つらいと思う日々に

いたずらにわが身世にふる・・・

浄土から来た人の予見

2016-11-03 | Weblog
衣食住は生きていくための必須である。
どれ一つ欠けても生きていけないものである。
他の動物と違って、頭脳が発達して生活という事に工夫をして生きていくことができる。
そのために、自然に合わせるのではなく、
自然を自分たちに合わせようとして生きている。
その明晰な頭脳をもって、寒暖の差を冷暖房設備を開発、快適に生きていけるようにしている。
そのために、動物の中では最も身体進化の遅れたものである。
優れた頭脳によって物作りをし、そういう物に頼る生活をする。
便利はまた不便この上ない状態を生む。
便利が高じていけば、ただただ「依存」するという不安を生む。
これは不自然極まりないものである。

衣服を着ることによって全身が毛で覆われることも無くなり、、肌が露出状態である。
特に大事なところには保護するために毛はあれど、また、産毛でおおわれてはあれども、
保護する役目は退化状態である。もはや着るもの無くして、四季の変化には耐えることができない。
そこに、快適な住まいを作る。冬でも肌を露出して生活できる。夏でも汗をかかずに過ごすこともできる。
住まいをより快適、便利にすればするほど、自然への独自の肉体の進化は止まる。

身体を維持するために食事をしなければならない。
飲食をすることによって身体は維持されるが、そのために、他の生きものの命を奪う。
人も肉体であるように、他の生きものに食されるものであるには違いない。
このように地上は、命の奪い合いで成り立っている。
より美味しくとして食することを好み、自然なものに自然でないもの、人工加工物、つまり、様々な添加物を作り上げ加えて、
口当たりの好いものを作り上げる。それが身体にどのような影響があるかあまり考えずに、
口当たりの好いものを強引に作るのである。その結果、現代では三大疾病といわれるのを筆頭に、
過去にはなかった病に侵されて、意に反して死ぬのである。

まぁ、衣食住は基本であるが、どれをとっても便利だけが好まれて、人間の根本が苦に歪んでいる。
自然的関連性を無視しているのである。
ともあれ、
これはある知的能力の支配下にある管理で、隷属の仕組みで作られている。
金融システムを構築し、自ずと従うことを操ったものである。
命が大事であることを謳いながら、お金がなければ生きていけない仕組みを作り、従順なる
労働力をもって、支配者の意のままとする。勤労に値することが幸せになることとして、
自由を束縛する。お金を稼げないものは不自由極まりなくなり、自ずと死の選択となる。
人間生活、群れて生活する中で、偏った義務をつくり、矛盾をばらまいてその解決に、
全知全能なる神を作り解決とする。
哲学もエネルギーの法則を曲解しているために、矛盾を解決することはできない。
不条理極まりなく回っている世の中である。それゆえに、
人類は、自らの悪のエネルギーによって滅んでいくと予見されている。
仏陀の予見である。
コメント
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