まっしゅ★たわごと

街歩き、建築、音楽、フランス、それに写真の話題を少々

イタリア紀行☆2013☆【47】~ローマ《9》~

2013年07月27日 13時21分05秒 | イタリア



パンテオンに行く道すがら、なかなかカッコイイデザインのベンツを見た。日本ではなかなか無い感じだなあと思って写真を撮っていたら、後部スペースに何やら十字架のようなものが見えた。こ、これはもしや・・・と言うわけで撮るのをやめた。でも絵画調のものを一枚だけ載せておく。後部スペースには何も乗っていないから。。。でも、ホンマにこれカッコイイから自分の時はこんなんに乗りたいなとも思った。その頃には日本にも入ってきているかなぁ?こういうタイプ。





当初の設定していたコースでは午後3時くらいにこの辺りのジェラート屋さんを通る予定だったのだが、まだお昼ごはん前なので食べるまでには至らなかった。残念。





てなわけで、日本のグロムとの食べ比べだって当然できなかった。。。また次の機会やね。





狭い通りをグニャグニャ進んでいくとパンテオンが見えてきた。前の日に添乗員氏から頂いた「通りの名」が網羅されたマップを頂き、自分の立ち位置を簡単に確認できる方法を教えていただいたので、特段苦労することもなくパンテオンまで進むことができた。





パンテオンの前で昇降式の車止めを見つける。昔、アヴィニョンとかで見たやつとよく似ている。





日本だとたいていは手動で出し入れや取り外しをして車両を行き来させるし、時には鍵をかけたりする程度何だけれど、こちらはかなり厳重。不法をやらかす人が多いのかもねコチラは。





そしてコチラがパンテオン。映画「天使と悪魔」の中で一番最初に出てくる街の喧騒風景だったと思う。トム・ハンクスたちの背景に映り込んでいた風景を思い出し「あぁ!コレコレ!!」というよりも「アレ?こんな感じやったけ?」と思いながら広場を眺めた。帰りの飛行機では「あー!コレコレ!!」って思いながら映画を見れるかな?





セグウェイ軍団。観光客か?





いきなり、パンテオン内部。





荘厳とした内部なのに天井から降り注ぐ直射日光が眩しい。





ガイドブックには「直径9Mの天窓」と書いているけど、下から見上げても建物のスケールが大き過ぎて9Mあるのかどうなのか、全くわからなかった。9Mって言ったら2階建ての建物より高い、て言うか木造3階建ての住宅がだいたい高さ9Mなので、ホンマかいな?と言った感じ。





内部空間の大きさと装飾類の大きさが、ヒトの大きさと比べて、我々の持っている常識的なスケール感覚とかけ離れている上に、







天井がお椀をひっくり返したキレイなドーム状になっていて他の教会にいるよりもさらにスケール感覚が失われていくような気がする。あのミケランジェロが「天使の設計」と称賛したというパンテオン。2000年近く前の建物なんてとても思えないっす。





壮大な空間を出て列柱の間から外の喧騒の広場を見やると、





何故かしら、パンテオン側にいる我々の立ち位置が現実の世界で、外の喧騒が作り物のハリボテの世界のように見え、ちょっと変な錯覚を感じた。







パンテオンて、ずっと勝手な思い込みで入口が南を向いているものだと思ってたけど、実際は北を向いていた。なぜ入口が北向きなのかと思っていたけれど、陽光の射し込みの妙をより感じやすいのは北側に出入り口がある場合なのかなとも思ってみたり、けど本当のところの真相は不明。







ちなみに西側と南側の外壁はこんな感じ。。。至って地味ですなぁ。







そして、ここにも斬新な(?)コスチュームで身を固めたアノ職業の方々が・・・暑いのにご苦労さま。。。





そういやぁ、だんだん腹減ってきたなぁ・・・ぶつぶつ

つづく


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