『 HARD & LOOSE 』 れいめい塾 津市久居

塾頭の『れいめい塾発 25時』
三重県津市久居にある学習塾『れいめい塾』の塾頭のブログです。

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10月28日

2005年10月28日 18時06分15秒 | Weblog

お約束通り、日付けが変わった頃から始まったマージャンは「今日だけは」という杉野を加え久しぶりの4人マージャン。
杉野は週に一度は休んで・・・と健全な生活を考えていたんだろうが、ウチの塾独特の急流に呑み込まれたとみえいつしか休みはなくなってしまった。そんなこともあって、受験生生活初のつかの間の休息・・・しかし俺としては打牌に手加減を加える気は毛頭ない。

午前5時に古西のギブアップ状態で終了。終わってみれば征希と俺に若者たちが花を持たせてくれた格好。

昨夜は瞬く間に高2のプレゼント「宮の雪」が空っぽになり、谷や富永・正知持参のビールもかなり飲んだはずが、「先生、からんでいいですか」から始まった富永の口撃、さらに肩に噛み付くというまさしく生身の攻撃にさらされ、延々としゃべり続けた、叫び続けたのが良かったのか、起き上がった正午には二日酔いの兆候なし。

奥さんにジャスコに連れて行かれ、ワイシャツを買う。
癌に脳梗塞を併発、入院後半年で亡くなった最愛の叔母の末っ子の結婚式に出席する準備だ。

ただひたすら話続けた半年間。脈絡なく巡ってくる反応に一抹の期待を抱き、ただひたすら延々と話続けた。あの経験で俺は何がしか強くなれた気がする。
それを今、杉野がリアルタイムでやろうとしている。
先週に引き続き明日、再び杉野は挑戦する。

橋本ドクター、午後8時から特別授業のスタート。
第一講は、最も効率のいい勉強の仕方について。これは内容からして中3全員に出席するように指示。杉野と隼人と高2が教室の後ろに席を占める。
俺も言ってはいるが、一旦学んだことを完全に忘れてしまう前に、つまり短記憶が短記憶で終わる前に復習する。その復習には初めて勉強した時より時間短縮を心がける。それを計画を組み何度も何度も繰り返す。
このことを橋本ドクター、プロジェクターを最大限に駆使して図式化して生徒たちに見せてくれた。俺が口で言うより何倍も説得力がある。
そして理科や社会などでは太文字の重要ワードを定義する重要性を提案。そのワードの定義を人に説明できるレベルにまで習熟する。
人に教える・人に教えてもらう・・・これはウチの塾が他の塾と端的に違う点である。
教務力の課題として、完璧な解説&説明は重要ではある。しかしいかに教える側が芸術的な解説をしようとも、教えられる側が理解しているのかどうかは定かではない。生徒個々の理解度を確認しようとすれば、誰かに教えさせればいい。
俺はこれで20年来やってきた。しかし難点は時間がかかりすぎるということ。
橋本ドクターはだらだら勉強してはだめだと言う。俺もそう思う。では、なぜウチの塾生が塾で暮らす時間が他に比べ長くなるかといえば、ひとつに「他人を教えさせる」などの行為を通して、個々の理解度を俺の皮膚感覚で測ろうとする時間が余分にいるからだ。
この相反する問題・・・本質的な理解を目標とした場合、その確認のために多大なる時間を必要とし、その結果塾での拘束時間が長くなる・・・これをどのようにクリアするかが当面の課題だ。
各自が「教えあう」という行為に戦略的価値が十分にあるということを認識すること。
こう言うのは簡単だが、実際は「人に教えてあげてる」時間が自分の勉強にもなっていることを実感できる生徒は少ない。
橋本ドクターの授業をきっかけとして、「人に教えること」をポジティブに捉えることができる生徒が一人でも増えることを願う。

高2対象の化学の授業が終わり、甚ちゃん・杉野と連れ立って塾の前の『大将』へ。古い塾で英語の授業中の古西、「まだかかるか」と聞くと「今から10分で終わるコースも用意してますけど」と笑う。「じゃあ、そのコースでお願いね」
古西、すかさず生徒たちに言ったそうな、「社長からのお達しや、今から10分で超最速で授業を終わらせるぞ」
午前0時をまわり、森下が京都から帰還して合流する。
この飲み会での新情報・・・橋本ドクターの娘の名は・・・康葉(やすは)。
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