れなければならないケースも生じるでしょうから,その場合には浅野の説明からそのまま理解します。なので浅野の見解に誤りがある可能性があることは事前にいっておきます。
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第三部感情の総括的定義説明&低血糖

2022-03-30 19:19:18 | 哲学
 第三部諸感情の定義の末尾の感情の総括的定義説明では,次のこともいわれています。
                                     
 「感情の形相を構成する観念は,身体あるいはその一部分の活動能力あるいは存在力が増大しあるいは減少し,促進されあるいは阻害されるにつれて,身体あるいはその一部分が呈する状態を表示ないし表現しなければならぬ」。
 この部分は,感情の総括的定義の中でいえば,精神mensがその観念ideaによって自分の身体corpusあるいは身体の一部分について,以前より大なるあるいは小なる存在力を肯定するaffirmareという部分と関係しています。これもまた,この部分のスピノザのいい方から分かるように,感情affectusの形相formaを構成する観念についていわれているのであって,身体のある状態そのものについて言及されているわけではありません。また同時に,この観念は定義Definitioそのものの中で混乱した観念idea inadaequataといわれていますから,十全な観念idea adaequataではありません。いい換えれば受動感情についてこのようにいわれているのであり,能動的な感情についてはこれは妥当しません。精神の能動actio Mentisによって僕たちがある感情に刺激されるafficiということはあるのですが,その場合には僕たちの存在力が減少したり阻害されたりするということは生じ得ないからです。これらの点に注意した上で,なぜ説明のこの部分が成立するのかを解説します。
 第二部定理一六系二によって,僕たちが外部の物体を表象したときの観念は,その外部の物体の本性naturaより僕たちの身体の状態というのをより多く表示あるいは表現します。これは混乱した観念一般にいえることなのですから,当然ながらある感情が混乱した観念としてみられるときにも妥当しなければなりません。したがって,僕たちの受動感情は,僕たちの身体の状態を表示あるいは表現する思惟の様態cogitandi modi,いい換えれば混乱した観念であることになります。
 このとき,受動感情という混乱した観念が具体的に何を表示あるいは表現しているのかということが,この説明でいわれているのです。そしてそれは,基本感情affectus primariiが欲望cupiditas,喜びlaetitia,悲しみtristitiaの三種類であって,あらゆる受動感情はそれらのうちどれかに還元することができるからです。なので受動感情を観念としてみた場合に,それが表示あるいは表現している自分の身体の状態は,存在力が増大あるいは促進されるか,減少あるいは阻害されるような状態なのです。

 12月4日,土曜日。妹は土曜レクリエーションがありました。前日に調湿材を散布する工事をすることができたのは,この日が土曜レクリエーションであったために,妹を迎えには行かない予定を組んでいたためでした。妹によればこの日の土曜レクリエーションでは雪だるまを作ったとのことでした。本物の雪を使って雪だるまを作ったとは考えられませんから,クリスマスツリーの装飾のような雪だるまを工作したという意味だったと思います。
 12月9日,木曜日。午後8時55分にピアノの先生から電話がありました。12日に予定されていたピアノのレッスンの開始時刻の通知でした。
 12月10日,金曜日。通所施設へ妹を迎えに行きました。そのままО眼科に直行し,目薬の処方箋を出してもらいました。
 12月12日,日曜日。妹のピアノのレッスンがありました。開始時刻は午後5時半でした。5時半というのはレッスンの開始時刻として基本的に予定されている時刻なので,この時刻から開始になる場合は先生からの電話はないということの方が多いです。このときはそれでも連絡があったということになります。
 12月13日,月曜日。妹を通所施設に送りました。
 12月15日,水曜日。妹の受給者証が送られてきました。これは計画相談を請け負っている会社の名称が変更されたことに伴うものです。サービス申請書を送付したことに対するものではありません。要するにこのときに送付された受給者証は,今年の2月までのもので,それ以降のものはまた後に送付されてくることになります。
 12月16日,木曜日。妹を通所施設へ迎えに行きました。
 12月17日,金曜日。前日に妹を迎えに行ったのは,この日に本牧脳神経外科への通院があったからでした。前回の通院のときに妹は血液検査をしていますので,その結果が出ていました。異常があったのはHbA1cで,3.5%と,だいぶ低い値でした。これは妹は低血糖を発症していることがあるということです。ただ,採血の目的は妹の薬の効果を確かめるためのものですから,低血糖について何か特別のことをするということはありません。薬の効果には問題はありませんでした。
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瀬戸の王子杯争奪戦&調湿材

2022-03-29 19:08:46 | 競輪
 玉野記念の決勝。並びは吉田‐志村の関東,脇本に佐藤‐和田の北日本,山根‐松浦‐柏野の中国で松岡は単騎。
 牽制がありましたが和田がスタートを取って脇本の前受け。4番手に山根,7番手に松岡,8番手に吉田という周回に。残り3周のバックの出口から吉田が上昇。脇本が誘導との車間を開けて待ったので,ホームに入るところでは吉田が先頭に。脇本は山根も前に出し,山根が3番手になりましたが,志村との車間はかなり開きました。バックに入ると吉田がペースを落とし,山根の上昇を待つ態勢。山根が一気に踏み込み,吉田を叩いて打鐘。吉田がペースを落としたところでの上昇だったため,吉田は飛びつけず,このラインを追走した松岡までの4人が出きりました。脇本はこのラインを追うように発進。ホームで松浦の牽制があって少し外を回ることになりましたが,バックでの牽制も乗り越え,山根を捲りました。松浦は佐藤をどかして番手を奪ったものの,直線でもその差はまったく詰まらず,脇本の優勝。松浦が1車身差で2着。最初に前に出て後方からの捲り追い込みになった吉田が4車身差で3着。吉田マークから最内に進路を取り,一旦は3番手に上がった志村が4分の1車輪差で4着。
                                        
 優勝した福井の脇本雄太選手は先月の大宮のFⅠ以来の優勝。記念競輪は昨年9月の向日町記念以来の9勝目。玉野記念は初優勝。このレースは脇本と松浦の争い。山根がいた分だけ松浦が有利でしたが,脇本の巻き返しが早かったために,ラインの有利さを生かし切ることができませんでした。これは吉田が後方の周回になったため,先に動いて山根の動きを待たなければならなかったことが影響したように思います。山根が後方からの周回で,先に動いてそれに吉田が乗るという形の方が,中国ラインにとってはよかったのではないでしょうか。

 薬局にはインスリンも注射針も在庫が揃っていました。帰宅したのは午後5時10分でした。
 11月30日,火曜日。正午から床下の基礎部分の点検をしてもらいました。この年の2月に,家の周囲の基礎部分が傷んでいるということで,工事をしてもらいました。ですがそれは外から見えている部分だけであり,床下の基礎部分に関しては目視もしてもらっていなかったのです。外回りが傷んでいるのであれば,床下も傷んでいるに違いないと僕は思っていました。というか,床下部分の傷みの方が激しいのではないかと思っていたのです。ただ,床下というのは家の中から入ります。ですから,仮に傷んでいたとして,工事をするとなれば,その工期中は僕が家にいるのでなければなりません。もちろん僕でなく,だれかがいればいいのですが,現実的にいえば僕の家は僕がいる以外にだれかがいるということはあり得ないので,僕がいる必要があります。となると,連日の工事というのは困難です。なので,僕の都合がよい日だけを選んで工事をする業者を探す必要がありました。それが見つかりましたので,この日に点検をしてもらったのです。
 点検したところ,やはりかなり激しく傷んでいるとのことでした。ただ,何回かに分けて工事をするとはいえ,資材の調達に時間を要するとのことでした。基礎部分が傷んでいる要因は,床下の湿度が高くなっていることなので,すぐに用意することができる調湿材というものを床下に散布することにして,とりあえずその契約だけをこの日に済ませました。
 12月3日,金曜日。この日に調湿材の散布を行いました。午前11時半に始まり,休憩を挟んで15時45分に作業が終了しました。基礎部分の工事については,この日に撒いた調湿材の点検をするということでしたので,その日に契約をすることにしました。なおこうした点検についても,僕が家にいなければできませんから,都合がよい日を僕が指定し,その日に業者に来てもらうようにしてもらいました。ですから本来であれば短期間で終了するような工事なのですが,工期自体は長期にわたりました。現在はすべての作業が終了しています。
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高松宮記念&2021年11月の通院

2022-03-28 19:21:15 | 中央競馬
 昨日の第52回高松宮記念
 先手を取ったのはレシステンシア。2番手にライトオンキューとジャンダルム。4番手にキルロード。5番手にレイハリアとファストフォース。7番手にサリオスとロータスランドとメイケイエール。10番手にシャインガーネットとクリノガウディー。12番手にトゥラヴェスーラとダイメイフジ。14番手にグレナディアガーズ。15番手にナランフレグとサンライズオネスト。後方2番手がエイティーンガールで最後尾にダイアトニック。最初の600mは33秒4のハイペース。
 直線の入口ではレシステンシアとジャンダルムが併走。ジャンダルムの外からロータスランドが伸びてきて,さらに2頭の間からナランフレグとトゥラヴェスーラ。ロータスランドの外からキルロードも伸びてきて激戦。内目からフィニッシュ目前で前に出たナランフレグが優勝。ロータスランドがクビ差で2着。キルロードがハナ差の3着でトゥラヴェスーラがクビ差で4着。最後に大外から追い込んできたメイケイエールがクビ差で5着。
 優勝したナランフレグは重賞初制覇での大レース優勝。ただこのレースは絶対的なチャンピオンが不在でしたから,チャンスはありそうだった1頭。追い込みが持ち味の馬で,この着差ですから,内の枠を引いて内を回って追い込むことができたことが最大の勝因になったように思います。右回りもこなせるようになってきていますが,左回りの方が得意だとみていいでしょう。父はゴールドアリュール。10代母がフラストレート。Naran Hulegはモンゴル語で太陽+速く飛ぶ馬。
 騎乗した丸田恭介騎手はデビューから15年1ヶ月で大レース初制覇。管理している宗像義忠調教師は開業から29年1ヶ月で大レース初制覇。

 診察が始まったのは午後4時でした。HbA1cは7.2%でした。10月の通院のときより上昇していたことになります。これはこの時期には冷え込む日も出てきた影響であり,僕の血糖値は暑い時期は安定するけれども,寒くなると高くなるという傾向が反映されたものです。この時期は寒くなる日もあれば暖かいという日もありますから,僕の血糖値はかなり変動の幅が大きくなっていました。要するにかなり高くなる時もあれば,低血糖を発症してしまうというケースもあったのです。全体の3.7%が低血糖になっていて,これは10月の通院のときと値としては変わらなかったのですが,低血糖になっているときの値が,とくに低いというケースが多くなっていたのです。とはいえHbA1cの方は,上昇したとはいえ,問題になるほど高かったわけではありません。ですから注射の量に関しては変更をしないことになりました。ただし,これ以降はさらに寒くなってくるでしょうから,血糖値が高くなるケースが増加する可能性は高くなります。なので,この間に低血糖を発症するケースが多かった,昼食前および夕食前の血糖値について,それも高騰するケースが増加してきた場合には,持続効果型のインスリンであるトレシーバの注射量を,0.01㎎増量するようにとの指示を受けました。これはそういう指示があったというだけであって,次の通院までに実際に注射する量を増やしたというわけではありません。
                                   
 この日はリブレという製品の説明を受けました。これは身体に貼付しておくと,血糖値の変動が分かるという製品です。ただこれはずっと貼付しておかなければならないものですし,血糖値の変動が分かるというだけで,たとえば高くなれば下げるように作用するといった類のものではありません。使用中の血糖値計測器と比較した場合のメリットは,計測するために採血をする必要がないということと,どんなときでも手軽に計測することができるという点です。ただこのメリットは,糖尿病の治療,あるいは同じことですが,血糖値の低減という観点とは無関係です。常に貼付しておくのはいかにも煩わしいので,僕はこの製品の使用は控えました。
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ドバイワールドカップデー&認定調査

2022-03-27 19:28:39 | 海外競馬
 日本時間で昨日の夜から今日の未明にかけてドバイのメイダン競馬場で開催されたドバイワールドカップミーティング。今年は22頭もの日本馬が遠征しました。
 ゴドルフィンマイルGⅡダート1600m。バスラットレオンは周回コースに入ってから内からハナへ。少し後ろを離して先頭で直線に入ると,そのまま危なげなく逃げ切って優勝。ソリストサンダーは馬群の中で8番手からのレース。直線で4番手まで上がり追われましたが前から離される形で勝ち馬から約8馬身差の4着。フルフラットは発馬が悪く4馬身の不利。コーナーでは早くも手が動いてしまい,勝ち馬からおよそ24馬身4分の1差で14着。
                                         
 優勝したバスラットレオンは昨年のニュージーランドトロフィー以来の重賞2勝目。父はキズナ。従兄に2018年に福島記念,2019年に小倉大賞典とオールカマーを勝ったスティッフェリオ。日本馬による海外重賞制覇はリヤドダートスプリント以来。ドバイでは2019年のドバイターフ以来。ゴドルフィンマイルは2006年以来の2勝目。騎乗した坂井瑠星騎手は海外重賞初制覇。管理している矢作芳人調教師はレッドシーターフハンデキャップ以来の海外重賞8勝目。
 ドバイゴールドカップGⅡ芝3200m。ステイフーリッシュが内,ヴェローチェオロが外で2番手から4番手あたりを併走。直線で少し外に出されたステイフーリッシュは,大外から追い込んできた馬に一旦は前に出られましたが,馬体を並べての競り合いから差し返して優勝。ヴェローチェオロは流れ込むような競馬となり,勝ち馬から約4馬身半差の7着。
 優勝したステイフーリッシュはレッドシーターフハンデキャップから連勝で重賞3勝目。父はステイゴールド。母の父はキングカメハメハ。祖母はシルバーレーン。伯父にブラックホーク。伯母に2007年のNHKマイルカップを勝ったピンクカメオ。ドバイゴールドカップは日本馬は初勝利。騎乗したクリストフ・ルメール騎手はリヤドダートスプリント以来の日本馬に騎乗しての海外重賞8勝目。管理している矢作芳人調教師はゴドルフィンマイルに続いての海外重賞9勝目。
 アルクオーツスプリントGⅠ芝1200m。エントシャイデンはレースの前半は逃げたものの徐々に力尽き,勝ち馬から約8馬身4分の3差で12着。ラウダシオンは最後尾近くを追走。追われてからの伸びを欠き勝ち馬から約6馬身4分の3差で9着。
 UAEダービーGⅡダート1900m。セキフウは2番手から。直線に入ると力尽き勝ち馬から約10馬身差で8着。コンバスチョンは3番手から。3コーナー付近から追走に苦しみ勝ち馬から約17馬身4分の3差で11着。クラウンプライドは5番手から。道中で外に出しコーナーで捲り気味に進出し直線入口では2番手。残り100m手前で先頭に立つとそのまま抜け出して優勝。レイワホマレは発馬で2馬身の不利があり最後尾から。道中で後方3番手まで上がり,直線はそれなりに伸びて勝ち馬から6馬身半差で6着。
 優勝したクラウンプライドは重賞初制覇。父は2009年にきさらぎ賞,2010年にマイラーズカップを勝ったリーチザクラウンでその父はスペシャルウィーク。母の父はキングカメハメハ。祖母の父はアグネスタキオン。母の3つ上の半姉に2012年にロジータ記念を勝ったエミーズパラダイス。騎乗したオーストラリアのダミアン・レーン騎手は2019年のコックスプレート以来の日本馬に騎乗しての海外重賞3勝目。管理している新谷功一調教師は海外重賞初制覇。日本馬によるUAEダービー制覇は2016年以来の2勝目。
 ドバイゴールデンシャヒーンGⅠダート1200m。チェーンオブラブは後方2番手。直線は外から追い込み勝ち馬から約2馬身4分の1差で4着。レッドルゼルは最後尾から。直線はチェーンオブラブのさらに外から追い込み,勝ち馬から1馬身4分の3差で2着。
 ドバイタークGⅠ芝1800m。パンサラッサはため逃げ。直線の入口で少し差を広げるとフィニッシュまで一杯に粘り,同着で優勝。シュネルマイスターは7番手から。直線では伸びを欠き勝ち馬から約5馬身4分の1差で8着。ヴァンドギャルドは後方2番手の外から内に潜り込み,直線は馬群を縫うようにしてパンサラッサと同着で優勝した馬の外へ。首の上げ下げまで持ち込んだもののハナ差で3着。
 優勝したパンサラッサは中山記念からの連勝で大レースは初制覇。父はロードカナロア。Panthalassaはかつて地球上に存在した唯一の海。騎乗した吉田豊騎手は2010年の南部杯以来となる大レース12勝目。海外重賞は初勝利。管理している矢作芳人調教師はドバイゴールドカップに続く海外重賞10勝目。香港カップ以来の大レース23勝目。日本馬によるドバイターフ制覇は2019年以来で6勝目。
 ドバイシーマクラシックGⅠ芝2400m。オーソリティは逃げました。直線で2頭に差されましたが最後までよく粘り,勝ち馬から約半馬身差で3着。シャフリヤールは内の2番手から。直線でオーソリティの外から先頭に立ち,外の追い込み馬の追撃も凌いで優勝。グローリーヴェイズは7番手の内から。直線は馬群を縫おうとしましたが,脚が残ってなかったようで勝ち馬から約2馬身差で8着。ステラヴェローチェはグローリーヴェイズの直後から。こちらは内から差し込もうとしましたがやはり脚が残ってなく,勝ち馬から約3馬身4分の1差で9着。ユーバーレーベンは後方2番手の外から。直線は外から脚を伸ばし,勝ち馬から約1馬身4分の1差で5着。
 優勝したシャフリヤールダービー以来の大レース2勝目。父はディープインパクト。母はドバイマジェスティ。4つ上の全兄に2017年の毎日杯と皐月賞,2019年の大阪杯を勝ったアルアイン。Shahryarはペルシア語で偉大な王。騎乗したフランスのクリスチャン・デムーロ騎手はフォワ賞以来の日本馬に騎乗しての海外重賞2勝目。2018年の阪神ジュベナイルフィリーズ以来の日本馬に騎乗しての大レース4勝目。管理している藤原英昭調教師はダービー以来の大レース17勝目。海外重賞は初制覇。2014年以来となる日本馬によるドバイシーマクラシック4勝目。
 ドバイワールドカップGⅠダート2000m。チュウワウィザードは最後尾からずっと内を回るレース。道中で脱落した馬もいたので直線の入口では位置を上げ,そこから追われると最後まで粘り強く伸び,勝ち馬から2馬身4分の1差で3着。

 11月26日,金曜日。午後2時に地域支援担当主任のSさんから電話がありました。12月14日に妹の認定調査を通所施設で行うことになったという通知でした。この認定調査には僕は出席する必要はないとのことでした。認定調査というのは,僕が区役所に送付したサービス申請書の内容に関する調査です。要するに妹がそのサービスに値するのかどうかを,区役所で確認するために,妹を訪問して行う調査だと思ってください。区役所の担当者から質問がありますので,だれかが立ち会うのですが,今回はSさんが立ち会うだけでよいとのことでした。通所施設での認定調査に関しては,僕も立ち会ったことがあります。おそらくそのときは,支援してもらうサービスの内容に変更があったからで,今回はそれがなかったので,身元引受人である僕が出席する必要がなかったということだと推測します。
 僕の方からは,23日にKさんからあった電話の内容を,Sさんに伝えました。妹の印鑑を持たせるので,Kさんが妹のサインをもらいに来た時に,それを使用できるようにしてほしいという依頼です。この電話の後で,妹を通所施設に迎えに行きました。帰宅後,午後7時にピアノの先生からの電話がありました。28日に予定されていたピアノのレッスンの開始時刻の通知です。
 11月27日,土曜日。22日に購入したパソコンは,この日にWindows11にアップグレードしました。
 11月28日,日曜日。妹のピアノのレッスンがありました。
 11月29日,月曜日。妹を通所施設に送りました。
 午後は内分泌科の通院でした。
 病院に到着したのは午後2時10分でした。中央検査室では採血の待機をしている患者はいませんでしたので,すぐに採血をすることができ,その後で採尿をしました。この日は使用済みの注射針は持参していませんでした。みなと赤十字病院には,ペットボトルのキャップ専用のゴミ箱というのがあります。僕は家で出たキャップについては,ある程度まとめて通院の日に持っていき,そのゴミ箱に処理するようにしています。この日は注射針を持参していませんでしたのでそちらを持参し,処理を済ませました。
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女流棋戦の増設&パソコン

2022-03-26 19:01:02 | 将棋トピック
 将棋連盟には自浄能力があるということを対外的に示したと僕が思っている複数の理事の解任の後,解任された理事の代替の理事を決定する必要が生じました。解任は佐藤が新会長に就任してからのことでしたので,それらの新しい理事になってからが,本来的な意味での佐藤会長体制ということになります。そのときに,清水市代が理事に立候補し,理事のひとりとして就任しています。立候補というのは理事選挙に立候補するという意味で,これは将棋連盟が公益社団法人になる以前と以後で,選挙の意味が変わっているので,以前と同様の意味には解せないのですが,それはあまり深く考慮する必要はありません。
 将棋連盟という組織は,長らくプロ棋士と引退棋士によって構成されてきました。女流棋士はプロ棋士とは身分が異なるので,組織を構成していたわけではありません。したがって理事選挙に立候補するということ,あるいは同じことですが,理事になるということはできなかったのです。しかしこのルールは変更され,一定の実績を残した女流棋士は将棋連盟の正会員と認められることになったので,清水は理事に就任することができたのです。これは将棋連盟にとって大きな出来事であったと思います。
 常務理事に就任した清水は,渉外部と事業部を担当することになりました。これは清水が就任した2017年のことです。理事の任期は2年なので,清水は2019年にも理事になり,現在は経営企画室開発部という,その年に発足した部署と,経理部および渉外部を担当しています。そしてこの清水が理事になったことにより,女流棋戦の増設という大きな仕事がなされることになりました。もちろんこれを清水ひとりの力に帰することはできず,将棋連盟の佐藤体制下での功績とみなすべきでしょう。
 女流棋士による順位戦が創設されるなどということは,一昔前には考えられないことでした。解任がなければ清水が理事に就任することはなかったかもしれません。その場合,女流棋戦の増設もなかったかもしれません。

 11月22日,月曜日。妹を通所施設に送りました。帰宅してからパソコンを立ち上げようとしたのですが,どうしても起動してくれませんでした。これまでも起動が悪いときはあったのですが,電源を抜いて放電することで起動していたのです。ところがこの日はどうしても起動しませんでした。仕方がありませんから家電量販店に出掛け,新しいものを購入しました。
 起動しなくなったパソコンを購入したのは2015年11月のことです。僕はWindowsのパソコンを使い続けていて,そのときに購入したのはWindows8.1でした。これは10までヴァージョンアップが可能な製品です。翌年の2月に10にヴァージョンアップして使い続けていました。6年間これを使い続けたことになります。購入したのはWindows10の製品ですが,これも11へのヴァージョンアップには対応した製品でした。現在は11にアップグレードして使っています。両機種とも,一体型のパソコンです。
 この日,パソコンを購入した後で,かなり激しい雨が降ってきました。僕はバスで帰るつもりでいたのですが,あまりの降雨でしたからタクシーを使いました。僕は滅多にタクシーには乗りません。この前に乗ったのは,母の血圧が低下したという連絡をみなと赤十字病院の緩和病棟から電話で受け,朝早くに妹とふたりでみなと赤十字病院に向かったときです。つまり母が死んで以降にタクシーに乗ったのはこのときが初めてでした。これは2018年8月のことですから,3年以上は乗っていなかったことになります。僕がタクシーを使うというのはそれくらいレアケースなのです。
                                        
 11月23日,火曜日。午後4時10分に計画相談を請け負ってくれているKさんから電話がありました。Kさんの会社の名称が変わるために,新しい契約が必要になったとのことでした。会社名が変わっただけで,支援の内容,つまりKさんの業務に変化があるわけではありませんから,契約書だけを作成すれば目的は達成することができます。契約書には妹のサインと印鑑が必要で,妹にはグループホームで署名してもらうので,印鑑を用意しておいてほしいとのことでした。
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京成盃グランドマイラーズ&大和の墓

2022-03-25 19:25:49 | 地方競馬
 昨晩の第25回京成盃グランドマイラーズ。リュウノシンゲンは腰痛の御神本騎手から西啓太騎手に変更。
 これが引退レースのケラススヴィアが逃げました。2番手にスマイルウィ。3番手はモジアナフレイバーとグランドロワ。5番手にカジノフォンテン。6番手にギガキング。2馬身差でティーズダンク。8番手はグレンツェントとリュウノシンゲン。10番手にハイランドピーク。2馬身差でラッキードリーム。2馬身差でゴールドホイヤーとマイネルサーパス。最後尾にチェスナットコートという隊列。前半の800mは49秒5のミドルペース。
 3コーナーからはケラススヴィア,スマイルウィ,ギガキングの3頭で雁行。直線に入るとケラススヴィアは一杯。スマイルウィが前に出るとギガキングはやや差をつけられました。その外から追ってきたのがカジノフォンテンで,こちらはスマイルウィとの差を徐々に詰めていったものの届かず,優勝はスマイルウィ。カジノフォンテンが半馬身差で2着。ギガキングが1馬身半差の3着に残り,内目を回っていたモジアナフレイバーがクビ差で4着。大外から追い込んだハイランドピークがクビ差で5着。
 優勝したスマイルウィは南関東重賞初勝利。ここのところA2戦を連勝していた上昇馬でしたが,ここは一気に相手のレベルが上がるので,僕は苦しいのではないかと考えていました。2番手からの競馬で結果を出したことは収穫で,この相手に勝利したのですから,中距離の南関東重賞ではトップレベルに達しているという見方をしなければなりません。不良馬場でのレースになったことが味方したかもしれませんので,良馬場で同じように戦えるのかということは,課題として残っているといえそうです。父はエスポワールシチー
 騎乗した大井の矢野貴之騎手はゴールドジュニア以来の南関東重賞27勝目。その後に日本テレビ盃を勝っています。京成盃グランドマイラーズは初勝利。管理している船橋の張田京調教師は南関東重賞6勝目。京成盃グランドマイラーズは初勝利。

 前日に妹を迎えに行っておいたのは,この日に歯科検診があるからでした。この日もクリーニングをしただけで終わりました。
 11月15日,月曜日。妹を通所施設に送りました。
                                   
 11月19日,金曜日。妹を通所施設に迎えに行きました。この日はそのままО眼科に直行しました。目薬を処方してもらいました。
 11月21日,日曜日。午後6時に大和の墓の管理人から電話がありました。大和の墓というのは,母の実家の墓のことで,母の両親の遺骨が納められている墓のことです。墓の名義人は叔父,母の弟になっているのですが,墓の管理人は叔父とは連絡を取ることができなかったとのことでした。要件は,墓の維持費に関連することでした。おそらく名義人は叔父でも,維持費は母が支払っていて,そのために僕の家の電話番号については知っていたということなのでしょう。
 福江島に転出した叔父は,島内で住む場所を変えていましたので,僕の方から連絡をするということはできませんでした。従妹,叔父の娘が脳腫瘍を罹患し,その後で死んだときなど,叔父はこちらに電話で連絡をしてきていましたから,携帯電話,おそらくスマートフォンは持っているに違いないのですが,その連絡先は僕には分かりませんでした。一方,アパートに住んでいたときに,パソコンのメールアドレスは教えてもらっていたのですが,そのアドレスでは連絡が取れなくなっていたのです。
 大和の墓は名義人が叔父であり,かつ納骨されている夫婦の3人の子のうち,僕の母は死にましたが伯母,ロサンゼルスに住んでいる母の姉はまだ存命です。ですから維持費をどうするのかということは僕の一存で決めるわけにはいきません。なので,伯母とは連絡が取れますから,伯母に相談するということで了解を得ました。維持費の支払いが滞っているわけではなく,2025年一杯までの維持費はすでに母が支払い終えているようでしたから,どのように決定するのにしろ,すぐに決めなければならないという性格のものではありませんでした。管理人が心配していたのは,その後の維持費の支払いの請求をだれに対してどのようにすればよいのかという点だったのです。
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農林水産大臣賞典ダイオライト記念&高祖会

2022-03-24 19:16:57 | 地方競馬
 昨晩の第67回ダイオライト記念。ミューチャリーは腰痛の御神本騎手から本橋騎手に変更。
 まずノーヴァレンダがハナへ。メイショウカズサが内から前に出ようとしましたが,ノーヴァレンダが阻止。ノーヴァレンダの逃げ,メイショウカズサが2番手に落ち着きました。3番手にダノンファラオ。4番手にトーセンスーリヤとエルデュクラージュ。6番手にミューチャリーとフレッチャビアンカとヴェルテックス。8番手にエブリワンブラックとエメリミット。ここまでは1周目の正面で一団になりました。4馬身差でセイカメテオポリス。3馬身差でユアマイラブ。アーチデュークとナラが離れた最後尾を並んで追走。最初の1000mは63秒7の超ハイペース。
 2周目の向正面で3番手のダノンファラオが上がっていくと,メイショウカズサはついていかれなくなって脱落。ノーヴァレンダとダノンファラオが雁行でコーナーを回る形になり,これも向正面で動いていったエブリワンブラックが少し差のある3番手に。ノーヴァレンダとダノンファラオの競り合いはノーヴァレンダに軍配が上がり,そのまま一杯に逃げ切って優勝。競り負けたダノンファラオは一杯となり,早めに3番手に上がっていたエブリワンブラックが2馬身半差で2着。一旦は置かれたものの直線で大外から伸びたミューチャリーが半馬身差で3着。一杯になったダノンファラオが半馬身差の4着で,後方から追い込んだセイカメテオポリスがハナ差で5着。
 優勝したノーヴァレンダ報知オールスターカップ以来のレースで3連勝。重賞は2018年の全日本2歳優駿以来となる2勝目。前走で差をつけて勝ったエルデュクラージュが,川崎記念でも2着になりましたので,このメンバーであれば優勝候補の1頭と考えていました。僕が最有力候補とみていたダノンファラオを競り落とした点は評価しなければならないと思いますが,全体のレベルが高かったわけではないので,過大に評価するのも禁物だと思います。現状は2000m以上がよいでしょう。父はダイワメジャー。母の父はクロフネ。母の10歳上の半姉に1996年の報知杯4歳牝馬特別を勝ったリトルオードリー。Nova Lendaはポルトガル語で新しい伝説。
 騎乗した船橋の森泰斗騎手は一昨年のさきたま杯以来となる重賞6勝目。ダイオライト記念は初勝利。管理している川崎の内田勝義調教師はクイーン賞以来の重賞3勝目。ダイオライト記念は初勝利。

 10月31日,日曜日。衆議院議員選挙がありました。妹の副反応はすでに治まっていましたから,ふたりで投票に行きました。
 11月1日,月曜日。妹を通所施設へ送りました。通所施設の利用者については分かりませんが,グループホームの利用者に関しては,新型コロナウイルスのワクチンの接種を2回終えたのは,妹が最後でした。なお,妹のグループホームは,同じ建物の中に,男女別々のふたつのグループホームがありますが,ここでいっている利用者は,妹が入居しているグループホーム,つまり建物の2階部分の利用者のことであり,1階の利用者についての情報は僕には得られていません。
                                        
 11月7日,日曜日。お寺お会式がありましたので参詣しました。これは高祖会という名称のお会式でした。このお会式の日には参詣するように前々から要請されていましたので,この週は妹を迎えに行かず,お会式の方を優先しました。前々というのは,本当にかなり前からのことです。今年は7月10日にお会式があって,その日は参詣するように要請されていますが,この要請があったのは昨年中のことでした。お会式の中にはお寺にとってはなるべく多くの人に参詣してもらわなければならないような重要なものがいくつかあって,そうしたお会式に関しては半年以上前,場合によっては1年前から参詣の要請があるものもあるのです。
 11月11日,木曜日。妹を通所施設へ迎えに行きました。
 11月12日,金曜日。午前11時5分に地域担当支援主任のSさんから電話がありました。妹にインフルエンザのワクチンを接種させるかどうかの伺いでした。通所施設では,インフルエンザのワクチンの接種が行われています。妹もここに通うようになってからはずっと接種を続けています。これは事前に用紙が送付され,その用紙に接種を希望する旨を僕が記入して提出するという方式です。ただこのときは,用紙が送付された後,提出の期限までに,僕は妹の送迎のために通所施設を訪れる機会がなかったために,提出できなかったのです。なのでこのときにそれを確認する電話があったということです。もちろん例年のように接種を依頼しました。
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NHK杯テレビ将棋トーナメント&副反応

2022-03-23 19:19:14 | 将棋
 20日に放映された第71回NHK杯テレビ将棋トーナメントの決勝。対戦成績は豊島将之九段が5勝,松尾歩八段が3勝。
 振駒で松尾八段の先手となり相掛り。この将棋は中盤で後手の豊島八段が優位に立ち,そのまま差がついて終盤に至らぬまま勝つという内容でした。中盤で徐々に差がついていったので,どこが先手にとって問題だったのかということはできないのですが,僕が最も気になったのは次のところです。
                                        
 ここで後手が☖6四歩と突いたのに対して先手は☗8六金と上がりました。後手は☖8七歩。それを先手は☗同金と取りました。これは一歩を手にしていますが明らかに手損しています。後手は☖6五歩と突き☗7七歩に☖6六歩と取り込み☗5八玉と進みました。
                                        
 そもそも第1図の先手玉が変な位置なので,すでに後手の方が指しやすそうですが,第1図から第2図の展開で,さらに差が広がったように思います。第2図以下,第二次駒組となりましたが,先手は挽回がきかなくなっていたようです。
 豊島九段が優勝。今期の日本シリーズに続く5度目の棋戦優勝。NHK杯は初優勝となりました。

 午後3時半になって妹の様子を見ると,明らかに発熱しているようでした。なのでまた熱を計測したところ,39.8℃という高熱が出ていました。
 妹は熱を出した時のために,カロナールという薬を処方されていました。いわば常備薬のようなものです。これがまだ家に残っていました。そこで前日のワクチン接種の事前の問診のときに,担当の医師にもしも発熱があった場合にはカロナールを服用させても大丈夫かということを僕の方から聞いておきました。医師の答えは,8時間の間隔を開ければ飲ませても大丈夫とのことでしたので,カロナールを服用させました。
 午後5時半にまた熱を計測すると,38.7℃と,少しですが下がっていました。妹は起きた後にスパゲッティを食べた後は,水以外は何も口にしていません。ミニドーナツがありましたので,食べてみるか確認したところ,食べるとのことでしたので,それを3つほど食べさせました。
 午後8時20分に熱は37.4℃まで下がっていました。食事が摂れそうでしたし,妹自身もそれを所望しましたので,食べさせました。卵のおかゆと,野菜炒め,そしてデザートとしてみかんです。出したものについては完食しました。
 この食事の後に妹は眠ったのですが,午後11時半に起こして熱を計測しました。このときは37.8℃でした。この時間に起こして熱を測ったのは,カロナールを飲んでから8時間が経過したからで,また高熱があるようであれば服用させなければならなかったからです。夕食を摂る前よりは上がっていましたが,高熱というほどではありません。ですからこのときは服用を控えました。
 10月29日,金曜日。午前11時に妹の熱を計測したところ,36.6℃でした。これ以降は妹は通常の生活に戻ることができました。つまり妹の2回目のワクチン接種による副作用は,翌日だけで終わったことになります。それでも39.8℃という熱が出たのですから,大きな副反応が出たといっていいでしょう。
 僕たちは熱が出ても,それは副反応で,治まれば熱も自然に下がると理解できます。でも妹はそのことを理解するのは困難ですから,僕たちより辛かったと思います。
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棋王戦&2021年10月の通院

2022-03-22 19:11:29 | 将棋
 20日に日光東照宮で指された第47期棋王戦五番勝負第四局。
 渡辺明棋王の先手で矢倉。後手の永瀬拓矢王座は中住いに構えました。角交換になった後,後手がと金を作る将棋に。ただと金を作るために角を打ち,その角は働きに乏しかったため,後手が有利になったというわけではありませんでした。AIの指標によれば,意外なところで差がついたようです。
                                        
 第1図から後手は☖3八と☗6九飛としてから☖2四角と逃げました。先手は☗7四歩と攻め☖6五桂に☗6六歩。
                                        
 これが好判断でここでは先手がリードを奪っているようです。この手が有効になったのは先手の飛車が6九に回っているからで,それを許した☖3八との局面で実際には差がついているというのがAIの判断。ただこの手はと金を活用する手で,それが疑問手なら後手は活用の見込みがないと金を作ったということになります。なので角を打ってと金を作ることを目指した判断に問題があったともいえそうです。
                                        
 3勝1敗で渡辺棋王が防衛第38期,39期,40期,41期,42期,43期,44期,45期,46期に続く十連覇で10期目の棋王です。

 病院に着いたのは午後2時10分でした。中央検査室にはだれも患者がいませんでしたので,すぐに採血をすることができました。その後に採尿をして,最後に注射針の処理をしました。
 10月から主治医が北海道から戻りましたので,この日は主治医による診察です。診察の開始が大幅に遅れ,午後4時20分になりました。HbA1cは6.9%。9月よりは上がっていましたが,大きく変動したというわけではありません。7%を下回っていれば,僕としては良好な値といっていいくらいです。ですから注射する量の変更はせず,これまでの措置を継続することになりました。これ以外の異常は何も出ていませんでした。この年の1月の通院のときに,アルブミンの数値が下限値を下回るという異常が出て以降,何も異常が出ていないことになります。
 この日はおくすり手帳を忘れてしまいましたが,特に問題はありませんでした。薬剤が印刷されたシールだけ受け取り,僕が手帳に貼付しました。インスリンと注射針は在庫がありました。
 10月26日,火曜日。妹を通所施設へ迎えに行きました。
 10月27日,水曜日。妹の2回目の新型コロナウイルスのワクチンの接種の日でした。会場は1回目と同じで南公会堂です。この日は1回目のときよりスムーズに接種が進捗しました。予約は1回目と同じで午後3時だったのですが,午後3時にはもう待機時間も終えて会場を出ることができました。この日も妹は何も副反応を示しませんでした。ただそれは僕の予測の範囲内です。僕は2回目の接種のときは副反応ができましたが,それは翌日になってからだったからです。なお,妹はこの週も木曜と金曜は休みにして,週末を挟んで月曜に出勤するという予定を組んでありました。
 10月28日,木曜日。妹は昼過ぎに起きてきました。このときは副反応として腕の痛みがあったようですが,生活に支障を来すというほどのものではありませんでした。ミートソースのスパゲッティを出したところそれは完食しました。ただその後で具合の悪さを感じたらしく,自主的に横になりました。このときは熱は36.5℃でしたので,ただ寝かせておいただけです。
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ウィナーズカップ&副反応

2022-03-21 19:03:46 | 競輪
 宇都宮競輪場で開催された第6回ウィナーズカップの決勝。並びは深谷‐成田の東日本,脇本‐古性‐浅井の近畿中部,太田‐松浦‐清水の四国中国で神山は単騎。
 深谷がスタートを取って前受け。3番手に脇本,6番手に太田,最後尾に神山で周回。残り2周のバックまで動きはなく,脇本が成田との車間を開けました。打鐘から太田が発進。神山も続き,4人で深谷を叩いて打鐘。神山と深谷,成田と脇本の車間がそれぞれ開いての一列棒状に。最終コーナー手前から,後ろの動きを待たずに松浦が番手発進。これで脇本は完全に不発。直線は松浦マークの清水が差し切って優勝。松浦が4分の3車身差の2着に残って中国のワンツー。神山の外から捲り追い込む形になった深谷が4分の3車輪差で3着。清水マークのレースになった神山が8分の1車輪差で4着。
 優勝した山口の清水裕友選手は昨年11月の防府記念以来の優勝。ビッグは昨年のウィナーズカップ以来の4勝目。ウィナーズカップは連覇で2勝目。このレースは前を回った選手の脚力では脇本が上。ただ脇本は,内容よりも結果という主旨のコメントを出していて,これはラインよりも自身の優勝を目指すとも解釈できるもの。その場合は先行はないでしょうから太田の先行が有力で,そういう展開になれば松浦と清水という強力なラインなので,わりとあっさりとしたレースになってしまうことも考えられました。実際に脇本はかなり前との差がある7番手という位置になってしまい不発に。このために中国両者にとっては最高の展開となりました。前受けをした深谷が,打鐘後に太田を牽制するような動きをしていれば,もう少し違った展開はあったかもしれません。

 僕は1回目の接種をした日の夕食前の血糖値が高騰しました。妹は血糖値を計測しているわけではありませんから,その種の身体的反応があったのかどうかは分かりません。ただ,自身の体調について妹が何かを言うことはありませんでしたし,僕の目からも,何か変化があるようには感じられませんでした。また,僕は接種後には腕の痛みを感じましたが,妹にはそれもありませんでした。これは僕が翌朝に妹に尋ねてみたものですが,妹の返事は痛くないだったのです。妹は基本的に質問の意味が分からない場合には頷くことがほとんどなので,その場合はこちらが質問していることを理解しているかどうかが分かりにくいのですが,この場合は痛いのかという質問に対して否定する回答を示したのですから,本当に痛くなかったのは間違いありません。つまり1回目の接種に関しては,妹には何の副反応も出なかったということになります。これは1回目のことであり,2回目は出ましたので,間違えないようにしてください。2回目の副反応のことは,またそのときに詳しく書くことにします。
                                   
 10月8日,金曜日。僕の歯科検診の予約を入れました。午後8時45分にピアノの先生から電話がありました。10日に予定されていたピアノのレッスンの開始時刻の告知でした。
 10月10日,日曜日。妹のピアノのレッスンがありました。午後4時半の開始でした。
 10月11日,月曜日。妹を通所施設に送りました。接種を挟んで5日間の休みでした。
 10月13日,水曜日。歯科検診のためにI歯科に行きました。10時半の予約で,クリーニングをしただけです。
 10月15日,金曜日。妹を通所施設へ迎えに行きました。
 10月17日,日曜日。午後4時にお寺の奥さんから電話がありました。11月7日にお会式が予定されていたのですが,そのことに関する詳しい連絡でした。これはたとえば当日にしなければならない手続きなどのことです。僕は1年分の維持費を奥さんに渡してありますので,お金が必要な場合はそちらから出してもらっています。
 10月18日,月曜日。妹を通所施設に送りました。
 10月25日,月曜日。内分泌科の通院がありました。
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彼岸過迄&南公会堂

2022-03-20 19:12:49 | 歌・小説
 『漱石と三人の読者』で,『彼岸過迄』の読解に関する注意点があげられています。この小説はまだこのブログで取り上げていませんから,さきにそちらを紹介します。
                                        
 タイトルにはとくに意味があるわけではありません。これは朝日新聞に掲載された小説ですが,掲載の終了が彼岸過ぎになるであろうと予測されたため,『彼岸過迄』と命名されました。つまり小説の内容と小説のタイトルにはまったく関係がありません。
 漱石は以前から,個々の短編を重ねて,それがひとつの長編となるような小説は,新聞小説として面白いのではないかと考えていました。『彼岸過迄』はその漱石の思惑を具現化した作品になっています。六篇の短編小説からなっていて,その六篇が全体としてひとつの長編小説になっています。ある種の実験といえる作品といえるでしょうが,実験自体は成功していると思います。ただ,この小説はこのような形式を有しているがゆえに,読解上の注意が必要になってきます。語られているのが現在のことであるのか過去のことであるのかということを,読んでいるうちに間違いやすくなってしまうのです。
 ひとつの長編小説としてみた場合には,その物語の主人公は須永という男になります。その須永には千代子という従妹がいて,そのふたりの間には確かに恋愛感情があるといってよいのですが,須永は須永で千代子に対してある種の疑惑とでもいうべきものをもっていて,一方で千代子の方は須永に対して明確な不満というのを抱いています。前述したように主人公は須永なので,基本的に須永の感情の方が主軸として語られていくのですが,それが主軸として語られていくがために,なぜ千代子が須永に対して不満を持つのかということも,読者にはよく理解できるのではないかと思います。
 須永はあまりに自意識が過剰なので,もしかしたら感情移入するのは難しいという面があるかもしれません。なので純粋にテクストを追うような読み方を僕は推奨します。

 妹が本牧脳神経外科に通院するようになる前に通っていたこども医療センターは,南区内にあります。ただここは港南区とか戸塚区の近辺です。そこから現在の南区役所まで来るというのはたぶん大変なことだと思います。区役所の移転によって,便利になった人もいるでしょうが,不便になったという人もそれなりにいたのではないかと思います。
 僕の家は磯子区内にありますが,横浜市内にある区役所のうち,僕の家から最も近いところにあるのは南区役所です。磯子区役所もそこまで遠いわけではありませんから,それよりなお近いということであれば,接種会場としては十分です。実際に僕が接種した本牧地区センターと比べても,南区役所はさらに近いのです。妹の接種のためですから往復はバスになりますが,そこに行くためのバス停も,僕の家からそんなに遠くありません。妹と一緒に歩いても,10分はかからないでしょう。この点でも,南区役所の建物の中にある南公会堂は,接種会場として申し分なかったのです。
 これは余談になりますが,このときに南公会堂を接種会場として予約することができたことについて,南区は当時の総理大臣の地元であるからだという話を,僕は複数の人から耳にしました。これはさすがに話半分だろうと思いましたし,僕自身は現在でもそう思っていますが,こういうことを真剣に信じるという人もそれなりにいるということもまた事実なのでしょう。
 妹の接種は午後3時に予約してありました。みなと赤十字病院の歯科も,本牧脳神経外科も,僕は午後3時の予約にしてあります。これは妹がその日に昼まで眠っていても間に合うようにするためであり,このときの予約を午後3時にしたのも同様の理由でした。公会堂の周囲が事前に待つための場所として設営してあり,接種場所は公会堂のステージ前に設置してありました。そして接種後は公会堂の客席で待機することになりました。客席ですから,これはその場に設置してある椅子に座って待機するということです。妹はひとりでこれらをこなすことは不可能ですから,そのすべてに僕が付き添いました。それが必要な人もいますから,付き添いは最初から許可されていました。
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感情の総括的定義説明&条件

2022-03-19 19:19:59 | 哲学
 『エチカ』の第三部の末尾にある感情の総括的定義には,説明が付せられています。とても長いものですから,全文を紹介することはできません。ただ,この説明の中には,僕がスピノザの哲学を考察していく上で,重要な事柄がいくつか含まれています。なので何回かに分けて,その重要と思われる部分だけを抜粋して紹介し,考察の上で役立つであろうことを解説しておきます。
                                   
 まず説明の冒頭部分で,スピノザは次のようにいっています。
 「私はまず感情あるいは精神の受動は「ある混乱した観念」であると言う」。
 ここの部分は,あくまでも感情の総括定義に即した説明になっていると解さなければなりません。なぜなら,第三部定理五八から分かるように,能動的である喜びlaetitiaおよび能動的である欲望cupiditasいい換えれば能動的な感情affectusというのはあるのであって,その場合はこの感情を観念ideaとしてみた場合には,混乱した観念idea inadaequataではなく,十全な観念idea adaequataであることになるからです。このことは第三部定理三から明らかだといわなければなりません。ただ,感情の総括的定義は,精神の受動状態である感情だけを対象とした定義Definitioなので,その場合は混乱した観念であることになります。このこともまた第三部定理三から明らかであることになります。よって説明のこの部分に関して,それをスピノザの哲学の全体から理解しようとする場合には,感情についての言及であるというより,精神の受動に関する言及であると解する方が適切であることになります。
 また,第三部定義三から,感情は人間の精神mens humanaのある状態だけではなく,人間の身体humanum corpusの状態も意味します。その場合には感情を観念に置き換えることはできません。これもまた感情の総括的定義が,精神のある状態についてのみ定義しているので,それにに即した説明がされているのです。スピノザの哲学の全体からいえば,感情を観念すなわち思惟の様態cogitandi modiのみで説明することができるわけではありません。

 僕が1回目と2回目の接種を受けたときと同じ理由によって,僕は妹にも集団接種を受けさせたいと思っていました。とくに妹の場合は重度の知的障害がありますので,仮に副反応が生じたとして,自身の身体の状態をうまくことばで説明することができない可能性が高いです。やはりそうなった場合では個人クリニックではいくらかの不安がありました。それからもうひとつ,横浜市の場合,1回目と2回目の接種は,集団接種はファイザー社製のワクチンで,個別接種は武田/モデルナ社製のワクチンが多くなっていました。僕は集団接種を選択しましたから,ファイザー社製のワクチンを接種したわけです。そしてどのような副反応が生じるのかということを,実体験として知っていました。もちろん副反応の出方は,個人によって異なりますから,僕が僕自身に出た副反応がいかなるものであるのかということを知っていたとしても,本来的には無意味かもしれません。しかしまったくそれを知らないというよりは安心感があるのも事実です。ですから僕は妹の接種についても,1回目と2回目は集団接種を受けさせることに決めていました。本牧脳神経外科の主治医からワクチン接種の許可を得た後,実際に予約を取ることができるまでに時間を要してしまったことの一因は,ここにありました。
 さらにもう一点,僕が接種をした時期と比較すると,この時期は集団接種の会場が減少していたのです。僕は本牧地区センターで接種を受けましたが,本牧地区センターでの集団接種はすでに終了していたのです。一方で,家からわりと近い会場で接種を受けるということは,帰宅するまでの時間を短くすることができるというメリットがあった上に,妹を連れていくということを考慮すれば,絶対に譲ることができない条件でした。つまりこれらの条件をすべて満たさなければならなかったわけで,それもまた予約までに時間を要したことの一因となりました。
 予約した会場は南公会堂です。これは南区役所と同じところにあります。南区役所というのは以前は蒔田にあったのですが,現在は浦舟町というところにあります。これは南区でいうと中区や磯子区と接しているあたりに近いところです。
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女流王位戦&飲み間違い

2022-03-18 19:08:18 | 将棋
 14日に指された第33期女流王位戦挑戦者決定戦。対戦成績は西山朋佳白玲・女王が5勝,渡辺愛女流三段が0勝。これはNHK杯の予選を含んでいます。
 振駒で渡部三段の先手。後手の西山白玲・女王のノーマル四間飛車穴熊に先手の銀冠。先手が銀冠の銀で9筋を攻めていくという,風変わりな戦型。ただ均衡は保たれていたように思います。
                                        
 第1図から先手は☗3三飛成☖同桂と自ら飛車角交換に踏み込み,☗4四角と飛び出しました。
 後手は入手した飛車を☖2八飛と打ち,☗6八銀に☖2九飛成と先に桂得。先手も☗3三角成で桂馬を取り返しました。
                                        
 第2図まで進むと後手から☖9八歩☗同香☖8六桂という厳しい攻め筋があり,先手は苦しくなりました。第1図での☗3三飛成が敗着だったということになりそうです。
 西山白玲・女王が挑戦者に。西山白玲・女王は女流王位戦は今期が初参加でしたので,当然ながら五番勝負も初登場となります。

 10月4日,月曜日。午前10時に地域担当支援主任のSさんから電話がありました。グループホームでは朝食後と夕食後に薬を飲ませているのですが,この日の朝に誤って夕食後に服用するべき分を飲ませてしまったとのことでした。Sさんの方から薬局に連絡し,夕食後に朝食後の分を飲ませるようにとの指示を受けたとのことでしたので,そうしてもらうように依頼しました。この薬局というのは,おそらく妹の薬を処方してもらっている薬局のことであったと思います。僕は翌日に妹を迎えに行くことに予定を変更していましたので,ついでに妹に持たせてほしいものの確認をしました。
 朝食後の薬と夕食後の薬を間違えるというのは,グループホームの担当者が飲ませるべき薬の数を間違えたということではありません。処方してもらった妹の薬は僕の家に保管してあり,朝食後に飲む分と夕食後に飲む分は,それぞれ1回分ずつに小分けし,その上である程度の数をまとめてグループホームに渡してあります。僕は送迎は通所施設にしているので,妹を送っていく日の朝に,通所施設の担当者にまとめて手渡し,それをグループホームに持たせてもらうという方法です。グループホームの方でその薬の数が足りなくなってくると,連絡帳などにその旨が記してありますので,週末に僕が作るのです。なので,この誤りは,朝食後に飲ませるべき小袋を出さなければならないところ,夕食後の小袋を出してしまったということです。妹自身は飲むべき薬の数は分かっているのですから,間違いを指摘することができる筈だったのですが,それをしなかったのでしょう。
 10月5日,火曜日。妹を通所施設に迎えに行きした。帰りはそのままО眼科に直行しました。この日は診察を受けました。経過の観察を継続することになりました。
 10月6日,水曜日。この日が妹の新型コロナウイルスの1度目のワクチンの接種でした。このために火曜日に妹を迎えに行ったのです。水曜日に設定したのは,接種後の副反応を確認するためで,木曜,金曜は休みにすれば,翌週の月曜日には妹を送ることができるだろうと想定したからです。土曜と日曜も合わせ,4日の余裕をみたのです。
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農林水産大臣賞典桜花賞&参詣の理由

2022-03-17 19:29:18 | 地方競馬
 第68回桜花賞。エミーブレイズが感冒で競走除外となり10頭。
 発走後の正面ではラインブレイカー,スティールルージュ,ヒストリックノヴァ,ロマンスロードの4頭が横並び。その後ろにクールフォルテ。6番手にプラチナプライド。7番手にティーズハクア。8番手にピンクプラム。9番手にスピーディキック。最後尾にトキノゴールドという隊列。1コーナーからのコーナーワークでラインブレイカーが単独の逃げとなり,2番手にスティールルージュ。3番手がクールフォルテ,ヒストリックノヴァ,ロマンスロードの併走となり,その直後にティーズハクアという順になりました。プラチナプライドは向正面で大きく離されていき競走中止。スピーディキックは向正面の半ばから動いていきました。前半の800mは48秒5の超ハイペース。
 3コーナーを回るとラインブレイカーを追っていたスティールルージュは手応えが怪しくなりました。クールフォルテは内目を回り,スティールルージュの外からティーズハクアが進出。スピーディキックも追ってきました。直線に入ると逃げたラインブレイカーも一杯。クールフォルテもそれほど伸びず,外のティーズハクアが先頭に。さらにその外からスピーディキックが差し切って優勝。ティーズハクアが2馬身差で2着。クールフォルテが2馬身差で3着。実質的に最後尾から追い込んだトキノゴールドがアタマ差で4着。
 優勝したスピーディキック東京2歳優駿牝馬からの連勝で南関東重賞は2勝目。ここでは能力は明らかに上位で,距離にはあまり不安はないところ。課題は大外の枠を引いてしまったことでしたが,脚質からは不利の度合いは少ない上に,10頭と頭数も少なくなったこともあって克服。それもこの差ですから,はっきりとした能力の差を見せつけたといっていいでしょう。東京プリンセス賞では距離の延長が課題になります。父はタイセイレジェンド。母の父は2003年にシンザン記念と武蔵野ステークス,2007年に佐賀記念を勝ったサイレントディール
 騎乗した大井の御神本訓史騎手は先週のフジノウェーブ記念に続く南関東重賞52勝目。第64回以来4年ぶりの桜花賞2勝目。管理している浦和の藤原智行調教師は南関東重賞2勝目。桜花賞は初勝利。

 僕が総講やお会式に行くことについては,誤解されないように次のことをいっておきます。
                                        
 このお寺は本門仏立宗という宗派です。僕は檀家になっていますから,当然ながらその信者ということになっています。ただこれは名目上であって,僕は信心があるわけではありません。つまり,僕は信心があるから総講やお会式の際に参詣する,正確にいえば参詣することがあるというわけではないのです。ではなぜ参詣するのかといえば,ふたつの理由があります。
 ひとつは,日野公園墓地の中にあった墓を,お寺の会堂の中にある納骨堂に移したのは,母の意向でした。これは,日野公園墓地に行くよりお寺に行く方が楽なので,簡単に墓参りができるということがひとつの理由になっています。これはひとつの理由であって,たとえば僕が死んだ後は,墓を継ぐ人がいませんから,墓は自然消滅することになります。お寺の納骨堂にあれば,維持費を支払うことができなくなった場合でも,共同の納骨堂に遺骨を納めることが契約で確定しています。つまり遺骨の扱いについて何の心配もなくなるわけで,それが最も大きな理由であったと思います。とはいえ簡単に墓参りに行くことができるようになることも理由のひとつではあったのであり,それは同時に,自身が死んだ後には墓参りをしてほしいという意味が入っていたのだと僕は考えています。つまりその部分の母の意向を尊重するために,お寺に行くのです。いい換えれば,お会式なり総講なりに参列することは副次的であって,主因は墓参りの方にあるのです。
 もうひとつは,お寺との関係を僕が担うようになった後で気付いたことですが,信心があるかないかということとあまり関係なく,お寺を中心としたコミュニティーというのは意外と優れているためです。つまりそのコミュニティーに,一定の頻度で参加することは,僕にとって生きていく上で明らかにプラスになるのです。これはなぜなのかということはさすがに具体的に示すことはできませんが,少なくとも現時点では間違いなくプラスになっています。なのでそれがマイナスになってしまうようなことがない限り,僕はこれからも参詣は続けるでしょう。
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