トリからキノコ 自然見て歩き

足の向くまま気の向くまま トリからキノコまで
自然の中が心地よい

ガビチョウ

2013-01-15 | 野鳥


枯草の中でガビチョウが餌を啄ばんでいた

ガビチョウはペットとして輸入されたものが放たれて野生化したもので篭脱けの鳥だ
飼い鳥ブームに乗って沢山輸入した業者がブームの去った1980年代に放鳥したと言われている
エサはすり餌で手間がかかる 色が茶色で地味 声が大きくて近所迷惑で嫌われたらしい
身勝手なものだ

声は大きくウグイス キビタキ オオルリ サンコウチョウなどの囀りを真似る
エサは地上性で昆虫や果実などを食べるので他の鳥と競合する

今や連れて来られた鳥は外来生物法で特定外来生物に指定され日本の侵略的外来種ワースト100の選定種になっている

地上性の餌を獲るので積雪の多い地域には拡大しないだろうと言われている
が 猪苗代へ行ったときに宿の主人がガビチョウが居ると言っていた

ガビチョウ(画眉鳥)の名前はは中国名「画眉」を日本語読みにしてチョウ(鳥)をつけたもの
大きさは24cm

外来生物はこれまでの環境に悪影響を与えると言うが連れて来られて一生懸命に生きている鳥に罪は無かろうに困ったものだ
コメント
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