トリからキノコ 自然見て歩き

足の向くまま気の向くまま トリからキノコまで
自然の中が心地よい

ビカクシダ

2013-08-01 | 樹木 草花


今日から8月
8月が始まったばかりというのに地域により大雨 猛暑 低温と日本列島は自然環境に翻弄された

新宿御苑の新装なった温室にビカクシダがあった
ビカクシダ(麋角羊歯)の麋は中国の伝説の動物で鹿に似ている
切れ込みのある葉をこの角に見立てての名前

シダの仲間では多くは葉の裏側に胞子嚢(ソーラス)と呼ばれる赤いツブツブが有ってここで胞子を飛ばし繁殖する  葉の表では光合成をして栄養を作るという形をとる
中には栄養を作る葉と胞子を飛ばす部分が別のものが有る
代表的なのがツクシ
ツクシ誰の子スギナの子 というがスギナが栄養葉でツクシが胞子葉といわれる

ビカクシダも貯水葉(写真中央の大きな葉)と胞子葉(切れ込みのある細長い葉)に分かれている
葉は茶色く枯れても落ちず付いたままでその間から新しい葉が出てくる

ビカクシダの花言葉と言うのが有った:信頼 助け合う と言うらしいが花の咲かないシダに花言葉とは面白い
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする