『 HARD & LOOSE 』 れいめい塾 津市久居

塾頭の『れいめい塾発 25時』
三重県津市久居にある学習塾『れいめい塾』の塾頭のブログです。

お知らせ

津・松阪地区で高校入試における内申でお悩みの方は、無料相談承ります。
メール(reimei.nakayama@gmail.com)またはお電話(059-255-1123)で、れいめい塾まで『内申の件で』とご連絡ください。

自由参加の語法の授業始まる

2009年01月20日 20時56分10秒 | 大学受験
i今までなら今夜は地理と古典&漢文の授業となるところだが・・・。
センター試験が終わって一挙に暇。
終わってみれば、陵(津東3年)のセンターで一番良かったのが72点の地理って・・・喜んでいいのやら。
古典だけは健介(浪人)がいるのでしなくちゃいけないが・・・今日は去年の上智大学2月6日分の試験を用意する。

昨夜から始まった高校生英語の動詞語法の授業。
できれば中3のあいとこなつと真悠あたりを入れてみたいが、中3は試験の真っ最中。
じゃあ暇つぶしとばかりに、最近塾に密航してきたお嬢を連れて授業開始。
このお嬢、中1ながら私立高校の過去問で70%あたりを叩く。
英検3級の記述には受かったが、二次試験はクラブの都合で欠席したというプロフィルを持つ。
まあ、なんとかなるだろう・・・亜里(津高1年)が中2だった時に高校生のセンター現代文の授業に入れたのも、こんないい加減な流れだった。

非難する系
blame 人 for  内容
charge 人 for  内容
accuse 人 of  内容

人に無理やりVさせる系
force 人 to V
oblige 人 to V
compel 人 to V
make 人 V

説得してVさせる系
encourage 人 to V
encourage 人 into ~ing
talk 人 into ~ing

・・・などのレベルだ。
これなら中学生で英語が得意な生徒でも入ってこれる。
逆にこのあたりが分からない高校生は地獄を見る。
曜日は毎日少しずつ。
なにしろセンター試験まで1年を切った高2がいるのだ。
一挙に飛ばす。
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センター試験に失敗した理系の選択肢

2009年01月20日 14時52分40秒 | 大学受験
塾教材の展示会でお会いした長坂先生と生川先生、「かしわ家」に行きたいという。
大歓迎である。
ただ、店が開いているかどうか・・・臼井に電話。
「たぶん開いていると思うけど、・・・そういや今日、シンプルの取材が入ってるから開けるはずや。僕も今から行くとこやけど・・・」
確かに地域情報誌の『Simple』の取材、それも提灯記事じゃない取材が入ったって聞いたよな。

カウンターには臼井と越知の親父さん。
越知の姉ちゃんはというと、取材当日とは思えぬいつもの装いでカウンター内に鎮座。
カウンター内暴力ならぬ迫力は健在である。
開口一番・・・「先生、元気になった?」・・・これだ。

センター2日目の夜、姉ちゃんは臼井を伴って塾にやって来たが、俺があまりのショックに職場放棄。
里恵(7期生)から姉ちゃんと臼井登場の連絡が入ったが、コタツの中で不貞寝していたのだ。
「まあ・・・少しずつ社会復帰を図ってはいるけどな」
越知の親父さんがやって来て「先生には早く元気になってもらわんと・・・いつものような笑顔でおってもらわんと」
臼井がテーブルに水を運んでくる・・・いつもの「かしわ家」がそこにある。

国公立理系がセンター試験で崩れた場合の話となった。
やっかいなことに生川先生の教え子にもウチの生徒にも当てはまる。
そんな生徒にとり、志望大学が名城大学となるケースがほとんどだ。
学費の高い理系ゆえに、下宿する費用が頭痛の種・・・今どきの高校生、俺たちの頃以上に親孝行なのだ。
つまりは私立大学でも家から通うなら親の負担も軽くて済むだろうとの読みだ。
いい子やな・・・。
でも、俺や生川先生の考えは少し違う。
名城大学と同じか、少し低い偏差値あたりで就職に強い私立大学がある。
金沢工業大学だ。
最近、トヨタ内部の情報を漁っている俺にとり、名城大学と並んで金沢工業大学のトヨタ内部での躍進が頻繁に耳に入ってくる。
これまで大手を振って闊歩していた名古屋大学出身者が傍流に追いやられているという・・・ホンマか?
かつて金沢大学で大学生活を送った長坂先生と生川先生、俺なんかより遥かに金沢地区での生身の情報を持っている。
私立大学ならば、教授陣はどこかの国公立大学を退官した教授を連れてくるのが定石。
しかし、金沢工業大学(地元の人々はキンコウダイと呼ぶらしい)は人材育成に取り組み、生え抜きの教授陣が中心となっている。
学生に対する要求も就職を見据えた上でのハードルを課している。
就職時には、名前だけに依存する旧態依然とした大学の学生たちに比べ決して遜色はない。
むしろ凌駕して、企業の受けもいい。
そんな大学が北陸・金沢にあるのだ。

こんな時代だ。
名前だけに振り回されず、不況でも就職に強い大学を選択すべきだ。
金沢って街はこよなく学生を愛するんですよ・・・懐かしそうな顔で生川先生が言う。
下宿代とひと月の生活費・・・下宿に贅沢しなければ、金沢ならひと月6万あたりでやっていける。
バイト代をやりくりすれば、授業料はともかく、生活費は自分の稼ぎでなんとかなる。
ここは金沢工業大学・・・お奨めの大学である。
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あの頃を忘れない

2009年01月20日 14時03分13秒 | 塾長の友人

今日は教材の展示会。
長坂先生からBBSに書き込みがあり、3年ぶりに出席した。
この2年間は展示会が終わってから、三重教材や育伸社の営業マンの突っ込みでそれと知った。
かといって、何が見たいでもない。
育伸社の山中さん、すっと近付く・・・さすがやわ。
そうそうそう・・・何がみたいどころか、準備せなアカンもんあったわ。
「山中さん、育伸社の私立中学教材送ってや・・・算数・国語・社会・理科を2部ずつ」
「誰か受けるの」
「ああ、私立中学受験はかまへんけど・・・獲物がやっかい」
「どこ」
「灘中」
「そりゃ大変やな」

袴田さんがやって来て、会場を出てお茶を飲みながら世間話。
岐阜県の塾業界の動きだ。
佐鳴が可児に進出したが、飯田先生とこ(東進ゼミナール)が撃退したやら、その後にITTO個別が入って健闘してるとか。
あげく、飯田先生が岐阜に拠点を持ったやら。
「ええっ、飯田先生って温厚な先生やん。そりゃ攻められたらディフェンスするやろけど、可児地区から他へ撃って出るってタイプやないやん」
「確かにそうだけど」
「争いを好まへん人やん」
「中西先生との話し合いのようだから」
「中西先生って時学館の中西先生?」
「そうそう・・・」
「そういや久しぶりに、中西先生元気かなって、時学館のHPを検索したけど該当なしやったな」
「飯田先生と中西先生との間でどんな話し合いがあったかは分からないけどね・・・、二人の話し合いでこうなっちゃった」

中西先生と初めて会ったのは何年前になるのか。
会ったその夜に「俺の家に泊まれよ」と拉致ぎみに岐阜まで連れていかれた。
強引だが、人なつっこい・・・こりゃ、カリスマ性のある人やなと舌を巻いた。
奥さんに言わせると、「初対面の人を家に泊める人も珍しいけど、勧められたからといってのこのこ泊まりに行くアナタもどうかしてるわ!」となるらしい。

家に行く前に、岐阜の市役所近くにあった時学館に連れて行かれた。
鍛えられたスタッフたち・・・その印象は新鮮だった。
ウチの塾なんぞ、学生の講師が教える「偉大なるアマチュアリズム」の権化。
そんな塾の主催者たる俺にすれば、中西先生のスタッフへの徹底ぶりは羨ましくもあったのだ。
中西先生の家でお風呂に入り、二人で酒を飲んでいると職員たちがやって来た。
そこで始まる教育論・・・活気があった、熱かった。
若いスタッフが俺に質問を浴びせる・・・たじたじする俺。
助け舟を出す中西先生、「中山先生は皮膚感覚で塾をやってる。マニュアルはないんだ」
そしていつしかスタッフたちが帰り、再び二人で飲み始めた。
「中山先生、ひとつだけ僕からの注文!・・・いい?」
「いいっすよ」
「絶対に二代目を作りなさい」
「中西先生は塾を息子さんに継がせる気なんすか」
先ほど、礼儀正しい挨拶をしてくれた小学生の男の子を思い出した。
「いや、世襲じゃなく、講師から選びなさい」
「俺は継がせるなんて考えたこともなかったな。一人でやって、一人で去っていく」
「今の画一化された公教育だけでは子供たちは育たない。我々のような私教育だけでも育たない。公教育から漏れるような子供たちを多種多様な塾がサポートしていく。お互いが補完しあってこそ、次世代の日本を託す子供たちを育てることができるんです。それには塾が一代で終わったら駄目なんです。いい塾は残さなくっちゃ・・・残っていくことが地元に対する貢献なんです」
かつて公立高校で教職に就いていたプロフィルを持つ中西先生の言葉は説得力があった。
岐阜には凄い先生がいる・・・心底思った。

ゆとり教育をめぐって皆が熱かった時代だ。
時学館の中西先生、モノリスの岩井先生、開明学院の永橋先生、そして東進の飯田先生・・・多士済々の塾の先生方とお会いし、俺もまた多少なりとも大人になった。
あんな時代があった・・・懐かしいねえ。

コメント (1)
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