『 HARD & LOOSE 』 れいめい塾 津市久居

塾頭の『れいめい塾発 25時』
三重県津市久居にある学習塾『れいめい塾』の塾頭のブログです。

1月31日

2006年01月31日 11時33分31秒 | Weblog

昨夜、めいが俺に聞いてきた。「明日は私立高校の送り出しあるの」
明日から私立高校受験が続く。一発目が三重高、しかし全員が受けるわけでもない。ここは高田を本命としているクニに敬意を評し、高田前日の夜にでもやろうか。

森岡が選んだ選択・・・17日の早稲田第一文学部と21日の商学部。
愛が東京大学に合格するかどうかが今年のウチのメインとすれば、久居高から早稲田に現役合格するかどうかの森岡が裏のメイン・・・。
まあ、表とか裏とかってのは格闘技系が好きな奴には分かるフレーズ。別段、他意はない。
しかし森岡、今日も期末か中間か、とにかく試験で久居高校に出向いている。

愛からSOS! 「灯油がありません」 古い塾へ行くと千尋と愛が空っぽの灯油缶を抱えて車に乗り込んでくる。
「あれ、千尋。オマエは今日から名古屋の親戚とこに行くんじゃなかった?」「いえ、明日からですよ」

古西が多少のいらだちを感じさせながら姿を見せたのは昨日のこと。
「大西さんは来るんかな」「さっき電話があって風邪が治らんらしいわ」「千尋やけどさ、明日から名古屋の親戚の家で泊り込みや」「立命館か」「そうそう。だからこの二日しかチャンスはなかったんやけど」「風邪やしな、仕方ないやん。で、千尋が塾に戻るのは?」「2月5日かな」「二次の国語はそれからやな」「まあ、千尋ちゃんも担任からはオマエなんか無理なんて言われて逆に神戸大学にしてテンション上がってるんや」

近くのセルフで灯油を入れながら話す。
「大西君としたら塾に来て万が一にもアンタらに風邪をうつしたら、と思てるねん」「私もテンパッてるし」と愛。「でも古西が、明日の夜の愛の授業は大西君でも譲れへんてえらい剣幕やったわ。あいつにすりゃ、初めて担当した学年、そして最後の学年、センターが終わって志望大学が射程距離に入ったわけや。ここはどうしても合格させたいんやろ」

そういや、昨夜中塚(三重大学医学部物理担当)もやって来た。
「荒井君、思考はいいんですけどね、計算をよく間違える」「理系やのにねえ」「名古屋工業大学は答えだけなんですよ」「それが?」「記述なら思考さえ当たっていれば部分点が貰えます。だけど答えだけだから間違ったらアウト」「なるほど・・・、でも荒井、かわいいところあってさ。僕は中塚先輩を信頼してるから、中塚さんに最後まで付いていきますってさ」「そうですか」「そういや、センターの送り出しの時は四日市からすまんかったな。ところで今はどこの病院?」「今週から大学病院です。そして来週から松阪中央」「そりゃ楽になった。橋本君が話していた田丸ドクターからは希望の日があれば掲示板にでも書き込んでほしいって言ってたから、中塚君と山岸君とで相談してウチの掲示板にでも書いておいてよ」「わかりました」

新しい塾に戻ると由子がやって来ては「先生、灯油がありません」「またかいな」「え?」
再びセルフまで、そして戻ると森岡が勉強している・・・立命館の英語だ。
「これで明日からは高校へ行かなくてええんやな」「ええ」「立命館はいつからやった」「明後日からです」

あゆみには甚ちゃん。あゆみは明日から皇學館。明日の1教科入試には沙耶加といっしょに行くとか。沙耶加は数学の1教科、あゆみは国語の1教科・・・。

岡田がやってきて今日受けた大学の問題を解いてくれと・・・明日からは三重高、高校入試開始前日に勘弁してよ、と思いつつも即興で英語を解説。まあ70%弱かな。しかし日本史は岡田本人が得意なはずなので却下。中3の群れの中へ・・・。
そこへ有加里が姿を見せ、「明日から名古屋のホテルで過ごします」
「なんで?」「だって試験会場が遠いから」「で、今回はお母さんは付いてかへんよな」「どうして?」「えっ!付いてくの?」「うん」「・・・お嬢様やから仕方ないか」
有加里は明日から立命館3連荘、その後に関西大学2連荘。

徳武がやって来る。昨日の中塚といい、今日の徳武といい、こうも頻繁に俺とスキンシップをとっていると想像されても困る。二人ともバイト料の請求書を持ってきたのだ。
徳武に聞く、「千尋は神戸大学に決めそうやけど、千尋の数学どない思う?」「神戸大学の問題は見てみたんですが、センターより少しだけ難しい程度。彼女だったら変なミスさえしなければなんとかなると思うんでうがね」「記述が慣れないとかグチャグチャ言ってるようやけど、国語と英語はなんとかボーダーより上は叩けると思うんやけど、やっぱり数学が一番怖いわ。神戸の配点は?」「大問3で1問25点の計75点です」「愛も東京大学受けるみたいやけど・・・」「彼女は精神力が強いかな。まあ、実力は付いてきているように思うんですけどね」「愛にも言っておいたが、君さえ良かったら週に一度の授業を増やしてくれたらいいから」「愛ちゃんからも言われてます。時間をみつくろって来るようにしまう」「頼むわ」

一応、今日は中1の日だが、ごった煮の状態で時間が過ぎていく。

珍しく甚ちゃんがパソコンを一心不乱に叩いている。
「何を打っているの」と俺。「いやあ、龍神から渡された英単語のプリント。過去問を解いていて分からなかった単語でしょ」「これ、俺が昔渡されたプリントやん」「そのプリントどうしたんですか?」と詰問調の甚ちゃん。「これな、年末の暴風雨の清掃の時に無くなったんや」

その龍神と過ごすのもラスト一週間となった。
母親に連れられて初めて塾にやって来た龍神、機嫌悪かったな。あれから3年・・・。
尽きせぬ想い、・・・あるよ。
今日も、龍神だけは頭を下げて帰っていった・・・失礼します。
昨日の夜は、数学をしていた時間は今にして思えば無駄だった・・・そう言う龍神に俺は反駁してた・・・どんなことをしても無駄なんてないねん。
年齢差は30以上になっちまった。
それでも何がしか、同じ土俵上で勝負できるものがある。
龍神は8日に久居を発ち、上智・慶応・早稲田の巡礼に向かう。
最後の日に俺は何を言うのだろう・・・泣いてしまいそうな気がする。




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1月30日

2006年01月30日 01時18分29秒 | Weblog

鳥羽の先生から慌しい電話、知り合いが日赤病院に担ぎ込まれたとのこと。
この電話は二日前のことで、昨夜少しは落ち着いた声で二度目の電話・・・結局は亡くなった・・・アンタの親族か?と聞く俺に先生、一喝・・・OOOのママやわ!
別段伏字にするのは世を憚る意味はなく、店の名前を忘れてしまったのだ。
鳥羽の先生が懇意にしていた店だ、俺も何度か飲みに行った。デンちゃんも行ったはずだ。娘たちは的矢湾沿いにあるキャンプ場でお世話になった。
思い出した・・・うらら・・・店の名前は『うらら』
最近では伊勢の料亭『柚子』での二胡の演奏会で同じテーブルに座った。

大阪時代がレイコ姉とすれば、鳥羽の先生にとっては故郷での第二のレイコ姉とも言える、そんな精神的な支柱だった。
毎週のように『うらら』で時を刻んでいた鳥羽の先生の心中、去年より続く連鎖を思えば、察するに余りある。
ふり絞るような声、「だんだんと俺の居場所がなくなる・・・」

二胡の演奏会で俺に言ったっけ、「この前に伊勢道を久居インターで降りて23号に入ったのよ。そしたら高架、あれJR、ああ近鉄なの、その高架から先生とこの塾が真正面に見えて、ああこれがれいちゃんとめいちゃんのお父さんがやってる塾なんやって」

59歳、調理場で気分が悪くなり常連客が座敷に運ぶときに気を失って倒れたという。
うらやましい・・・。
俺もまた、この塾で生を全うできればと思う。少しだけ希望を言わせてもらえば、娘たちはいいから奥さんがそばにいてくれればいい。
合掌・・・。

小林が今日から京都産業大学に臨む。
依然として兵站線は続いている・・・。
そして今日は1月30日、三重高入試の2月1日まであと2日・・・。
その1日から関西地区の主要大学の入試が一斉に始まる。
関西大学、立命館・・・そしてこの地区でも皇學館教育がスタート。
・・・擾乱が始まる。


午前7時に奥さんから起こされる。
今日は燃えるゴミの日、いつものように塾内を駆けずりまわる。さらに汗のひとかき・・・娘たちを起こしにかかる。
なかなか起きない、その間にも奥さん、とめどなく大阪から携帯や家の電話をかけてくるものの娘たち微動だにせず。

午後8時、娘たちは家を出て行く。ぎりぎりの電車のはずである。

昼になっても大西君の姿なし、龍神がやって来て「今日は大西さん、来る気配ないっすよね」
聞けば津高、センターで800点以上叩いた生徒が30人もいたとか・・・。
これは津高がすごいんじゃなくて、この学年が相対的に優秀であること。そして指導陣も優秀であるということ。
この指導陣が今年の4月からのニューカマーを教えることになるわけだ。

大西君から連絡、ひどい声だ。「風邪がなかなか治らなくって、万が一にでも受験生にうつしたら大変ですから・・・」
登板日はまた追って沙汰、じゃなくって連絡するとのこと。

由子の関西外語の問題の解説をさせられる。
日本人は脳の通常のシステム、通常は左脳が論理をつかさどり、左脳が直感をつかさどるとのシステムが他の外国人と違い、ひとつの場所で論理的思考と直感的思考をつかさどっているそうな。ゆえに日本の伝統的幻術には、感情の発露が作品となるのが芸術であるはずなのに、諦観や抑制が芸術を支配しているという特異性がある。これは幼児より抑圧されることに慣れてきたがために、論理的思考と直感的思考が混在化し、結果として自己主張の能力に乏しく、これが英語習得の足かせになっているという内容・・・ホンマかいなと思いつつ、読みながら即答で設問に答えていくとサラッと2つミスる。
アホやん、俺! やっぱり外語系の問題て嫌いや。

森岡がやって来た。
「なんとか間に合いそうか」「明日の消印有効ですから、なんとか」
森岡が早稲田の応募要綱をネットで注文したら、なんと到着が今日! そして締め切りは明日31日の消印有効・・・綱渡り。ぎりぎりセーフである。
森岡が言う、「一応早稲だの商学部に出願しようと思うんですが、他の学部をどうしようかと」「他の学部なあ・・・」
正直言って商学部以外は厳しい。順当なら社会学部、21日が入試日の商学部に社会学部は翌日が入試日。あるいは前日の20日は政治経済、しかし政治経済はきつい。
「一文は難しいですか」「国語やろね」「どうしようかな。日本史なら悪くとも80%はいくんですけど・・・」「何年間分解いた?」「3年間は」「なるほど、じゃあ勝負は国語や。考えても仕方がない、今からやってみたら」
森岡の去年の第一文学部の試験が始まった。

午後9時、小林が帰っていくところをキャッチ。「どやった、京産」「まあ、・・・時間内には書くには書けたんですが。英語はともかく国語が・・・」

森岡の試験終了、39問中28問・・・ざっぱに70%とというところ。これで英語が70%を叩けりゃ合格だ。
「英語は解いたことあるか」「いえ、まだ」「早稲田の一文は英語である一定以上の得点を取らないと国語や社会は採点してくれへん。足切りやな。さ~て、どうする? 今、午後11時30分や。今からやってもいいし、傾向だけなぞってもいい。それ次第で決めよや」
森岡が英語のゲタ本(全国入試問題正解という名前の分厚い本)を手に取った。
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1月29日

2006年01月29日 14時23分08秒 | Weblog

古西から午前1時を過ぎて電話。
「大西さんに電話したんさ」「なにを?」「千尋ちゃんがさ、神戸大学を受けそうなんや。となると国語がなかなか重くなる。それで大西さんに頼んだんや」「どやって?」「明日、いや今日か、今日の昼には塾に行くって」「そうか、・・・で、千尋の家の方では神戸大学で意見の一致をみたんかいな」「金沢大学が出てるらしいけど千尋ちゃんは金沢を受かっても立命館へ行くって言うんや。受かっても行く気がないんやったら神戸で勝負したほうがええやん」

まだまだ千尋がどうなるか分からない。京都の立命館、金沢の兼六園・・・じゃなかった最近郊外に建った金沢大学、どちらでもええような気はするけどな。

「俺さ、明日は家族揃って弟の大学見学ですわ」「流通経済大学か」「ああ、茨城の田舎まで車ですわ。運転は親父に任せて俺はシート倒して寝てますわ」
流通経済大学は大学サッカーの1部リーグの名門、古西・弟はまだまだサッカー漬けで行くようだ。

奥さんが大阪の実家に戻っている。午前8時に電話が鳴る・・・奥さんである。
言いつけ通り、家に戻って娘たちを起こす。なかなか起きない。こんなときは奥さんのルーティーンに頭が下がる。

なんとか起こした娘たちを連れて昼ご飯の買出しに。
チャンコ鍋だ。といってもチャンコ出汁を買い、それに具を入れるだから大したことはない。チャンコ出汁に書いてある具、鶏肉・白菜・ネギ・油揚げ・豆腐を買って終了。請求額が5000円もしたのは娘たちの買ったお菓子や文房具があったからだろう。
家に帰ってさっそく料理に取りかかる。
れいが鍋に出汁を入れて火をかける。そして鶏肉をキッチン鋏で切っていく。俺は昨日から洗ってない食器を洗い、ネギや豆腐を切っていく。
めいはあいと二人で洗濯物を取り入れ、布団を干している。

聞けば昨夜の夜ご飯は娘たち三人でうどんを5たま入れて食べたという。げに恐ろしき食欲、ゆえにチャンコにもうどんを6たま入れようとしていたが、鍋が一杯で入らない。仕方なく5たま、足らなかったら追加するということで食べ始める。
さすがに食べているときだけは静寂が支配する。
「やっぱりたくさん具が入っているからうどん5たまで十分やったな」とあいが、最初にご馳走様。俺は午後から中3の全国模試の試験をする予定なので、名残を惜しみながらご馳走様。塾に走る。

大西君から連絡が入る。
微熱があるため、今日の授業は明日へ移行してほしいとのこと。それは構わないが、それを連絡してくれたのが女性・・・これには十分構うで。

試験時間終了とともに中3が試験用紙を回収し次の試験を配っている。何を指示することなく全国模試が進んでいく。やっとここまで来たか。

ブログを見れば、れいめい原始共産制のアニマとも言える里恵、今日は琵琶湖の東まで出向いてるやん。神出鬼没、できれば琵琶湖北部、湖北にある旅館で復古庵か復古亭か復古・・・いつものクセや。とにかく探しといてくれよ。もしかしたら懐古堂、いや懐古庵・・・。

森岡の早稲田商学部日本史の旅が終わる。
1998年度80%、1999年度88%、2000年度65%、2001年度75%、2002年度74%、2003年度80%、2004年度78%、2005年度90%・・・。
ここは一挙に畳み掛ける・・・といきたいが、明日も久居高校では享楽追求型の生徒たちによる形骸化した試験のようなものがある。
ため息が出る・・・。

夕食時である。晩飯は何をつくるのか気になって電話してみる。
料理担当のれいが「八宝菜でもつくろうかと思ってるんやけど」「昼のチャンコは残ってるの」「うん」「じゃあ、おじやでもやったら」
昨日、始めて子供たちにお弁当を作ってもらった。新玉亭のプラスチックパックにスパゲティとサラダが入っていた。
福井のオッチャンの子供は男ばかりで3人、俺は娘ばかりで3人。子供に感謝するのは子供が男か女かで違うだろうが、まあささやかな幸せにでも浸っておこうか。

全国模試の自己採点がアップしてきた。
瞭が459点、佑が429点、慎也が415点、理恵が416点・・・、理恵がしぶとい点数を取るようになったかな。

鬼の居ぬ間の高2英語シリーズ2日目。
英文法が話にならない。岡南以外はダメ、高1レベルだ。特に知っていればすぐに分かるイディオムを取りこぼす。桐原の腹筋が全くできていない。
桐原は表裏で4枚、これを毎日1枚ずつするように指示を出した。所要時間は45分、絶対にそれ以上の時間をかけない。高1から延々とやってきたキャリアもあるだろうし、それ以外にもすべきことは膨大にある。
懸念しているのはやはり英単語。これも個人差はあるだろうが時間と決めるべきだ。ダラダラやっても効果はない。

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1月28日

2006年01月28日 03時29分33秒 | Weblog

午前3時・・・シラフである。というか、飲む酒がないと言うべきか。
明日、いや日付的には今日の森下の英語の授業は中止。それもあってか、数日前に森下から高2には今月中にターゲットの800までを完璧に!って通達を出してあるからねと念押しを頂く。俺が日本史を受けるめいを通して高2に伝えた途端にざわめく。これが高2のアカンタレなとこやね。計画性がない。森下に言われているなら、毎日量を決めてこなしていくだけ・・・それができない。

毎年のように受験生を見てきたうえで極論すれば、英語ができるかどうかは英単語の量に比例する。至極当たり前だと思うけど、英文のなかに分からん単語が少なければ少ないほど英文が速く正確に読めるはず。
例外といえば紀平、なにしろ prejudice(偏見)という単語すら分からなくて偏差値70を叩いてた。でもあの芸当、国語に秀でていたからこそ可能な技。
努力しても覚えられません・・・それなら大学入試に臨む資格はないよ。
名前さえ書ければ合格できる大学へ行けばいい。三重県にも一杯あるやん。

高3で英単語が貧困だったのが沙耶加・荒井・岡田・あゆみあたりか・・・。努力不足と言ってしまえば身も蓋もないが、英語の出遅れが全ての教科に影響を及ぼす。
なぜ、去年の今頃に英単語をみっちりとやらなかったのか・・・ホンマ断腸の思いで俺はこの4人を眺めている。

隣の教室で英単語を勉強している3人、岡南とれいとめい・・・甚ちゃん情報ではほぼ全員が眠りこけているそうだが、ここが勝負所。この時期に英単語をある程度攻略していくのが、来年に笑うための必要十分条件・・・徹夜?大いに結構! 英単語が全てに優先する。

明日からの週末は森下が不在、しかし大西君がセンター試験以降の初登板? 愛の東京大学合格の片翼を担うことになる。もう片方の翼は数学、ウチの塾で教え始めて三年目の徳武の正念場。そして英語と世界史がほぼ仕上がった観のある龍神、唯一のネックの古典にも大西君投入。さらに久居高校から初の現役での早稲田合格がなるか、森岡のネックもまた国語・・・大西君がウチの塾で過ごす2月、メチャクチャ熱い。

午前9時に奥さんを中川駅まで送る。
大阪の実家の引越しは終わったが、まだまだ新しい家にはダンボール箱に入ったままの荷物が多い。それを出しては部屋のあるべき場所に片付けていく。今回が最後ではなく、部屋の中が落ち着くにはまだまだ当分先になりそうな予感。

中3に去年の三重高の試験を配る・・・数学から。おいおいおい、少し前にやった時計算・・・短針と長針が重なるやら、一直線上になるやらという問題出てるやん。

午後7時あたり、有加里が姿を見せる。
「ええ調子やったらしいやん」「誰が言ってたんですか」「龍神」「もう、龍神君は・・・」「おしゃべりなんや」「いい出来だったかどうかは分かりませんけど」「次の試験日は?」「2月2日」「とうとう立命館か」「ええ」

小林も初日の試験が終わって塾に顔を出している。
「どやった」「はあ・・・まあ」とこのあたりの雰囲気はいつも通り。それが怖いんやけどな。

里恵が一升瓶持参で登場。「はい、これ」「なんや、これ」「ブログ見たよ、お酒ないんやろ」
まさしく原始共産制である・・・。

大西君は来なかった。といっても前から授業が入っていたわけではないのだが・・・、来ると思ったのは俺の先入観だったか。

森下不在で俺が急遽高2の英語の授業をすることに・・・。
お題は早稲田2001年度の大問4・・・ビタミンDの話。
解きやすい問題でもあり通常なら15分くらいで通過しなくちゃならない問題だが、高2でもあり30分・・・。
設問11で岡南とれいがミス3、悠志とめいが6。
その後にやった代々木のマーク模試の2番A問題の文法10問で岡南が完答、悠志がミス3、れいがミス4、めいがミス6。文法問題が急務かな。


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1月27日

2006年01月27日 03時27分49秒 | Weblog

今日は2006年度の一発目、有加里の同志社女子大学の受験である。
今やっと、高2の陵の英単語の試験が終わった。
午前3時半・・・試験が終わったのは1時間以上前だが、グチャグチャとアホな話をしていた。俺のグチを陵に聞いてもらっていたとも言える。
国語が秀でている人に限って全体が読めないなって話だ・・・。
唯一の例外は紀平・・・それも話した。
国語を縦軸にして過去20年間のウチの塾の編年体・・・果たして陵がどのように受け取ったのか・・・。
国語の得意な生徒に限って自分を取り巻く人々の声が届かない。

古西の『竜馬』がかなり効いている。龍神に起こされると二日酔い。「早稲田政経の赤本ありませんか」という龍神と二人、人気のない教室を探す。

試験が終わったはずの有加里からの連絡はまだない。
気がかりを押しやりながら森岡とランデブー、早稲田大学商学部2001年度。
再びミス1・・・答えが間違ってるんじゃねえか!と毒づきながら解説に入る。
森岡の出来は75%くらいかな。解答してない問題や、しなくてもいいミスをしている。英作文では「修理する必要がある」で、needs repairing の3単現の s を忘れている。
中学1年レベルのミスではあるが、今まで本格的に英作文なんかやってきていないから仕方がない。
アキちゃんもそうだった。名詞の前に置く冠詞の a やら the を試験直前になってもよく忘れていたっけ。
まだ20日ある、少しずつ少しずつ・・・。

龍神がぶつぶつ言う。「今日はホームルームで高校へ行ってきたんですけどね。無駄な4時間を過ごしたな。そうそう早稲田の法学部の去年の奴なんすけどね。1番がめちゃ難しい。これなんとか短時間で解く方法ないすかね」
早稲田の1番・・・アダムスミス以前にも中央銀行をつくり紙幣発行を主張した人物がいた・・・ギャンブル好きであげく人を殺して他国へ逃げ、その地で経済学を学んだ・・・すごいね。
早稲田1番をなぞりながら「有加里にメール打ってくれへんか」「いいっすよ」「すぐ塾に電話しろって・・・有加里の奴、今日の試験の報告ねえからな」「ああ、有加里ちゃんなら古い塾にいましたよ」「なんて言ってた」「まずまずって、なんや嬉しそうでしたよ」「じゃあメールはいいや」
とりあえずは何とか受験会場へ行けたらしい。それで良しとしようか。

さて、明日からは小林の近畿大学。
今年一番受かってほしい人の登場やね。

千尋はまだ揺れているようだ。
「家のほうでは金沢大学の名前が挙がってるようやけどな。金沢と立命館やったら立命館に行きたいて言うしな。そやったら、立命館をゲットしておいて神戸勝負したらいいのにな」とは古西のコメント。

中3は三重の平成16年度が終了。15年度の国語の難度の高さ・・・というよりはセンター試験を意識したと思われる二択までは容易に絞れる問題。しかし、三島由紀夫なんぞという千の顔を持つ男、文学界のミル・マスカラスを問題文としたがために、解答を選ぶ際にその文章中には根拠がない設問が多々あるという完成度の低い問題。そんな問題から一転して、平成16年度は疾走感を感じながら小気味良く解いていけるジェットコースタームーヴィーみたいな問題に変わっていた。

三重高、残る過去問は去年のみ・・・。
明日で三重高は打ち止めかな。

またもやコンビニが開店した。百五銀行に行く途中に気づき、帰りに寄ってみた。
開店セールで弁当やおにぎり、サンドイッチが全て50円引き。
肉饅も20円引きになっていたので、仁志に敬意を評して158円の海鮮肉饅を買ってみた。これまずいよ・・・仁志、なんとかしてくれよ。
しかし最後の最後にディープ・インパクト!
女子店員・Eちゃんの愛想の悪さ・・・これはスゴイ!本物や。史上最強の無愛想・・・世界とまではいかへんけど十分に久居は震撼するよ。まずは話のネタに一度体感すべきやね。

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1992.10.27ケーキ投げ大会!

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