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ベネチア本島にわたるリベルタ橋はイタリア国鉄の線路と並走するということを事前に知っていたのでミラノからバスに乗り込むときに進行方向に向かって左側の窓際の席に座ることにした。
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偶然なのかどうなのかわからないけれど、けっこう列車の往来と遭遇できたと思う。
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フランス国鉄はベースカラーを青色にする傾向があったように思うが、イタリア国鉄は緑色をベースカラーにしているように思う。
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こちらの二階建て車両は横から見るとポイントカラーが青色になっている。これは先に載せた一階建て車両の扉のポイントカラーと符合しているのだけれども、
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運転台の周辺だけが深緑色に塗られていて何だか重苦しい列車に成り下がってしまっているように思える。
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その列車の向こう側に並走する疾風ウォルフ、いや赤い彗星、いやいやイタロの姿を発見した!!
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この深い赤色、たまらん!!ちなみにベネチア本島を発着するイタロは3時間に1本のペースしかやってこないので遭遇できたのはラッキーやったと思う。
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ちなみにリベルタ橋の本土側の周辺には幾つかの貨物用の引き込み線の跡がある。
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高架線の跡であったり地上線の跡であったり、使っているのか使っていないのかよくわからないけれど、
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こういう車両もたまに見かけたりしたのでこの辺りから海上輸送をしたりしているのかなとも思う。
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ここから先の写真はベネチア本島を去るときに、今度はバスの進行方向に向かって右側の座席から線路方向を狙ったものである。
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本島のサンタ・ルチア駅方面は橋の上なのにポイントがいっぱいあって線路が複雑に絡み合っているが、
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橋の中ほどまで進むと2+2線の綺麗な線形が引かれているのがわかる。
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二階建て車両の先頭は電気機関車の牽引であったが、最後尾車両も何となく車掌室というよりも運転台も付いていそうな風貌をしている。
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前後逆から見るとこんな感じになる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6f/94/e556dc62c1a90ca52377a78ca3605c46.jpg)
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こちらは、たぶんユーロスター。こちらの都市間高速鉄道は日本の新幹線みたく、各車両に動力が分散しているのではなく、フランスのTGVなどと同じように動力車は先頭車両と最後尾の車両の運転台付きの車両にのみ存在する形態が一般的なのである。
つぎは、本島内で見つけた船と鉄道以外の乗り物について書くとしよう。
つづく
イタリア紀行☆2013☆【22】~ベネチアの他の乗り物~
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